~就活室便り#60~think for yourself | ファッション専門学校の東京服飾専門学校

~就活室便り#60~think for yourself

~就活室便り#60~think for yourself

 

 

みなさんこんにちは。就活室のHANAZONOです。4月も半ばすぎると、
何と言ったらいいんですか、こう、寒くてもその寒さに芯がないってい
うか、耐えられる、逆に耐えちゃおうかな、っていう気分になる季節に
なってきましたね。海外観光客、小学生を中心とした半袖族はまあ論外
としてそこまではいかなくても少し薄着をしたくはなります。でも結構
冒険するのは難しく、予報ほど気温が上がらなかったらどうしよう、と
かやっぱり朝晩は寒いんじゃないか、と思ったりして羽織るものは欠か
せなかったりしますが、それでも着実に少しずつですが薄着になってき
ています。冬の毛布もやっとしまいました。その毛布が大好きだった猫
たちだけは不満そうですが。その毛布と猫の写真がこちらです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

猫たちはどうか知りませんがこっちは暑いんですって。この時期は厚手
のものがどんどん減っていき、ショックを受けた猫の表情をよく見ます。
あまり感情が表に出ない印象がありますが実は猫は表情豊かだったりし
ます。なんやかんやと要求が多くて、思った以上に手のかかるペットで
す。そして今は冬毛から夏毛への抜け代わりの季節で、いくら掃除して
もきりがありません。実は極度な猫アレルギーの私にとっては花粉とダ
ブルで結構つらい季節ではあります。

それでも春って、なんかどきどきして楽しい季節ですよね。みなさんも
どんどん薄着して、この春の柔らかな雰囲気を楽しんでみてください。

 

そんな春は本当に展示会真っ盛りの季節です。展示内容はもう冬なので
すが、これくらいの季節になると出かけよう、という気分になりますよ
ね。とにかく展示会の情報を少しでも多くお届けできたらと思います。
今回は、前回途中で終わってしまった「ファッションワールドTOKYO」
の続きから始めたいと思います。今回最初にご紹介するのは株式会社ド
ラマさん、本業は古着ですが、今回はその古着からインスピレーション
を得た新作ブランドを披露していらっしゃいました。まずは写真をご覧
ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴィンテージ製品へのこだわりから、生地もあまりテンションをかけて
いないセルビッチ仕様、縫製もあえてスローなミシンを使用していたり
します。生地に関しては、こだわりは十分に感じられるものの、私が工
場長だったらあまり引き受けたくないような、ちょっと面倒くさい生地
ばっかりでした。写真をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真ではちょっと見にくいとは思いますが、縦黒糸、横白糸のデニムで
すが、黒糸自体が真っ黒ではないため縦スラブ調に見えています。その
他、重量的にもヘビーデニムが多いようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デザインにしてもやはりビンテージからくるクラッシックのものが多いで
す。昔のものにこだわればこだわるほど織機、ミシンからすべて昔のもの
を持ち出してこざるを得ず、しかもそういうこだわりって、結構現代的な
設備を整えつつある工場では嫌われることが多いんですけど、結構にこに
こしながら、「いやあ、きもちよくやってもらってます。」、とおっしゃって
いたのでいろんな企業努力があるんだと思います。特にデニム系でこだわ
りの商品というと値段も結構びっくり、というようなことも多いんですけ
ど、上代を拝見すると結構普通です。とにかくいろんな企業努力、企業秘
密があるんだろうな、と、思いながらブースを拝見しました。結局、新ブ
ランドって、好きが高じたっていうのが一番いいものの気がしますよね。
HPに全製品の画像はアップされていて、そのまま購買も可能なので、ご
興味のある方はご覧いただけたらと思います。

新興ブランド、個人ブランドのコーナーがあり、スモールブースが並んだ
コーナーがあります。以前もレポートしましたが、着物のリメークブラン
ドが結構な数出展されていて、インバウンド含め和のアップサイクルが一
つのブームになっているのかなっていう気がします。過去3回くらい続けて
レポートしてきたと思いますので、今回は割愛しました。次に拝見したの
は編み物の出展で、ちょっと、どんな力を入れて編めばこんな風になるの
かな、と、思わせる作品を拝見しました。one leaf細編み専門家。という
看板のもとご出展されていました。画像をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんかものすごく硬い繊維を糸として、高密度で編んでいられるんですけ
ど、そのおかげで、編み物のバッグがたわむことなくきちんと正立してい
ます。ちょっとこんなの見たことないですよね。写真をもう一枚。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どれもこれも型がしっかりしていますよね。糸として使っている繊維は本
当に太くて、ちょっと普通の織編の世界では見ることができません。こん
な編みにくいものどうやって編むんですか?とお伺いしたら、やればでき
るんだそうです。答えとしては簡単ですけど、そのやるのがとにかく大変
だろうな、というのは容易に想像できる、というか容易すぎます。自分で
作って自分で売って、いつも善し悪しの最大限の評価を受け続けながら、
苦行とも思える編み込みを昼夜行っていられるって、大変だなあ、と思い
つつやっぱりうらやましいですよね。私自体はものづくりは最大限に応援
するだけで、実際の作業は何一つだめで、ものづくりができる方がうらや
ましくてたまらないのですが、だからといって何か今から始めたとして、
ものになりそうなものがほとんどないので、今後もまた。ものづくり、
どんどん応援していきたいと思います。もう一枚、写真を載せます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

leaf etudeというブランド名で展開されています。one leaf_renaの名前で
インスタグラム展開されていますので、ご興味を持たれた方、一度ご覧
いただけたらと思います。一度当校にもお越しいただいて編み方のコツ
を教えて頂けないかな、と、思っています。本当にカギ編みのバッグ、
正立しないですよ。

次にお伺いしたブースもハンドメイドブース。whoopie rouxというブラン
ドのブースです。まずは写真をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きれいなツイードマフラーです。織ったり、裁断した後だったり、現在の
技術で織物をすべて使い切ることはできません。そんな廃棄されるべき糸
をアップサイクルし、このカラフルなマフラーは作られています。ツイー
ド糸は撚りを強くする、といった強度をアップさせる方法の取りようがな
く、ただでさえテンションの強い高速織機にかけられず、手織りに最も近
いといわれるションヘル織機でゆっくりゆっくり織るしかなく、量産に全
く向かない生地なのですが、その糸の再生品を使うとなると、さらに切れ
やすく、糸の長さも短いことが容易に想像できるので、一体どうやって作
っているのかお伺いしたら本当に手織りでした。大変ですね、と言いたい
ところですが、大変どころかそれが面白いところ、ということなので、あ
まり手間暇にシンパシーは感じないようにしました。とにかく太さも長さ
もばらばらの糸をシャトルにセットし、糸切れしないようにゆっくり経糸
の間を通していくって、言葉で言うのは簡単なのですが、実際やるとなっ
たらちょっととてつもなく大変な作業です。そんな作業の結集が次の写真
です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先ほど申し上げた通り、アップサイクル糸を使用する限り、一色、一柄
を作るにしても限りがあります。こんなコンパクトなマフラーにしても
同じ色、柄は5本が限度、というところじゃないでしょうか。それゆえ、
お気に入りの色、柄に出会えても次の機会に買おうかな、などと考えて
いたらもう二度と会えない可能性のほうが高く、まさに一期一会の商品
といえます。欲しいな、と思ったらそれが最後のチャンスですよ。

織物以外にも家電、等金属リサイクルを中心とした原料でアクセサリー
も制作していらっしゃって、それもまたみんな手作りだそうです。写真を
ご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一般企業で普通に働いていらっしゃった方がいきなり手探りでものづく
りをはじめ、昼夜制作に時間を取られながら販売は各地で開催されるポ
ップアップショップに自ら出向かれ販売をこなし、ちょっとはたから見
るといつお休みなさるのか心配にもなりますが、そのものづくりの楽し
さ、表現の可能性と自由さ、そんなことを考えるともう昔の会社勤めに
戻る可能性は全くないです、とおっしゃっていました。織機の構造、シ
ステム、等はだいぶ詳しいつもりだったのですが、自分で手織りしよう
と思ったことはありませんし、ましてやアクセサリーなんて、どう形に
していいかもわかりません。当然制作を思い立ってすぐできるようにな
った、というわけではないでしょうが、それにしても何もないところか
ら形にしていく才能とその情熱、本当にうらやましいです。手織り織機
も持ってきていらっしゃいましたが、いつか機会がありましたら当校に
てのご講義と実演をお願いできたらと思っています。急成長や爆発的な
ヒットというジャンルではないですが、ワンアンドオンリーのコンセプ
トを貫き通していって欲しいです。

 

前回からの続きでファッションワールドTOKYOのレポート第2弾をお送
りしました。アパレル総合展の在り方を改めて考えさせられ、日本での
開催ながら日本のメーカーの参加は本当に少数になり、生産としての繊
維産業はまさに危機的状況になっています。それでも。今回ご紹介した
出展社のように、ものづくりには幾多の新しい道があり、新しいテイス
トがあり、クリエイターの発想に限りが見えたなんていうことは全くあ
りません。それどころか環境や社会の変化に対応して毎シーズン毎シー
ズン新しいものが出現してきます。そんな新しい動きは逐一レポートし
ていくつもりです。今後にご期待いただけたらと思います。

この翌週にはテキスタイルの日本での最大の展示会、TOKYOテキスタイ
ルスコープが開催されました。今回、その半分でもレポートをあげたい、
と思っていたのですが、紙面が尽きてしまい、改めて次回からレポート
をお送りいたします。いずれにしろ繊維産業でのハード面に関して、中
国をはじめとする諸外国の物量とプライスに対抗していくのはかなり難
しそうです。しかし、ソフトの面と匠と呼ばれるような技術面では日本
の繊維産業で世界に誇れるところはたくさんあります。匠の技術は歴史
に裏打ちされたものですから歴史のないところに匠はありませんし、い
ずれにしろそれだけ歴史を刻まない限りは匠として完成しません。ソフ
トに関しても長年の消費体験、社会体験からくるものが大きく、ちょっ
と思いついたといった発想やAIの検索結果が顧客の充足感をもたらして
くれるものではありません。やはりかなりの程度の社会の成熟度がない
と難しいものがあります。よってこの匠とソフトに関しての日本の優位
度がそう簡単に揺らぐものではないと思います。今回、様々な展示会、
様々な場所でそんな光景を目の当たりにしてきました。今後はメイド・
イン・ジャパンだから良い、というのではなくてそのメイド・イン・ジ
ャパンの何がいいのか、ということをどんどん発信していかなければな
らない時代になってきているんだと思います。中国ではどこ製よりもど
この企業のものか、という方が意味があるようで、産地はすべて中国な
のですから産地による差はないのですが、日本の企業のセンス、クオリ
ティーコントロールすべてを比べても中国企業のものとは全然違う、と
いう評価を受けています。技術とソフト、これが繊維に限らず日本の生

きていく道の一つになっているのは間違いないです。現在、繊維製品の
輸入割合は98.5%以上となり、今後、その輸入の割合が減っていく、と
いう可能性は少なそうです。ところがその中でイタリアやアメリカのブ
ランドは少しはありますが、あとは全て日本草案の製品ばかりで中国、
アジア企画からそのまま導入しているものはほとんどありません。そ
の匠を、ソフトをどんどん誇っていきましょう。自由な発想で、洗練
された技術で。そんな発信の場としてアパレル総合展がますます発展し
ていってくれたらいいな、と思っています。

 

それでは次回のTOKYOテキスタイルスコープのレポートにご期待いた
だけたらと思います。

 

ではまた。

 

HANAZONO

 

スタイリスト・デザイナー・衣装制作,MD,パタンナー、EC担当、アパレル販売職の就職はtfac

 

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東京服飾専門学校 次回オープンカレッジの日程

5/9に開催予定です。

 

詳しくは下記よりご確認ください。

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