就活室便り | ファッション専門学校の東京服飾専門学校

就活室便り

~就活室便り~#63 Come Rain or Come Shine

~就活室便り~#63 Come Rain or Come Shine

 

 

みなさんこんにちは。就活室のHANAZONOです。これくらい暑くなって
くると、一気に半袖まで行っちゃおうかな、と思うんですけど、そうする
と梅雨の季節には寒い思いをしたりするもんでなかなか踏み切れません。
前に長袖を全部閉まってしまって、そうしているうちにものすごい梅雨寒
になってしまい、歯の根も合わないほど寒くなって結局、外出先でジャン
パーを購入し、やっと寒さはしのげたのですが、その季節にジャンパーっ
て、セールも終わっていて、在庫のあるのはブランド物しかなく、それが
やたら高かったのですが、背に腹は代えられずに購入。それでも梅雨寒な
んてそんな長い間続くわけではないので、そのシーズンは結局2,3度しか出
番がなく、それにしても高い買い物だった、ということから懲りて、なる
べく7月上旬までは長袖で、と思ったりしているのですが、結構毎年長袖が
早めに辛くなってきてます。そんな梅雨寒対策やUV対策で女性用のものは
薄手の羽織り物が実にいっぱいあるんですが、男性用は量、質ともに薄い
ですね。結局暑さにも寒さにも耐える機会が長くなります。その他靴や傘、
防水グッズ含めて、梅雨時がもっと楽しくなるグッズが増えないですかね。
まあ、今の若い方、特に女性は早くからもう薄着になっている人や暑くな
ってもブーツや厚手のものでも平気な人、特に昔と違うのは雨でもなんで
も結構な度合いで濡れても平気で気にしない人が増えました。昔の女性は
ほんのちょっとの雨でもすぐに傘をさして、止んだだろうと思ってもなか
なか傘を畳みませんでした。天気予報になかった急な雨、とかの時に、よく
学校の窓の外を眺めて、女性が傘をさしていなかったら完全に雨が止んだ
んだ、という判断材料にしていてそれが外れることは100%ありませんでし
た。それが最近では若い女性より私のほうが傘を開くのが早いですし、畳
むのも遅いです。いつからそうなってしまったのかはわかりませんが、なん
かいろんな常識が変わりつつありますね。いろんな事であんまり若い方に
負けたくない、と思って結構いろんなことで対抗したりするのですが、雨に
関しては素直に負けでいいです。雨に濡れるのはどうしても好きになれませ
ん。逆に濡れなくて快適なグッズがあればどんどん紹介していただきたいで
す。

 

最近はゴアテックスを使用したスニーカーがあって、雨の日には特に重宝し
ています。しかし、この前ものすごい豪雨の日がありまして、その日に濡れ
たズボンの裾から靴下経由で内部に浸水してしまう、ということがありまし
て、スニーカーでもハイカットの構造のものや防水ズボンとの組み合わせを
考えるしかないのかな、と思いました。ただ、防水のズボンって、思い切り
アウトドアか思い切り工事現場仕様かどちらかだったりするんですよね。な
んかもうちょっとタウン寄りの軟弱使用がないかなあ、と思い探しているの
ですが、それがなかなか見つからないですね。まあとにかく気長に探してみ
たいと思います。

 

そんな雨の降る1日に、以前ご紹介したふじや染工房さんにお伺いし、引き
染めの体験をしてきました。引率したのは当校専攻科所属の5人の学生で、
そのうち2人が傘を持参しておらず、しかも降りしきる雨の中、そのまま出
かけようとするので、それはさすがに止めて傘を貸しましたが、やはりそれ
だけ時代の常識は変わっているようです。そんなメンバーと伝統工芸、と言
える引き染めの体験をしに行くわけですから結構楽しい行程になりました。

 

ふじや染工房さんをこのブログにてご紹介したのは3月6日公開の#57、タイ
トルはRain Songでした。その時には今回の訪問の天気が雨になる、とは思
ってもみなかったんですが、とにかく型を使わない手染め、という手法にだ
いぶ魅了されてその後一度はお伺いしようと思っていたのは間違いありませ
ん。思い出していただきたいのでもう一度ご覧に入れますが、これが手染め
のスカーフです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回お伺いしてまたいろいろな話を聞いてきたのですが、この刷毛の模様、
フリーハンドで書いているんですから完全な一点ものと思うじゃないですか。
ところが、ふじや染工房の中村社長がおっしゃるのは、まったく同じものが
いくらでも作れる、じゃないと商売にはならないですから、と、平気でおっ
しゃいます。それは何か特別な技法、秘密があるわけではなく、職人という
のはそういうものだ、とおっしゃいました。アーティストと違って、職人だ
ったら一度作ったものが再現できるのは当然、とおっしゃって、むしろ私が
なんでこんなことを聞くんだろう?と、不思議がっている感じでした。江戸
職人恐るべし、そんな職人を前にしてずぶの素人の集団が引き染めに挑戦し
ていきます。

まずは写真をご覧いただきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この吊るした布を今回6人で6等分して染めていきます。左に移っている男性
が中村社長ですが、染める前にまずは詳しい解説をお伺いしているところで
す。こうして吊った生地に手書きで染めていくわけですが、この日は雨でも
外気は20度近くまで上がった暖かい日だったのですが、染色は温度が上がら
ないと染料が定着しないため、ストーブが2つ点いていました。温度だけでな
く、湿度の管理も徹底していて、湿度が低い場合は打ち水をして湿度を上げる
そうです。そういう意味の温度管理、湿度管理に最適なのがこの土間、という
構造

ということで、もう70年以上受け継がれているとのことです。また、染料が零
れ落ちても、打ち水した土間に落ちた染料が舞い上がる、ということはないそう
で、それが土間にこだわるもう1つの理由だそうです。確かに落ちた染料が舞い
上がって大事な絹織物に付着してしまった、なんて事になったら、ちょっと取り
返しがつかないですものね。そして、染め上がった反物はそのままここで自然乾
燥させていくそうです。むやみやたらに動かさない、自然な取り扱いがクオリテ
ィと品質安定に役立っているそうです。この土間で長さ12メートルの反物の染が
可能です。土間に置いてある新聞紙の上に染料が置かれています。

どんどん写真を見ていただきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

染め方、諸注意を真剣に聞いています。右下の新聞紙の上にカーブした木の枝の
ようなものが見えるかと思います。これを染色前に生地がたわまないよう、セッ
トしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上の写真はその枝のセットの仕方を教わっているところです。皆真剣に聞いてい
ますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セットして生地を伸ばしている最中です。染料は基本的に8色使用します。その染
料が新聞紙の上に見えるかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セットの終わった学生から染め始めました。絵型は今まで何枚も書いていても、
立ったまま宙吊りの生地に書いていくのは全員初めての体験です。一生懸命に
取り組んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤い魚と言ったらやっぱり金魚でしょうか。なんとなく初夏の香りが漂ってき
ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらはすっかり水玉職人に徹しているところ。寒色系を中心にさわやかに仕
上げています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だいぶ完成形が見えて来ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いろいろ苦労しましたが、やっと全員完成です。

降りしきる雨、2時間弱で、引き染め、工房の解説、その歴史、特徴等のご説明
と体験染色を、雨音だけが聞こえる静かな静かな工房にて行いました。先ほど染
料は全8色とご紹介

しましたが、それは体験だから色数に制限があった、ということではなくて、本
番の仕事でも使用する染料は8色で、それをいろいろ調合して様々な色合いを作
っているんだそうです。私は高圧釜を使って大量生産する近代的設備の染色工場
には何度も行ったことはあるのですが、そういうところでは染料の調合は現在す
べてコンピューター管理で様々なデータに基づいて調合しますが、その時の気温、
湿度、生地の状態、等によって染め上がる色は左右され、同じ色の再現、という
ことには今までかなり苦労してきました。それが、この中村社長がおっしゃるに
は、色のデータ、レシピを取ってあるわけではなく、毎回染める度に新たに調合
しても前回と同じ色ができる、とのことなんですが、それだけの技術って、それ
が職人の技術だから、と平然とおっしゃいます。まさしく職人、恐るべし、です
ね。

今回の体験の元々の目的は、一度染色の現場を見せたい、体験させたい、とかね
がね思っていたことから始まっています。将来企業デザイナーになるにしても、自
分でブランド、アトリエを立ち上げものづくりしていくにしても、デザイン、モ
デリング、縫製は確かに大事ですが、素材のこだわり、色柄のこだわりもそれと
同様大切なものです。その染色の仕組みを理解するのに、染色現場の見学、体験
ほどその理解を深められるものはありません。同じ染料レシピで染めても、綿、
朝、ウール、レーヨン、合繊、素材が違えばすべて違う色で上がってきます。品
質は同じでも産地、加工方法等の違いによって発色は全然違ってきますし、平織
り、綾織り、サテン織り、という織り組織によってもまた全然違った見え方にな
ります。現在活躍されている有名デザイナーの方は全て、その素材、色柄に関す
るこだわりが並々ならない方ばっかりで、様々な染工場の方に、そのデザイナー
のこだわりを叶えるための苦労話は今までさんざんお伺いしてきました。ただ、
不可能なものを可能にて欲しい、と、依頼するのと、あとちょっと、具体的にこ
こをこうして理想のものに近づけて欲しい、と依頼するのでは意味が全く違って
きます。たいてい元から無理なものを依頼するようなデザイナーからは染工場も
どんどん距離を置いていき、最後には仕事を引き受けてくれる染工場はなくなり
ます。将来ものづくり、服作りを目指そうと思ったらこういった染色知識を含め、
いろんな勉強が必要となってくるのです。それゆえ染工場を訪問し、染色現場の
実態を見せたい、と、かねがね思っていたのですが、現在東京で染色整理をして
いる工場は皆無といってよく、工場見学はかねてからの課題でした。第一、住宅
の密集した東京で、染料を煮てその釜で染めるのですから、その染料の臭いだけ
でも近隣からの反対運動がおきそうです。

そんな中、かつては日本橋界隈で仕事をしていた和装の染工場が、明治維新以降
発展著しい日本橋から早稲田界隈に移転し、現在も数社が運営を続け、現在は伝
統工芸として保存の動きが出てきたところにインバウンド観光客によるジャパン
ブームに乗って、染色体験が盛んにおこなわれている、という事実を知るまでか
なり時間がかかってしまいました。元々去年から体験の企画はしていたのですが、
本学の最高学年である専攻科の学生にはとにかく一回見学、体験させておきたい、
という願いがやっと今年かなえることができました。出来あがった作品は当然乾
燥が終わりましたら、蒸し、洗い、という工程を経て完成となり、その現場も観
察してきました。現代の機械による染色工場ではないですが、併せて伝統文化に
も触れることができる、というメリットがあるため、今回あえて引き染めに挑戦
しました。ただ、その重きを置いていた染色の知識より、ひょっとしたら職人の
技術って、こんなにすごいんだ、ということのほうが強く印象を与えてしまった
かもしれません。それでも実は、服飾系専門学校のデザイナー科を卒業され、デ
ザイナーとしてキャリアを重ねた後、やはり学生時代やデザイナーとして訪問、見
学したものづくりの現場の魅力が忘れられなくなり、染職人、織職人になってし
まった、ていう方って、結構いらっしゃるんですよね。将来のことは今わかりませ
んが、こうして毎年体験しているうちに、将来そんな職人になる人が出てきたら、
それはそれで素適なことだと思うのですが。

ふじや染工房さんも最近ではパリの展示会に毎年出展されていたり、ホテルのタ
ペストリー等、インテリア部門でも有名になったり、とその職人芸を活かして、
各方面でご活躍されています。伝統工芸、職人技を守っているうちに、それがい
つしか最先端の位置にいるって、これからもそんなこと結構あるかもしれません。
いずれにしろ絶え間ない技術のブラッシュアップと、それを正当に評価する人が
いれば職人の伝統技術、これからもどんどん評価されていくと思います。みなさ
んも、そんな評価が正当にできるくらいどんどん良いものを、見て、触って、触
れて行ってください。それ以外に近道はどこにもありませんから。

 

今回の表題、「Come Rain or Come Shine」は、言わずもがな、特に様々なジャズ・
ミュージシャンによって演奏されてきた名曲です。雨だろうが晴れだろうが、天
気なんてどうでも、というような意味だと思いますが、私から一つだけ提案です。
雨が降ったら傘を差しましょう。最近は以前ほど酸性雨に関してのアナウンスは
少なくなりましたが、それでもやっぱり、濡れないに越したことはないですよ。

 

 

次回からはまた展示会レポートをお送りする予定です。ご期待ください。

 

ではまた。

 

HANAZONO

 

スタイリスト・デザイナー・衣装制作,MD,パタンナー、EC担当、アパレル販売職の就職はtfac

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

東京服飾専門学校 次回オープンカレッジの日程

5/24に開催予定です。

 

詳しくは下記よりご確認ください。

体験入学申し込み    こちら

https://www.tfac.ac.jp/open_college/

 

【Web学校見学を随時受け付けています】
授業見学のご予約は下記URLから予約フォームでお受けしています。

見学申し込み   こちら

https://www.tfac.ac.jp/学校見学予約カレンダー/

 

♦資料請求・学校見学・WebオープンカレッジがLINEで簡単に

申込ができるようになりました。

お友達追加お願いします♪♪

友だち追加

♡tfac Instagramフォローお願いします♡

@tfac__official

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

 

~就活室便り~#62 Stone Free

~就活室便り~#62 Stone Free

 

みなさんこんにちは。就活室のHANAZONOです。なんだかいきなり
暑くなってきました。こう急に暑くなっても着るものの対応が間に
合わなかったりして、毎日着るものに悩みます。昼の格好も毎日悩
みますが、日が暮れてもあまり気温が下がらない晩も多くなり、夜
の格好も結構悩みの種です。毎年これくらいの時期までは、パーカ
ーを最後に羽織って寝ているのですが、この時期になるとやはり暑
くて、パーカーを着て寝るのをやめようと思うのですが、我が家に
はパーカーが大好きで、パーカを着ていないと怒り出す奴がいます。
それがこいつです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とにかく夜中にパーカーのひもをくわえて私のことを踏むのが大好
きで、いつものパーカーと同じ位置にひもがないと人の顔を殴りな
がら探します。それが夜通し、最低1時間に1回は続くので、ちょっ
と安眠とはかけ離れた世界に行ってしまいます。まったく寝ても起
きてもろくなことをしない猫なのですが、何かをくわえて両手で踏
む、という行為は母猫の授乳を思い起こす行為なんだそうで、たっ
ぷり母猫に愛情を注がれ成猫になった猫はしないそうです。この子
はものすごく小さいときに拾ってきた猫なので、たぶん母猫の愛情
は全然足りてないはずですからかわいそうだといえばかわいそうな
んですよね。ただ、かわいそうでもそれと睡眠時間が全く足りなく
なってしまう、っていうのは全然イコールじゃない、というか、正直
勘弁してほしいです。夜通し上に乗られて踏まれ続ける、というの
も結構大変なのですが、一晩中顔を殴られる、というよりはまだま
しなので、今年は夏用の寝巻の襟にパーカーと同じ長さのひもを奥
さんに頼んでつけてもらうようにしました。今のところ結構気に入
ってくわえながら踏んでいますが、やはり夏用に薄手になった寝巻
の上から爪を立てて踏まれると結構痛いです。下手すると流血騒ぎ
で傷跡だけ見れば誰が見たって単なるDVですよね。最近は夏だか
らといってあまりプールに行くとかもないのでまだいいと言えばい
いですが、それにしても安眠が恋しいです。また機会があれば出張
でも行きたいですね。

 

まあそんな話はさておき、今回は東京テキスタイルスコープの2回目
のレポートをお送りいたします。なんか前回は結構重いテーマになっ
てしまったのですが、今回は明るく楽しいレポートで行きましょう。

 

やはりこの展示会でまず見るべきは東レさんのブースです。今回は
創立100周年を迎えた東レさんの集大成とでもいうべき展示となっ
ていました。写真をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なかなか見ないプリントの柄ですが、これはHATRAとのコラボレー
ションで新素材を新しい染色で表現しています。HATRAとはデザイ
ナーの長見佳祐さんがはじめられたブランドで、AIを積極的にデザ
インに活用し、一部3Dプリンタを使用し、新しい表現方法、新技術
を最大限に活用しているのが特徴です。最近ではAIデザイン、3Dプ
リンタを使用した大阪万博用のミャクミャクTシャツが3万円近い値
段ながら発売即完売し、話題になりました。そんなHATRAさんとの
コラボ商品を複数展開していらっしゃいました。写真をもう1枚どう
ぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やはりこういう柄はAIならでは、っていう気がしますね。実は素晴
らしいのは風合いで、合繊界で東レさんと言ったらやはり技術的に
は世界一かな、って思います。前回中国の余剰ポリエステル糸の話
をしましたが、品質が同じポリエステル100%の表示でも、まさに
似ても似つかないものとはこのことで、たとえどんな値段のものが
出ようとも東レさんのブランドポリエステルの地位が揺らぐ可能性
は一つもありません。日本ではユニクロさんのインナー素材でこと
に有名ですが、本来はシルクライクなポリエステル、人工スエード、
合皮の評価は本当に世界的なものです。高級車が好きな方でアルカ
ンターラの名前を聞いたことがない方はいらっしゃらないでしょう
し、それを衣料用に改良したウルトラスエード、そして東レさんの
代名詞にもなっているシルックは、ポリエステルながら風合いだけ
でなく絹擦れの音まで再現しています。そんな大看板を持ちながら
こうした展示会では毎回新作を発表している東レさん。たとえどん
な環境になろうとも正しい技術の革新は企業の成長を止めない、と
いう生き証人のような存在です。そして毎回展示会で新作生地の風
合いを味合わせていただくのは至福のひと時でもあります。なんか
そんなひと時がこれからもずっと続けばいいな、と願ってやみませ
ん。

 

合繊メーカーだけでなく、天然繊維でもかなり新作が出て来ていま
す。どんどん紹介していきましょう。

次にご紹介するのは小原屋繊維さん、リネンのプロフェッショナル
です。まずは写真をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、中肉のリネンにまず黒い
部分をムラっぽく染めて、その上から風合いを殺さないように低温
染してるんじゃないかと思います。地の黒染めは共通で、ベージュ、
ブルー、グレー、といった色をのせているのですが、ちょっとこれ
が工業製品でできるのか、っていうくらいそのムラの出方がかっこ
いいです。この写真のベージュが一番かっこいいな、と思ったので
すが、グレー配色だとそのムラ染め加減が一番わかりやすいです。
下の写真です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メンズでこんな夏のパンツあったら着たいですね。ちょっとこれだ
けでやられてしまったのですが、この商品は後染めの部類に入りま
す。最初に糸を染めてから織り上げる先染めの部類ですが、今一番
ポピュラーなのは経糸に藍、緯糸に白を使って綾織りで織り上げる
デニムだと思いますが、そんなデニムをリネンで作っていらっしゃ
います。写真をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうです、こんなGパンがあったら欲しくないですか?ジャパンメ
イドを意識して墨染めらしい手法で糸を染め、表面はあくまでもラ
スティックに仕上げ、それが大人の高級感を醸し出していますよね。
Gパンにしたら上代5~6万、ってところでしょうか。昔、表参道
ヒルズのショップで見た、リネンのダッフルコートを思い出します。
それは生成りの麻かす残しで、それもすごくかっこよかったのです
が結局購買しませんでした。13万だったと思います。なんかいつか
はいいと思ったものは値段に関係なく買えるようになりたい、とそ
の時思いましたが結局今でもそうなってないです。道のりは果てし
なく遠いですね。

リネンの糸は数字が小さくなると細く、大きい数字の糸ほど太い糸
になります。一番最初に中肉、といったムラ染めの生地ですが、そ
れが40番、という糸を使っています。リネンでは最もポピュラーな
番手です。その次にご紹介したデニムですが、これの番手をチェッ
クし忘れてしまったのですが、たぶん25番だとおもいます。この小
原屋産業さんでは7番、という超厚手の生地まで展開していらっしゃ
いました。ここまで糸が太くなるともうコーヒー袋に近くなってき
ます。製品見本も作っていらっしゃいましたので一緒に写真を撮っ
てきました。こんな商品です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紺でも十分かっこいいですが写真に見える生成りとか、逆に白とか
すごくかっこよさそうですね。太番のわりに洗い加工をかけてある
ので風合いは柔らかく優しいです。

次の写真も備長炭染めの説明書きがありました。パターン紙に貼っ
てある小さいオレンジの生地は柿渋染めの説明書きがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もともと染色に関しては、実は染色用に使用している水は、「○○の水」、
というような名前で販売されている、名水と呼ばれるものの原水、天
然水です。工業用で、飲料として使用するものではないので、塩素、
カルキなどの処理をしていないもので、考え方によっては一番ピュア
な水を染色に使用しています。中国の河には色の名前がついているの
はご存じだと思います。中国だけでなく世界各国と比してもその水質
は飛びぬけていて、それだけでも染め上げ品のクオリティにはかなり
の差が出ます。これに対抗できるとしたらアルプスの湧き水が豊富な
イタリア・ビエラ地方くらいなものでしょうか。その水に最高水準の
染色技術が加わるのですから、やはりその染色整理技術は世界最高水
準、と言わざるを得ません。そんな技術と意匠、テキスタイルデザイ
ン、といったソフト面が結びつき、こんなこだわりのジャパンメイド
は他の追随を許さない商品になっています。良いものは高い、こんな
当たり前のことをおっしゃったのは川久保玲さんです。あとはその高
いものを買えるようになれば全てが丸く収まるのですが、それがなか
なかねえ。でも大人になったら大人とし評価される品質のものを着た
いですね。私も頑張りますのでみなさんも頑張っていきましょう。

 

次にお伺いしたのは国島株式会社さん、俗に尾州産地と呼ばれる愛知
県一宮市で、とにかく歴史のある会社、ということは知っていたので
すが、調べてみたら創業は1850年、ということでペリーの来航より古
いのです。そんな歴史のある会社の商品というと、昔ながらのなんち
ゃらな手法で、というような商品を思いうかべるかもしれませんが、
展示してあったのは画期的な商品ばかりでした。今回ハマってしまっ
たのは下の商品です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この真ん中の商品に沼ってしまいました。MAXハードボイル、という
名称になっていました。素材はウール100%ですが、触るとその弾力が
絶品で、もうちょっとこの世のものと思えないくらいの風合いです。
ドレープも素晴らしく、この生地からのインスピレーションでデザイ
ンを起こすデザイナーもいるんじゃないか、と思いました。

なんか触っているうちに離れられなくなってしまう生地って、本当に
あって、今回もそうして離れられずにずうっと触っていたら社員の方
に声を掛けられ、触りながらいろいろお話を聞かせていただきました
が、やはりこの生地、風合いにハマってしまう方が多いそうです。そ
の後、値段を聞くと、みなさん憑き物が落ちたように我に返られるそ
うです。私は現在生地仕入れの立場ではないので、値段は確認せず、
ずうっと触らせて頂きました。いやあ、人生って、こんないいことも
あるんだ、というような感じです。国島さんは基本的にはメンズ高級
スーツ生地がお得意、というイメージがあるのですが、いやあ、こん
なすごい生地が世の中にあって、そしてそれに出会える喜びを存分に
味わせていただきました。

本来のメンズ高級品のイメージに近いものでもこんな素晴らしい商品
もありました。写真をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遠めに見てもこの表面の美しさが見て取れると思います。品質として
はウール100%、織組織としてはギャバジン(通称ギャバ)、と呼ばれ
るもので、一番イメージしやすいのは、詰襟やセーラー服、といった
学生服です。でも学生服って、こんなに光沢があったりしなやかにみ
えたりしないですよね。これはSuper100、というウールでも超極細
繊維だけを集めた原糸を使い、その糸に強撚と呼ばれる、普通の糸よ
り2~3倍の撚りをかけることで表面感のきれいさ、表面変化の面白さ
としなやかな風合いを実現する手法によるものです。だからと言って
糸だけが良いものを使えば良い織物になるわけでは当然なく、織りの
技術がなければ逆にすべては台無しになるので、糸からこの織上がり
まで、企画段階からその実現までにどれだけの苦労があるかは推して
知るべし、といったところですが、ともかく今回は苦労話は別にして
最高の生地を味合わせていただきました。ごちそうさまでした。

150年の歴史を持つ国島さんもすごかったですが、次にご紹介する鈴憲
毛織さんも70年の歴史を持つ、高級毛織物に特化した機屋さんです。
今回はAdarwol(アダウォル)というブランドを展開していらっしゃい
ました製品見本ができていました。写真をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

強撚クリンプが結構すごい製品で、鈴憲さんも果敢にチャレンジされ
るなあ、と思いつつ、この製品を拝見していたら、これはブルガリア・
ルーマニア・ウクライナの厳しい高地で育った羊からとった羊毛を使
ったブランドらしいです。本当に不思議ですが、寒い高地で育った羊
は、毛も細く、より多く空気を含めるように縮れの多い毛質になり、
保温性、耐久性とも優れた性質になります。カシミヤも同じで、モン
ゴルで生まれ育ったカシミヤも、暖かい地方に降りてくると毛質が太
いものに変わってしまう、という話を聞いてびっくりした経験があり
ますが、本当に動物って不思議だな、と思う一方、寒冷地で生きてい
くってそれだけ大変なんだな、という思いが強くしました。カシミヤ
の毛が太くなる暖かい地方って、実はロシアなんですよね。ロシアが
暖かいって、いったいその前の環境がどれだけ厳しいんだか、ちょっ
と考えただけで気持ち悪くなるような感じですよね、。私個人として
は今の日本の気候で十分です。

とまあそんな話は置いておきまして、鈴憲毛織さんでもそうして新し
い材料を伝統に基づいた技術を駆使しながらどんどん製品をアップデ
ートしているんだな、とその技術の凄みを感じることができました。
写真でお見せした強撚クレープのものなんて、もはや手織りに近い機
械でないと多分織れないと思いますよ。こんな生地を使用して、日本
でもアルマーニに負けない服作りをしていって欲しいです。

ちょっと想像以上に紙面オーバーになってしまって、急ぎ足で行きた
いと思います。シャンブレーさんは以前他の展示会でも紹介させてい
ただいた生地屋さんなのですが、今回も素晴らしい商品を出展してい
らっしゃいました。写真をどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思いっきりビンテージですよね。アメリカンビンテージの服から生地
を分析し、元からビンテージの風格を醸し出している生地を新しく作
られていました。例えば、下の元のビンテージ製品を分析して:

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下の写真のような元からビンテージの生地を作っていらっしゃいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これ、新しく作れるって、結構すごいですよ。アメリカ生産は世界中
である意味注目の的ですが、アメリカのテキスタイルメーカーには絶
対作れない商品だと思います。日本の意匠と情熱と技術の勝利ですね。

それ以外にもオーガニック・コットンを使用した、環境に配慮しなが
らも独特の温かさを感じさせるシリーズも展開していらっしゃいまし
た。写真をどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっとだいぶ駆け足になってしまいましたが東京おテキスタイル
スコープの第2回目のレポートをお送りしました。前回はなんだか
警鐘みたいな要素が多くなってしまいましたが、今回は展示会の楽
しさを十分にお伝えできたかと思います。いずれにしろいろんな人
が、いろんな立場から、自分の信じるトレンドを、技術を、アーテ
ィスティックなものからコマーシャルなものまで、毎年の毎シーズ
ン発信し続けているって、この業界しかありません。世界の紛争も、
経済的政治的対立も、乗り越えていけるのはこの業界以外本当にあ
りません。こんな業界の情報をどんどん発信しつつ、みなさんが一
緒に参加していただけることを心待ちにしています。自分だけで判
断しなければならないこと、自分だけの裁量で進めることが他の業
界に比べてとても多く、その割に、特にものづくりはいろんな人と
の連携、共同作業の多い業界です。覚える事も多く、覚えるべき人
の数も多く、日々の勉強も欠かせません。それでも自分の信じた色
が、柄が、商品が、多くの人に理解、賞賛されて、しまいにはトレ
ンドとして紹介されるなんて、この業界以外ないんです。ミュージ
シャンですら1年に4回ヒットを出すのは大変ですし、ましてや以
前にやった曲は新シーズンには全部捨ててる、なんてことはできや
しないんです。素材展の紹介でもこれだけ沼る商品がいっぱいなん
ですからましてやアパレル製品をや、です。今後もできるだけいろ
んな展示会を紹介していきますので、ご期待いただければと思いま
す。前回と合わせて2回のレポートで紹介しきれなかったメーカー
の方々、この場を借りてお詫び申し上げます。次はまたどんどん幅
を広げて紹介していければと思います。ジャパンメイド、本当に素
晴らしいものばかりですよ。

 

ではまた。

 

HANAZONO

 

 

 

スタイリスト・デザイナー・衣装制作,MD,パタンナー、EC担当、アパレル販売職の就職はtfac

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

東京服飾専門学校 次回オープンカレッジの日程

5/24に開催予定です。

 

詳しくは下記よりご確認ください。

体験入学申し込み    こちら

https://www.tfac.ac.jp/open_college/

 

【Web学校見学を随時受け付けています】
授業見学のご予約は下記URLから予約フォームでお受けしています。

見学申し込み   こちら

https://www.tfac.ac.jp/学校見学予約カレンダー/

 

♦資料請求・学校見学・WebオープンカレッジがLINEで簡単に

申込ができるようになりました。

お友達追加お願いします♪♪

友だち追加

♡tfac Instagramフォローお願いします♡

@tfac__official

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

~就活室便り~#61 DARK SIDE OF THE MOON

~就活室便り~#61 DARK SIDE OF THE MOON

 

みなさんこんにちは。就活室のHANAZONOです。先日、ダイビングを
始めた娘を朝集合場所に車で送って行くことになり、朝5時過ぎに家を
出ました。でも、そんな時間でも明るいんですよね。結局、ライトを
点けずに何事もなく済んでしまいましたが、季節の動きって、急です
よね。どうりで暖かくなるわけだ、と思いつつ毎朝通勤時間が暗かっ
た時のことがあまり思い出せなかったりします。とにかく朝明るいだ
けで気分がまるで違います。当分明るい朝を楽しみたいと思います。

さすがにこの季節、まだ半袖に衣替えしたりはしませんが、昼間袖を
まくっている時間が増えました。この昼間ちょっと腕をまくって、と
いう季節が一番過ごしやすい季節のような気がします。これ以上気温
が上がると気持ちよさより暑さが上回ってきますし、とにかく寒いの
は苦手です。こんな季節がいつまでも続けばいいな、とは思うのです
けど、実はすぐ暑くなってしまって、本当に短い間にいい季節って終
わってしまうんですよね。その短い快適な季節を十分に味わっておき
たいと思います。

 

季節はいいんですが、なんだかとにかく忙しいです。今回からTOKYO
テキスタイルスコープとPLUG IN、という2つの展示会のレポートを
お送りしたいのですが、結局、その2展示会も一日で回らなければなら
ず、しかも時間的にもかなりの制約の中動き回った、ということでな
んだかいろいろ苦労して回りました。その割に内容の濃い展示会だっ
たのでどこまでコンパクトに報告できるかちょっとわかりませんが、
早速レポートしていきたいと思います。

 

TOKYOテキスタイルスコープは、前身のジャパンクリエーションが
1998年のスタートですから、通算28年にもなる歴史ある展示会です。
各生地産地とアパレルとの結びつき、つながりもこの28年で強固に
なった面もあると思いますが、各産地が刺激しあい、競争もあり、
また産地どうしのコラボレーションも生まれたりと、その影響力は
やはり大きなものがあります。前身は有楽町の国際フォーラムにて
開催でしたが、名前含めてTOKYOテキスタイルスコープとして生ま
れ変わり、会場が浜松町の東京都立産業貿易センター浜松町館に変
わり、今回が3回目、以前の横に広い1フロアの展示会場から複数階
に分かれ、エスカレーターで上下する展示に変わりましたが、前回
のレポートに引き続き、やはり悪い予感が当たった、というか、展
示フロアが1フロア減っていました。世の中いい時もありますが悪い
時もあります。しかし、繊維産業は悪い時が多すぎる気がします。
会社の問題もあるでしょうし自治体の補助金の問題もあると思いま
すので一概には言えないことが多いですが、それにしても業界には
常に向かい風が吹いていることだけは間違いないです。

 

人の不幸を面白おかしく騒ぎ立てるニュース番組を見ていて腹立た
しい気分になることって結構多いです。最近では何でもかんでも値
上がりして生活者が困らないと気が済まないらしく、商品本体のコ
ストアップよりもやれビニールが高い、パックが高い、等とはやし
立て、いかにも物価高騰が必然のごとく大騒ぎして、それを抑制す
るための企業努力には全く触れず報道しているのはいかがなものか、
と、毎日思ってはいるのですが、エネルギー不足、石油関連不足が、
実生活にどれだけ不利益をもたらすのかということは結局報道され
ずじまいだったりします。

 

ちょっと、ここまで書いて、なんか暗い話が続いてしまいそうなの
で、会場の写真を少し入れておきますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トレンド・コンセプトのコーナーです。例年通りテーマは4つ、こ
ちらは「愛しのマシーン」、というテーマで、ポップなカラー、テ
クニカルな素材を紹介しています。

次にご紹介するテーマは「詩情派」、ポエティックなパステルカラ
ー、透け感、柔らかさがテーマとなっています。写真をどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トランスペアレント、楊柳、シフォン、等優しい優しいイメージで
す。

次にご紹介するテーマは「旅人(異邦人)」、先ほどのテーマより
もっとこっくりとした、それでいて明るくパンチの効いたカラー
で構成されています。写真をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャガード、二重織、等、肉的にも厚手のものが増えてきます。

最後のくくりは「ガレージヴィンテージ」、きれい目でありながら
ぎゅっと抑えたカラーが特徴です。ノスタルジックでレトロな感
覚、アンティークな家具や古着をイメージさせる暖かみのある素材
感、色味の素材がそろっています。写真をどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなコンセプトに基づいて参加各社で生地開発、色付けをして
いったものがまとめてINDEXコーナーに飾られているところが次
の写真です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これがかなり大きいスペースをとって飾ってあるのですが、当然
それらすべての風合いはチェックして回ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このINDEXコーナーの隣に、What’s Netx Textileという、新素材
の人気投票のコーナーがあります。毎回各社の力の入った素材が
並ぶのですが、結構見本のみで量産を考えていない

作品が並んででいたりします。当然ショーなのでそれで何も悪い
ことはないのですが、今回はきちんと値段の入った商品でいいも
のが目立ちました。日本でデニムメーカーと言えばカイハラ、と
言われるくらい有名になったカイハラ社からは超軽量のデニムが
出展され、大好評でした。下の写真です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入場者は一人3枚ずつシールをもらって良いと思う生地にポイン
トしていきます。シールの数でこの生地の人気ぶりがわかるかと
思います。

次にご紹介するのは株式会社STXのギャラクシーニット。決して
安いものではありませんが、十分に雰囲気は出ていると思います。
下の写真です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に藤本商店の15匁シルクジョーゼットをご紹介します。写真を
ご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風合いがまた超絶で、いいな、とは思ったのですが、ただのシル
ク100%の織物でもなかなか既製服では使える値段にならないの
にそれが強撚の15匁、いくらするんだろう、と当然考えるのです
が値段が書いてないので、結局この作品には投票しませんでした。
残念ですが。

で、結局一番いいな、と思ったのは滋賀麻工業のリネンデニム、
という生地でした。写真をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シールの数もすごいですよね。麻の風合いそのままで見た目はデ
ニム、その表面感がまたかっこいいんですよ。後からまた紹介し
ていきますが、今回は結構麻素材にやられた、ていう感じのもの
が多かったです。これでメンズの夏の上下を作ったら、7,8万でで
きるかな、ていう感じで名のあるブランドが使ったらセットで10
万いっちゃうかなあ、っていう感じだと思うんですけど、うーん、
ほんとに商品化されたらやはり羨ましそうに遠くから眺めている
しかないですかね。なんか今回は本当に麻が欲しくてたまらなく
なる展示会でした。

 

というようなところがコンセプト展示の内容なのですが、そんな
展示を回りながら出展者、お客様の話を聞いていると、って、な
んか人の話を盗み聞きしているみたいですが、どこの展示会でも
どこの商談室でも周りから漏れ聞こえる話って、いつも重要で、
そんなところから情報を仕入れられるかどうかでその人の営業成
績ってたいてい決まります。情報は探しに行くより常に落ちてる
情報を拾っていったほうが早いし正確です。みなさんも就職され
たら自分が直接話している人からの情報は当然大事ですが、自分
の後ろで話をしている人たちからの情報ってものすごく意味があ
る、ということだけは覚えておいてください。人の声が聞こえて
こない人は結局、何をやるにしても仕事人としては難しいところ
があると思いますよ。

今回まず聞こえてきたのは、どこでも生機の引き取りが以上に速
い、ということでした。生地の生産でよく言われるのは、撚糸で
1か月、経成型で1か月、織で1か月、染色整理で1か月、合計4か月
が生産期間、ということです。ツイードやチェックのような先染め
といわれる織物は当然それだけ納期がかかるのですが、無地の場
合は撚糸から織までの工程を閑散期におわらせておき、あとは注
文が来た段階で染色整理をすればすぐ出荷できるようにしておく、
というのが生産のセオリーになっています。そうして染める前の
織りあがった状態の反物を生機、と言います。普通秋冬物の染色
整理は6月からのスタートが普通で、7~9月にピークを迎えます。
それが今引き取りのピークが来つつある、ということは、当然、
染色のための石油燃料、石油化学製品である染料、等この先確保、
値段などの懸念材料が多々あるものに対する対策を各社必死にし
ている、ということです。それでも市況、各展示会での評判、等
を総合的に判断して適時に適量を色付けしていくのと現在では見
込み要素の強い色出しでは当然精度に差があり、ジャストシーズ
ンに売れ筋の色、柄、素材が潤沢に確保できるかどうかは現時点
では判断することはできませんし、その時の素材の供給量も値段
も現在では誰も予想できないのです。ポリエステル、ナイロンは
石油精製品であるナフサを原料としています。国は、来年分まで
のナフサを確保している、とアナウンスしていますが、これは以
前の米の問題と一緒で、その確保量がきちんと流通するのか、値
段はどうなのか、という問題とは全く別です。いずれにしろ生地
自体は価格が上昇するのを抑えることはできそうにないです。コ
ストアップによる値上げはある程度致し方ない筈なのですが、と
ころがそううまくいかない現状もあるのです。

中国は外貨獲得のため、輸出産業に関しては金銭的な面をはじめ
として、手厚く保護をします。その政府のバックアップを受けて、
中国各企業は大量生産、大量販売を全産業で目指し、活発に活動
していました。ところが、最大貿易国であるアメリカや、ヨーロ
ッパとの仲が怪しくなるとともに輸出も減少、政府の補助金目立
てでの生産計画を組んでいるので在庫は積み上がり、あまたの企
業が操業停止となり、政府の発表以上に経済が縮小しているのが
現状だと思います。よくニュースでも電気自動車の墓場のような、
生産しただけで売り先のない車が大量に積みあがっている映像を
ご覧になった方も多いと思います。当然、そんな自動車メーカー
はとっくに廃業していて、貴重なレアアースを使った電池だけで
も回収できないか、と、素人目にも思ってしまいますが、完成品
ではない、素材の場合は、ちょっと事情が違います。

ポリエステルをはじめとした原糸を大量生産して輸出していた中
国企業が、実は結構倒産しています。その大量の在庫を、少しで
もお金に変えようと様々なブローカーや企業がアジア諸国中心に
大量に売りまくっています。要は倒産在庫ですから、もはや値が
ついて運賃が出ればいくらでもいい、というような価格で原糸は
世界を流通し、結局、コストアップ、人件費アップの値上げをし
ようとしてもあまりにも市場価格と乖離してしまい、結局値上げ
をすることが難しい状況が続いていて、日本の企業としては下手
に生産すれば生産するほど苦しい、というような状況が今後も続
く可能性があります。では、その中国の倒産品在庫がなくなれば
価格相場も元に戻るだろうと思われるのも当然です。以前、カシ
ミヤの糸の在庫がだぶつき、かなり安くなった時期がありました。
そのだぶついた在庫がなくなり、新規に生産するようになったら
一気に値段が倍以上になった、ということはありました。カシミ
ヤのような元から生産量の少ないものですら値段が元に戻るのに
長い年月を要したのに、大量生産の合繊と言ったら、ちょっとそ
の供給量は日本では考えられない量です。中国政府も石油化学製
品の生産調整の指導を開始しましたが、それが始まったのが去年
の10月からですから、その効果が出るのはまだまだ先、と見てお
かなければならないと思います。繊維に限らず、すべての産業、
すべてのエネルギー、すべてのものがもう世界全体を見なければ
語れない時代になってしまいました。一つの紛争、一つの海峡、
一つの地域の問題が全世界に影響を及ぼしてしまう現状を今、目
の当たりにしています。もはや自国だけが良ければいい、という
世の中ではなく、全世界はつながっていて、他国に迷惑をかけれ
ばそれがいつ自国に災いをもたらすかわからない、という世界に
なっている、と認識しなければ今後の経済活動は難しいと思いま
す。皆さんもどんどん世界に目を向けてください。そうしないと
自国だけ助かればいい、と思って行動していたら国がなくなって
いた、なんてことになるかもしれませんよ。

素材展、生地展とだいぶ話題がそれてしまいましたが、そんな会
話が各地で飛びあい、先行き心配な思いをさせる展示会風景でし
た。世界のそんな状況に対して、日本の繊維産業のとる道は、と
いえば、他の国で絶対にまねできないような、技術的にも意匠的
にも優れたものを発信し続けていくしかないと思います。途中で
お断りしたように今回は結構暗い話題になってしまいましたが、
実はそんなジャパン・オリジナルの、素晴らしい生地がたくさん
ありました。そんなブースを回って触りまくって、結構至福のひ
と時を過ごしたのですが、やはり今回の話題に一回触れないわけ
にはいきませんでした。楽しいレポートは次回にまとめてお送りし
たいと思います。

 

ではまた。

 

HANAZONO

 

スタイリスト・デザイナー・衣装制作,MD,パタンナー、EC担当、アパレル販売職の就職はtfac

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

東京服飾専門学校 次回オープンカレッジの日程

5/24に開催予定です。

 

詳しくは下記よりご確認ください。

体験入学申し込み    こちら

https://www.tfac.ac.jp/open_college/

 

【Web学校見学を随時受け付けています】
授業見学のご予約は下記URLから予約フォームでお受けしています。

見学申し込み   こちら

https://www.tfac.ac.jp/学校見学予約カレンダー/

 

♦資料請求・学校見学・WebオープンカレッジがLINEで簡単に

申込ができるようになりました。

お友達追加お願いします♪♪

友だち追加

♡tfac Instagramフォローお願いします♡

@tfac__official

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

~就活室便り#60~think for yourself

~就活室便り#60~think for yourself

 

 

みなさんこんにちは。就活室のHANAZONOです。4月も半ばすぎると、
何と言ったらいいんですか、こう、寒くてもその寒さに芯がないってい
うか、耐えられる、逆に耐えちゃおうかな、っていう気分になる季節に
なってきましたね。海外観光客、小学生を中心とした半袖族はまあ論外
としてそこまではいかなくても少し薄着をしたくはなります。でも結構
冒険するのは難しく、予報ほど気温が上がらなかったらどうしよう、と
かやっぱり朝晩は寒いんじゃないか、と思ったりして羽織るものは欠か
せなかったりしますが、それでも着実に少しずつですが薄着になってき
ています。冬の毛布もやっとしまいました。その毛布が大好きだった猫
たちだけは不満そうですが。その毛布と猫の写真がこちらです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

猫たちはどうか知りませんがこっちは暑いんですって。この時期は厚手
のものがどんどん減っていき、ショックを受けた猫の表情をよく見ます。
あまり感情が表に出ない印象がありますが実は猫は表情豊かだったりし
ます。なんやかんやと要求が多くて、思った以上に手のかかるペットで
す。そして今は冬毛から夏毛への抜け代わりの季節で、いくら掃除して
もきりがありません。実は極度な猫アレルギーの私にとっては花粉とダ
ブルで結構つらい季節ではあります。

それでも春って、なんかどきどきして楽しい季節ですよね。みなさんも
どんどん薄着して、この春の柔らかな雰囲気を楽しんでみてください。

 

そんな春は本当に展示会真っ盛りの季節です。展示内容はもう冬なので
すが、これくらいの季節になると出かけよう、という気分になりますよ
ね。とにかく展示会の情報を少しでも多くお届けできたらと思います。
今回は、前回途中で終わってしまった「ファッションワールドTOKYO」
の続きから始めたいと思います。今回最初にご紹介するのは株式会社ド
ラマさん、本業は古着ですが、今回はその古着からインスピレーション
を得た新作ブランドを披露していらっしゃいました。まずは写真をご覧
ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴィンテージ製品へのこだわりから、生地もあまりテンションをかけて
いないセルビッチ仕様、縫製もあえてスローなミシンを使用していたり
します。生地に関しては、こだわりは十分に感じられるものの、私が工
場長だったらあまり引き受けたくないような、ちょっと面倒くさい生地
ばっかりでした。写真をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真ではちょっと見にくいとは思いますが、縦黒糸、横白糸のデニムで
すが、黒糸自体が真っ黒ではないため縦スラブ調に見えています。その
他、重量的にもヘビーデニムが多いようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デザインにしてもやはりビンテージからくるクラッシックのものが多いで
す。昔のものにこだわればこだわるほど織機、ミシンからすべて昔のもの
を持ち出してこざるを得ず、しかもそういうこだわりって、結構現代的な
設備を整えつつある工場では嫌われることが多いんですけど、結構にこに
こしながら、「いやあ、きもちよくやってもらってます。」、とおっしゃって
いたのでいろんな企業努力があるんだと思います。特にデニム系でこだわ
りの商品というと値段も結構びっくり、というようなことも多いんですけ
ど、上代を拝見すると結構普通です。とにかくいろんな企業努力、企業秘
密があるんだろうな、と、思いながらブースを拝見しました。結局、新ブ
ランドって、好きが高じたっていうのが一番いいものの気がしますよね。
HPに全製品の画像はアップされていて、そのまま購買も可能なので、ご
興味のある方はご覧いただけたらと思います。

新興ブランド、個人ブランドのコーナーがあり、スモールブースが並んだ
コーナーがあります。以前もレポートしましたが、着物のリメークブラン
ドが結構な数出展されていて、インバウンド含め和のアップサイクルが一
つのブームになっているのかなっていう気がします。過去3回くらい続けて
レポートしてきたと思いますので、今回は割愛しました。次に拝見したの
は編み物の出展で、ちょっと、どんな力を入れて編めばこんな風になるの
かな、と、思わせる作品を拝見しました。one leaf細編み専門家。という
看板のもとご出展されていました。画像をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんかものすごく硬い繊維を糸として、高密度で編んでいられるんですけ
ど、そのおかげで、編み物のバッグがたわむことなくきちんと正立してい
ます。ちょっとこんなの見たことないですよね。写真をもう一枚。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どれもこれも型がしっかりしていますよね。糸として使っている繊維は本
当に太くて、ちょっと普通の織編の世界では見ることができません。こん
な編みにくいものどうやって編むんですか?とお伺いしたら、やればでき
るんだそうです。答えとしては簡単ですけど、そのやるのがとにかく大変
だろうな、というのは容易に想像できる、というか容易すぎます。自分で
作って自分で売って、いつも善し悪しの最大限の評価を受け続けながら、
苦行とも思える編み込みを昼夜行っていられるって、大変だなあ、と思い
つつやっぱりうらやましいですよね。私自体はものづくりは最大限に応援
するだけで、実際の作業は何一つだめで、ものづくりができる方がうらや
ましくてたまらないのですが、だからといって何か今から始めたとして、
ものになりそうなものがほとんどないので、今後もまた。ものづくり、
どんどん応援していきたいと思います。もう一枚、写真を載せます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

leaf etudeというブランド名で展開されています。one leaf_renaの名前で
インスタグラム展開されていますので、ご興味を持たれた方、一度ご覧
いただけたらと思います。一度当校にもお越しいただいて編み方のコツ
を教えて頂けないかな、と、思っています。本当にカギ編みのバッグ、
正立しないですよ。

次にお伺いしたブースもハンドメイドブース。whoopie rouxというブラン
ドのブースです。まずは写真をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きれいなツイードマフラーです。織ったり、裁断した後だったり、現在の
技術で織物をすべて使い切ることはできません。そんな廃棄されるべき糸
をアップサイクルし、このカラフルなマフラーは作られています。ツイー
ド糸は撚りを強くする、といった強度をアップさせる方法の取りようがな
く、ただでさえテンションの強い高速織機にかけられず、手織りに最も近
いといわれるションヘル織機でゆっくりゆっくり織るしかなく、量産に全
く向かない生地なのですが、その糸の再生品を使うとなると、さらに切れ
やすく、糸の長さも短いことが容易に想像できるので、一体どうやって作
っているのかお伺いしたら本当に手織りでした。大変ですね、と言いたい
ところですが、大変どころかそれが面白いところ、ということなので、あ
まり手間暇にシンパシーは感じないようにしました。とにかく太さも長さ
もばらばらの糸をシャトルにセットし、糸切れしないようにゆっくり経糸
の間を通していくって、言葉で言うのは簡単なのですが、実際やるとなっ
たらちょっととてつもなく大変な作業です。そんな作業の結集が次の写真
です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先ほど申し上げた通り、アップサイクル糸を使用する限り、一色、一柄
を作るにしても限りがあります。こんなコンパクトなマフラーにしても
同じ色、柄は5本が限度、というところじゃないでしょうか。それゆえ、
お気に入りの色、柄に出会えても次の機会に買おうかな、などと考えて
いたらもう二度と会えない可能性のほうが高く、まさに一期一会の商品
といえます。欲しいな、と思ったらそれが最後のチャンスですよ。

織物以外にも家電、等金属リサイクルを中心とした原料でアクセサリー
も制作していらっしゃって、それもまたみんな手作りだそうです。写真を
ご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一般企業で普通に働いていらっしゃった方がいきなり手探りでものづく
りをはじめ、昼夜制作に時間を取られながら販売は各地で開催されるポ
ップアップショップに自ら出向かれ販売をこなし、ちょっとはたから見
るといつお休みなさるのか心配にもなりますが、そのものづくりの楽し
さ、表現の可能性と自由さ、そんなことを考えるともう昔の会社勤めに
戻る可能性は全くないです、とおっしゃっていました。織機の構造、シ
ステム、等はだいぶ詳しいつもりだったのですが、自分で手織りしよう
と思ったことはありませんし、ましてやアクセサリーなんて、どう形に
していいかもわかりません。当然制作を思い立ってすぐできるようにな
った、というわけではないでしょうが、それにしても何もないところか
ら形にしていく才能とその情熱、本当にうらやましいです。手織り織機
も持ってきていらっしゃいましたが、いつか機会がありましたら当校に
てのご講義と実演をお願いできたらと思っています。急成長や爆発的な
ヒットというジャンルではないですが、ワンアンドオンリーのコンセプ
トを貫き通していって欲しいです。

 

前回からの続きでファッションワールドTOKYOのレポート第2弾をお送
りしました。アパレル総合展の在り方を改めて考えさせられ、日本での
開催ながら日本のメーカーの参加は本当に少数になり、生産としての繊
維産業はまさに危機的状況になっています。それでも。今回ご紹介した
出展社のように、ものづくりには幾多の新しい道があり、新しいテイス
トがあり、クリエイターの発想に限りが見えたなんていうことは全くあ
りません。それどころか環境や社会の変化に対応して毎シーズン毎シー
ズン新しいものが出現してきます。そんな新しい動きは逐一レポートし
ていくつもりです。今後にご期待いただけたらと思います。

この翌週にはテキスタイルの日本での最大の展示会、TOKYOテキスタイ
ルスコープが開催されました。今回、その半分でもレポートをあげたい、
と思っていたのですが、紙面が尽きてしまい、改めて次回からレポート
をお送りいたします。いずれにしろ繊維産業でのハード面に関して、中
国をはじめとする諸外国の物量とプライスに対抗していくのはかなり難
しそうです。しかし、ソフトの面と匠と呼ばれるような技術面では日本
の繊維産業で世界に誇れるところはたくさんあります。匠の技術は歴史
に裏打ちされたものですから歴史のないところに匠はありませんし、い
ずれにしろそれだけ歴史を刻まない限りは匠として完成しません。ソフ
トに関しても長年の消費体験、社会体験からくるものが大きく、ちょっ
と思いついたといった発想やAIの検索結果が顧客の充足感をもたらして
くれるものではありません。やはりかなりの程度の社会の成熟度がない
と難しいものがあります。よってこの匠とソフトに関しての日本の優位
度がそう簡単に揺らぐものではないと思います。今回、様々な展示会、
様々な場所でそんな光景を目の当たりにしてきました。今後はメイド・
イン・ジャパンだから良い、というのではなくてそのメイド・イン・ジ
ャパンの何がいいのか、ということをどんどん発信していかなければな
らない時代になってきているんだと思います。中国ではどこ製よりもど
この企業のものか、という方が意味があるようで、産地はすべて中国な
のですから産地による差はないのですが、日本の企業のセンス、クオリ
ティーコントロールすべてを比べても中国企業のものとは全然違う、と
いう評価を受けています。技術とソフト、これが繊維に限らず日本の生

きていく道の一つになっているのは間違いないです。現在、繊維製品の
輸入割合は98.5%以上となり、今後、その輸入の割合が減っていく、と
いう可能性は少なそうです。ところがその中でイタリアやアメリカのブ
ランドは少しはありますが、あとは全て日本草案の製品ばかりで中国、
アジア企画からそのまま導入しているものはほとんどありません。そ
の匠を、ソフトをどんどん誇っていきましょう。自由な発想で、洗練
された技術で。そんな発信の場としてアパレル総合展がますます発展し
ていってくれたらいいな、と思っています。

 

それでは次回のTOKYOテキスタイルスコープのレポートにご期待いた
だけたらと思います。

 

ではまた。

 

HANAZONO

 

スタイリスト・デザイナー・衣装制作,MD,パタンナー、EC担当、アパレル販売職の就職はtfac

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

東京服飾専門学校 次回オープンカレッジの日程

5/9に開催予定です。

 

詳しくは下記よりご確認ください。

体験入学申し込み    こちら

https://www.tfac.ac.jp/open_college/

 

【Web学校見学を随時受け付けています】
授業見学のご予約は下記URLから予約フォームでお受けしています。

見学申し込み   こちら

https://www.tfac.ac.jp/学校見学予約カレンダー/

 

♦資料請求・学校見学・WebオープンカレッジがLINEで簡単に

申込ができるようになりました。

お友達追加お願いします♪♪

友だち追加

♡tfac Instagramフォローお願いします♡

@tfac__official

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

~就活室便り~#59~ Life in the Fast Lane

~就活室便り~#59~ Life in the Fast Lane

 

みなさんこんにちは。就活室のHANAZNMOです。やっと温かさを
実感できるようになりました。と言っているうち、それどころか暑
くてたまらない日もでてきました。すでに真夏日を観測した地域も
あるようで、なんかいつもこの間の季節が最近飛んでしまいがちで
す。ダウンを脱いだらいきなり半袖みたいな、そんなせわしない、
というか季節もだいぶ忙しいようで、それにも負けず、学校でもな
んか倒れそうになるほど忙しいです。やはり新年度って、いろんな
ことが変わりますし、いろんなことが始まります。それにしても何
もここまで、と

思うくらい忙しくて、なんか毎日息をつめて仕事何とかこなしてい
ます。結構そんな状態が長引きそうな予感がしているのですけど、
まあとにかく倒れないように頑張るだけですね。もっと春の気候に
ついて浮かれたことを述べたいな、と、思いつつやはりちょっと心
に余裕がないのでしょうか、浮かれた言葉が出てきません。なんか、
まだまだ修行が足りないっていう感じですね。

 

とかなんとか言っているうちに世間でも春はイベント真っ盛りです。
特に来秋冬企画・展示会としては最後に近くなってきていますので、
いろいろ外せないところが多いです。そんな中、少しでもレポート
をお送りしようと思い現在、七転八倒中です。春はダッシュの季節
で移動も何もみんなダッシュで頑張ってます。一時期ポタリング、
なんていうゆっくりのんびり走ろう、というような言葉がはやりま
したが、毎日ダッシュ、ダッシュ、ダッシュで行きます。でも信号
でも乗り換えでも少し遅くても次の回、次の電車でもいいのに必ず
ダッシュしてますね。忙しいのもあるけれど性分のほうが大きいの
かもしれません。まあ、どっちでも、行き着くとこまで行くつもり
です。

 

というような感じなので、どんどん先にレポートを進めていきたい
と思います。

今回は4月8日~10日に東京ビッグサイトで開かれた、「ファッション
ワールドTOKYO」のレポートをお送りしたいと思います。私が訪問
したのは9日、ただでさえ強い風がお台場地区では嵐みたいになって
いる日でした。

 

今回は南展示棟での開催です。南展示棟は会場の中で最も新しく、
最も小さい会場です。一番大きい東棟、その次の大きさの西棟では2会
場使用してジャパンITウイークが開催されていました。産業としての
強さが会場面積に如実に表れる好例と言えると思います。しかも行っ
てみると、2フロアで開催されているエキジビターの内、1フロアが
丸々中国、もう1フロアも約8割が中国、1割がアジア各国、日本から
は約1割、というような出展状況でした。必死に呼び込みをする中国
ブースも確かにすごいなとは思いますが、やはり内容的には見るもの
はほとんどありません。とにかく他社のコピーばかりで値段以外に提
案するもののないブースに時間をかけている暇はないのでここでも足
早に歩きます。それでもリカバリーウエアの多さには目を見張るもの
が少しあります。効果を含め、少しクリアできていない(特に国の検
定を受けていない海外品)点が多くみられるのと、リカバリーウエア
は結局下着のカテゴリーに入るのであまりファッションのカテゴリー
に入れづらいのも避けて通る理由の1つです。それでもセオリー通り全
ブース歩いて廻りました。その会場の風景だけ載せておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビックサイトで最小といっても他の施設から比べるとやはりかなり広
いです。でも、海外の展示会会場では端から端まで目視できないほど
広いところが結構あります。いくら広くても、ちゃんと全ブース歩い
て回ります。ただ、来場客がどこでもいっぱいなのでさすがにここで
はダッシュはできません。気持ちの上だけ猛ダッシュしながら各ブー
スを歩いて廻りました。

 

日本の出展社のゾーンにたどり着き、最初に訪問したのがセーレンさ
んのブースです。プリント生地を扱ったことのある人ならだれでも知
っている、というくらい有名な北陸の染工場さんです。多分日本でイ
ンクジェットプリントで生地加工した最初か2番目の会社です(正確
な情報を忘れてしまってすいません)。いずれにしろ日本のインクジェ
ットプリントのパイオニアであることは間違いなく、当時超高額(今
でも超高額ですが)のインクジェットマシンに投資するだけでも先見
の明があると思いますし、新宿高島屋が有名ですが、自社でブランド
を作り、その価値を一般消費者にアピールし続けているその企業努力
は称賛されるべきとかねがね思っていましたが、今回ブースにて直接
お話を聞くことができました。

最初に見せていただいたのはオーダーデニムです。写真をご覧くださ
い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デニムの素材、色、ブリーチの柄、と、素材を選び、タブレットで型、
サイズを指定、それで自分の好みの柄、型、サイズのデニムパンツが
出来上がってくる、というシステムです。インクジェットプリントは
従来のプリントとは違い型があって型に染料を流し込み、その上をこ
すって生地に染料をしみこませる、という手法とは全く違い、型がな
いだけ柄の大きさに制約がありませんし、染めるメーター数にも制約
がありません。1着分の必要用尺量を染め、それを製品に仕上げる、
ということが可能です。当然1着分染めるよりは量産ロッドをこなし
ていったほうが値段的には全然安いはずです。その代わりそういった
生産をしようと思うとどうしても受注数量以上の作りこみ、在庫を抱
える、という必要が出てきます。特に最低生産数量の多い海外生産で
は大量の作りこみが必要で、その在庫がアパレル企業の利益を圧迫し、
無理に処分しようとしたときの廃棄問題はSDGsの点からも見逃せな
い問題になりました。余剰在庫はしまっておくだけでも保管料、等の
問題が発生し、処分するにも何かとお金がかかる、ということは紛れ
もない事実ですし、その事実を私は今までの職業体験で十分身に染み
て体験してきました。コストは高くなっても在庫が全くない商売って、
結構夢のような話です。生地ロス、製品在庫ロス、両方がなくなると
いうこの手法、今後注目を浴びてもいいと思います。

 

当然デニムだけでなくどんな素材でもこの手法は可能です。元々水着、
ウインタースポーツ、等のスポーツウエアプリントが得意のセーレン
さん、今回はゴルフウエアを提案していらっしゃいました。写真をど
うぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

柄を指定し色変更、等も自由自在なので世界に1着だけのゴルフウエ
アが簡単に作れます。今後もっともっと注目されていい取り組みだと
思います。そんなセーレンさん、プロモーションということも含めて
各教育機関にてのご講演も考えていらっしゃるようです。当校でもぜ
ひ、とお願いいたしました。SDGs、等の社会問題を考えるのも重要
ですし、次代のものづくり、染色方法を学べる点でも非常に学ぶ点が
多いイベントになると思います。今後詳しくお話しさせていただき、
ぜひ実現したいイベントではあります。今後にご期待いただければと
思います。

 

その後、(株)ワールド 企業戦略室 AI・イニシアティブ長の上條 千恵
さんの、「EC・PRからブランド立ち上げまで一人でも可能に。AI活用
最前線」、というセミナーを聴講しました。ECに全てクリエイティブな
ことが任せられる、ということではありませんが、今まで時間のかかっ
ていた、コンセプトマップ、プロモーション用マップ、等の作業がかな
り効率的に、10日以上かかっていたものが即日にできるようになる、と
いう実例を見ながら、本当にクリエイティブな仕事は何か、という仕事
全体の見直しにもなっていくと思います。こちらでも厚かましく講演は
依頼しました。学生対応、ということであれば担当者を紹介する旨ご説
明を頂きました。この、ワールド企画戦略室ではAI活用をはじめとする
種々の情報を、TSIさんをはじめとする他のアパレルに提供しているわけ
で、情報だけでなくBtoB事業で他のアパレルの商品の企画・生産をかな
りやっていられるワールドさん、まさに恐るべしですね。ワールドさん
といえばアパレル業界の巨人として長い間君臨していらっしゃるわけで
すが、その巨人、ステップが軽いです。新規分野にもどんどんチャレン
ジされていて、何とかこちらも負けずにステップ踏んでいきたいと思い
ます。どんどん負けずに頑張ってダッシュしていきましょう。

 

このファッションワールド東京の規模が小さくなりつつある、というこ
とを冒頭でもお話ししましたが、元々日本でファッション総合展という
もの自体が難しい環境にあります。パリ、ロス、香港、ミラノ、等世界
各地でアパレル総合展は開催されていますが、どの展示会でもバイヤー
は良いと思った商品をその場で発注、契約していきます。商品を確保す
るから売上予算が達成できるので皆真剣にバイイングします。ところが、
日本では発注は企画書・稟議書に基づき会議で決まるので、外出先で勝
手に発注するバイヤーもいません。せっかくの総合展でも名刺交換と次
回のアポイントを取ることが精いっぱいでその週を締めてみて出展経費
を上回る受注を取る、ということはほぼあり得ないというより夢の世界
の話となっています。自社ブランドを自社のみで販売し、卸売りをしな
いブランドが増える中、ブランドプロモーションのためだけとしても、
費用対効果が悪すぎるのです。結局出展できるのは地方自治体の補助金
を頂ける企業だけとなりがちです(ほとんどの自治体で、中小企業の産
業振興のための新規取り組みのために展示会出展、というと補助金が出
ます)。もうちょっと、日本のファッション業界を世間にアピールするた
めに総合展を業界として開催、というようにしないと日本のファッショ
ン業界が世間から忘れ去られていくんではないか、ということが一番心
配になる事項になりつつあるのですが、そんな業界のために旗振って、
お金出して、ていう企業は現在日本にないですよね。ユニクロさんも自
社の出店だけは順調に伸ばしていらっしゃいますが、だからってアパレ
ル業界全体を考えての取り組みというのも聞いたことがありません。そ
んな業界のリーダーが出てくるのか、それとも日本の商習慣自体がすべ
て変わり、展示会での発注が激増するのか、ということを考えた場合、
たぶんどちらも可能性はかなり少ないと思います。私も以前いた会社で
アパレル総合展には何度も出展していましたし、このファッションワー
ルド東京にも何回も出展を誘われました。結局出展することはありませ
んでしたが、それだけどんな企業でもプロモーションのためだけにかけ
ていいお金って、どんどん減っていることは事実です。もう一度展示会
に関して、徹底的に検証してみる必要はありそうです。

 

多分そんな補助金とも関係なく(本当に関係ないかどうかまではお伺い
していませんが)、今回もテキスタイルコンバーターの柴屋さんが元気
に出展していらっしゃいました。写真をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

柴屋さんはこの先の見通しの難しい中、生地を自社リスクで在庫し、
クイックデリバリーに対応していらっしゃる会社です。生地は発注を
受けてから、もし、織りから作らなければならないとなると、3~4か
月は平気でかかります。今は最初から述べてきた理由で、アパレル各
社も初期発注、在庫リスクをかなり少なくするようになっています。
そうすると、例えば4月に立ち上がった商品がとても評判で売り切れ
になった、慌てて追加生産することにし、生地を発注したら3か月ち
ょっとかかり、入荷が8月、そこから縫製して9月末に製品が上がった、
ということになると、9月末はもう店頭では秋物真っ盛りですからた
だただ季節遅れのいらない商品が上がってきた、ということになりま
す。それが生地が現物があれば追加が5月に店頭納入が可能となり、ま
だまだ販売期間はあるし、予約だって取れます。そのように生地の現
物在庫を持っているテキスタイル・コンバーターの存在はアパレル企業
には不可欠の存在です。結局、テキスタイルコンバーターで好調なのは
そういった在庫を抱える型の3社のみで、そのうちの1件、柴屋さんは
営業の全員がいつも元気いっぱいです。なぜその他のテキスタイル・
コンバーターが在庫を抱えて商売しないのかって、思う方もいらっしゃ
るかも知れませんが、要はそれだけ在庫リスクを負うのは難しい、とい
うことです。その難しさを克服していってるのがその3社、というだけ
で、その企業努力は並々ならぬものがあると思います。誰にでもでき
るんだったら、だれでもやってますよね。

 

そんな柴屋さん、授業で必要な生地等、学生が訪問しても対応してい
ただけるそうです。将来服作り、アパレル企画職を目指す方たちは、
まずテキスタイル・コンバーターでの生地の見方、選び方を学んでお
く必要があると感じています。生地スワッチを見比べて生地の良し悪
しの判断とか、学生のうちに学んでおくべき内容って、かなり多いで
す。お伺いしていましたら本校学生も一度訪問の機会を考えていただ
けるとのこと。今後スケジュールを組みながら、連絡を取りながら、
柴屋さん、ぜひ学生と訪問したいと思っています。そんな柴屋さんの
写真をもう1枚アップしておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだか2件で紙面が尽きてしまいました。まだご紹介したいブランド
があるのですが、それは次回のレポートとしたいと思います。ちょっと
展示会の在り方を考える時間のほうが長かった気がしますが、それだけ
日本のファッション総合展が次代に向かって発展していけば、という思
いの裏返し、と、思っていただければ結構です。今回、最初中国ブース
をずっと歩いているときは途中で帰ろうか、と思いました。ところが会
場を出るときには本当に来てよかった、という感想に変わっていました。
やはり歩いてみるもんです。次回のレポートもご期待いただければと思
います。

 

結局会場でも話が長引いてしまい、予定時間はオーバー、当然ダッシュ
で帰りました。次週も展示会が続くのですが、今度は少しゆっくり見た
い、というのは無理かなあ。とにかく当分は予定いっぱいなので走るだ
け走って、少し余裕ができてからゆっくり歩くことを考えたいと思いま
す。次の展示会も見ごたえたっぷりだといいな、と期待しています。た
だそうすると今度はレポートにかなり時間取られるようになっちゃうん
ですけどね。

まあ、頑張れるだけ頑張ります。

 

ではまた。

 

HANAZONO

 

スタイリスト・デザイナー・衣装制作,MD,パタンナー、EC担当、アパレル販売職の就職はtfac

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

東京服飾専門学校 次回オープンカレッジの日程

4/25に開催予定です。

 

詳しくは下記よりご確認ください。

体験入学申し込み    こちら

https://www.tfac.ac.jp/open_college/

 

【Web学校見学を随時受け付けています】
授業見学のご予約は下記URLから予約フォームでお受けしています。

見学申し込み   こちら

https://www.tfac.ac.jp/学校見学予約カレンダー/

 

♦資料請求・学校見学・WebオープンカレッジがLINEで簡単に

申込ができるようになりました。

お友達追加お願いします♪♪

友だち追加

♡tfac Instagramフォローお願いします♡

@tfac__official

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

~就活室便り~#58 Slowhand

~就活室便り~#58  Slowhand

 

みなさんこんにちは。就活室のHANAZONOです。現在この原稿を書い
ている朝8時過ぎの気温が10度近く、とても暖かくて気持ちいいのです
が、明日の最高気温は朝の今の気温より低く、なんかもう思いっきり冴
え返るようです。日によって気温が10度以上違うともう何が調節なのか、
毎日どんな格好で外出したらいいのか、わからなくなります。たまに、
明日は春というより初夏並み、というような予報で、それを信じて薄着
で外出したら結局1日中曇天で気温が上がらず、寒い思いをして帰ってき
て、また天気予報を見てみると、昨夜と同じキャスターが、「いやあ、思
ったよりは気温上がらなかったですね」、とか笑顔でしゃべっているのを
見るたびもうテレビの天気予報を見るのやめよう、と、思うんですが、
現在は気象カメラと予測システムが発達したおかげで、どこの予報を見よ
うが独自の予報があるわけでもなく、予報に関して自分の考えを述べる
キャスターもいないので、結局情報源を変えても予報は一緒、という、
結論がすでに出てしまっているので、あとは自分の経験と勘で補うくらい
しかないですかね。本当に有料のいろんなサービス、アプリ、等々試した
んですけど結局現在そういうものは使っていないので、いちいちは覚えて
いないですが、やはり何か不適切な予報があって、お金わざわざ払ってこ
れ?ってなったんだと思います。まあ結局テレビの天気予報をぼんやり見
ながら本当に暖かくなる時期を待つしかないですね。

というわけで展示会ウイークを締めくくるギフト・ショー第2回目レポー
トをお送りいたします。これが今回会場に向かう途中の光景です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京ビッグサイトは現在日本一の内覧会場で、2位の幕張メッセより東京ド
ームよりまるまる一個、とまではいかないですが、0.9個くらいは大きい展
示会場で、ここを貸切にできる展示会はJapan Mobility Show(東京モータ
ーショー)とこのギフト・ショーくらいしかありません。いずれにしろビ
ッグサイトは展示会場としての人気が高く、なかなか全巻貸し切り、とい
うのは予定的にも難しいらしく、その予約が取れない分幕張メッセも好調な
ようです。いずれにしろその広大な敷地を最大限に活用したギフト・ショー、
見て、廻るのも時間がかかりましたが、レポートするのにも時間がかかるよ
うです。それではレポート2回目、行って見たいと思います。

まず今回最初の企業の写真を見てみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きれいなブルーが藍染、ピンクが桜染め、という説明になっています。
私の記憶では、きれいな桜の花をに煮込んだところで全然桜色の染料など出
てこず、むしろ茶系、とか、結構渋めの色になってしまう、というイメージ
があって、これは子どものころ桜の押し花を作った記憶のある方ならだれで
も納得していただける事実だと思います。とにかく桜にはピンク以外の色素
の色合いが多く含まれているようで桜からピンクの染料を作るのは不可能、
というのが定説だったと思います。それで今回このピンクと、その桜染め、
という名前を見て、思わず化学染料ですか?と、お尋ねしたら、いや、桜か
らの染料です。との回答をいただきとにかくびっくりです。そのびっくりし
た製品の写真もご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だれが見たって桜色じゃないですか。現在ではここ以外にも桜染め、という
染め方、染料はあるようですが、たいていこういう場合では元祖はどこ?と
いうのは諸説あって決めるのが難しいところがありますが、この福岡で染め
ていらっしゃる職人さんがお始めになったとすると、少なくとも染に成功し
てから30年は経っていないようです。確かにその30年間草木染に注目してた
かなあ、と思うとしてなかったですね。すいません、完全に勉強不足です。
なんか自分の不明さに弁解のしようもなく、ただただ謝るしかないですね。

いつも紹介が遅くなってしまうのですが、この会社はSTYLE DESIGNさん、
シルクやオーガニックコットンといった肌に優しい素材のみ使用し、こうし
た日本の染職人のとにかく手間とひまのかかる染めをした商品を展開してい
らっしゃる会社です。

桜の染料の秘密その1は、実は桜の花びらを煮詰めるのではなく、染料を抽出
するのは枝からだそうです。茶色い枝の中に実はこんなに美しい色彩がつまっ
ていた、なんて結構すばらしいですね。会場では実際に職人さんが染めていら
っしゃるところの動画も流れていました。写真をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局やっぱり1着1着手染めですよね。

何度も染めては洗い染めては洗いを繰り返し、最後にこの色になるそうで、た
とえ染料の抽出が他の方にもできるようになっても、実際誰が見ても桜染めと
言われて納得できる製品にするのはやはりかなり難しそうです。

福岡には硬水、軟水、アルカリ水の3つの種類の水が流れているようで、それが
桜染めを含む草木染には莫大なメリットがあるようです。自然の力、水の力っ
て、恐ろしいですね。現在、テキスタイルで圧倒的なプライスメリットを誇り、
世界を席巻しているのはやはり中国です。織物には先染め(染まっている糸を
織物にするもの)と、白糸のまま織り上げ、その後染色整理する後染め、とい
う手法がありますが、先染め織物に関しては中国でも技術が向上し、日本製と
ほとんど変わらないクオリティになってきたようですが、後染めに関してはま
だまだ日本のものとの品質の差は縮まらないようです。結局最後は水の差で、
灘の日本酒を作るのと一緒の水や、南アルプスの天然水みたいなので染めてい
るのと、黄色をはじめいろいろな色の川の水で染めたものとの差は少なくない
ようです。飲める水で染めているのと飲めない水で染めているとの差、といえ
ば一番わかりやすいでしょうか。そんなおいしい水でおいしそうな桜色を染め
た製品の写真をもう1枚ご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

製品のグラデーション染って、本当に作者の感性っていうか、個人の目分量、
っていうか、とにかく人から見て、欲しい、と思わせる製品グラデーション染
って、一目見て作者の名前がはっきりわかってしまうくらいに限られた世界の
作品、ということができます。名前までは全部わからなくても少なくともその
工房がどこだ、ということはわかっちゃいそうですね。それくらい各工房、各
職人さんで独自の技術もあるでしょうし、オリジナリティの勝負になるんでし
ょうけど、この白から桜へのグラデーションのやさしさ、ほんとにいいなあ、
ってため息が出ちゃいます。ただ白からのグラデ、本当に難しいですよ。

当然歴史的には全然古い藍のグラデーションもきれいで優しい色です。ご覧く
ださい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ね、いいでしょう。場所が近くならすぐにでも見学に行きたいところですが福
岡となるとちょっとひとっとびには行けませんがなんかの方法を考えて本学の
みなさんにもぜひふれる機会を作っていきたいです。桜色、本当にいいもの見
せていただいてありがとうございました。

 

次にご紹介するのはコットンハウス・アヤさん、写真をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久々に豪華なレースを見ましたが、これ、高いですよ。テキスタイルの営業を
やっていた時にレースの商談を何回もしましたが、服の面積で使おうとすると
とても高くて普通のブランドでは使いきれず、結局部分使いでほんの少しの発注、
ということになってしまう場合が多かったです。それがまあよくぞこれだけふ
んだんに使ってあること。次の写真をどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いいですね。これだけ手が込んでると、速い速度で作ろうとすると穴だらけで
ぼこぼこになってしまうし、糸の表面間も全く統一感がなく、結果売り物では
なくなってしまいます。つまりここでも合言葉は「スロー」ですね。ファスト
ファッションの完全な対極というか、短サイクル大量生産とは縁遠い商品です。

また、こちらではこのレースのデザインから自社でやられているそうで、レー
ス用パンチカードも陳列にありました。自社デザインの証拠ですね。写真をも
う1枚。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レース産地が石川県かほく市、という説明が見えますが、とにかく歴史的なレ
ース産地ですがそれにしてもみんな豪華な柄ですよね。こんなオリジナル生地
を国内縫製してあまり手を広げすぎずに、いいものだけを三鷹から、というよ
うな感じで創業以来ずうっと三鷹の地で営業を続けていらっしゃる。それが
1970年から、ということで、もう55年以上の歴史があるというのはまったく
頭が下がります。もし出来ましたら創業者の会長さんに一度本校でご講演を、
というお話もさせていただいたのですが、やはりお年がお年なだけあって
(1970年に創業された会長さんのお歳、だいたい想像できますよね)、ちょっ
とすぐにはご回答いただけませんでした。お話を伺えるのならこちらからお伺
いしてもやぶさかではないのですが、そうすると今度はスペースの問題もあり、
ちょっとすぐには結論は出ません。それでもとにかく良いものって、こういう
ものだよ、というのを学生達にもふれて学んでいってほしいですね。今後の課
題がまた一つ増えました。いろいろ考えること、多いですね。

最後に紹介するのは株式会社織馬鹿さん。名前からすると若い人が始めた新興
メーカーのような感じがしますが、兵庫を代表する「播州織」の老舗で、元々
はテキスタイル機屋さんでしたが、アパレルの国内生産、国内生地使用が減少
するにしたがって、ストールを中心に自社で製品を生産、販売していらっしゃ
る会社です。それではまず画像から見ていただきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

形状としてはスヌードになり首を通して着用するんですが、その風合いがまさ
しく超絶で、ちょっと一度触ってみたらブースから動けなくなってしまいました。

播州織といえば江戸時代から始まる兵庫西脇地区の代表的な産業で、基本的に
先染め綿織物を生産している日本を代表する綿機です。先染め織物は染まった
色糸を使用するためストライプ、ボーダーをはじめいろんな柄を表現すること
が可能なだけでなく、織り上がってってから染める後染め織物はどうしても組
織と組織の間に染料が残り、先染め織物と比べると風合いが固く、厚ぼったく
なります。特にニットなどは、同じ糸、同じ組織と言われても信じられないく
らい違います。本当に生地って、微妙なこだわりで成り立っているんですね。

というような成り立ちの播州織のコーナーがありまして、最初に寄った時は満
員、で、最後に再訪することにしました。狙いは実はこの隣の会社に非常に表
面感のある先染め織物があって、それを目当てにしていたのですが、再訪時も
商談中で、それでは、と播州織ブース内の隣の会社の製品を触ったのが運の尽
き、というか望外の喜びが待っていたわけです。

そんなびっくりストールの写真がこちらです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ単にきれいなボーダーとしても魅力はありますが、みなさんももし機会
があったら絶対に触ってみてください。ちょっと、人生変わるくらいびっく
りしますよ。この風合いが実際どこから来たのかっていう話もさせていただ
いたのですが、ご本人達はこれがあたかも当然であるかのごとく、普段とあ
まり違ったことはしていない、とのことでした。少しだけこれが秘密の一つ
では?と思ったのは、言われるまではわからなかったのですが、このボーダ
ー、実はサテン織になっているんです。普通サテン織といえば結構高密度で
むしろ硬い風合いのイメージがあるのですが、言葉でなんと言ったらわから
ないのですが、超ゆるゆるサテン、というか、いずれにしろ高速織機では絶
対無理な繊細な組織で、しかも経糸の柔らかい部分だけが肌に触れるように
なっていて、それに種々柔軟加工はしてあるはずなので、そんないろいろな
要素の組み合わせがこの商品の完成の要素になってるんだと思います。いや、
ちょっとこの風合いは感動的でした。初めてイタリー製のスカーフを扱うよ
うになった時、イタリーの生地の意匠と風合いにはびっくりさせられたので
すが、それは縫い目滑脱や引っ張り強度が必要とされないスカーフ専用のテ
キスタイルだからできる繊細さなんだな、と、気づき、それはいい意味でも
悪い意味でも結構衝撃だったのですが、この織馬鹿さんのストールはそのま
ま縫って製品にしてもそんなに問題はない、と思えるくらいスカーフスペシ
ャルではない普通の生地でした。それであの風合い、ちょっと凄いですよ。
そしてその理由がわからないくらい素晴らしい風合い、これは詳しい理由が
わからない場合って、結構あるのですが、それでも播州のきれいな水での染
色整理、これが一役買っているのは間違いないと思います。先程の桜染めと
いい、水の力って、本当に偉大ですね。そして澄んだ水って、世界でも本当
に貴重で、これを守り続けながら使い続ける、それがいつまでも続くよう祈
っています。

 

イタリアでもビエラ地方やコモ湖付近等、結局織物の産地はみんな水がきれ
いなところになります。水のきれいさでは日本も外国に負ける要素はほとん
どなく、江戸末期、六甲のおいしい水がどうしても欲しくて諸外国は神戸港
の開港を求めたのは有名な話ですね。とにかくいい生地にはいい水、これは
本当に必須条件のようですね。

 

確かに実際の生地の風合いを決定する要素が意外な要因であることもありま
す。かつては、カシミア、アンゴラ、モヘア、等の高級獣毛混織物の風合い
に関して、日本の機屋で織ったものがどうしてもイタリーの生地に敵わず、
なぜイタリーにだけあんな風合いが出せるのか、それはイタリーの生地をい
くら分解してもわからず、日本のメーカーにはできない永遠の差、のように
言われていました。それで、日本の産地の方々もその秘密が少しでもわかれ
ば、と思い、イタリアの展示会に海外出張して参加しました。そこでお目当
てのメーカーの生地見本を触ってみたところ、日本で触っている生地と全然
風合いが違い、愕然としたそうです。この風合いなら日本でも十分できる、
そう確信したのはいいのですが、それでは日本にあるイタリー製の生地がど
うしてそんな素晴らしい風合いになるんだろう、ということは相変わらず謎
のままです。

結果推測されたのは、獣毛混生地は春に発注し夏に入荷、というのが普通の
スケジュールです。当然大きく重い原反は船便にて日本に着くのですが、そ
の時期は実はインド洋がいちばん暑い時期でもあります。数ヶ月間、焼ける
ような甲板の下、蒸すに蒸されてきた原反の風合い、そのとろっとろに蒸さ
れた風合いは元とは全く違う極上のものになっていたのです。今では日本で
も超高級カシミア生地などは、やはり織り上がってから最低3ヶ月寝かした
りしますが、それでもインド洋の甲板みたいに大量に高温高湿で蒸せる環境
って、なかなかないですよね。これも効率を重視してエア便使ってたらそん
な風合い自体存在しなかったわけで、なんか良いものって、全てがスローで
すよ。そしてインド洋にも当然必要なのは水でしたね。

 

今回ギフト・ショーの2回目レポートをお送りしました。ギフト・ショーの
基本はやはりギフトになるもの、と、いうことで値段も安めのものが多い印
象なのですが、地域振興含めて地域の特産品を紹介するコーナーが充実して
いたり、新興ブランドの特集があったり、結構見るところは多く、その他紹
介しきれない会社の方が圧倒的に多いわけで、次回、またその次と、少しず
つでも紹介していけたらと思います。

 

それにしてもPR、ノベルティ、文具、キャラクター、等、新商品を抱えた
新しい会社、新規事業部門、等の出展社のまあ多いこと。一時争奪戦にな
るくらいに流行した商品が2、3年後にはもうどこでも見かけなくなった、
なんて例はもう記憶にないくらいありますよね。そんな中、やはり伝統に
基づいた確かな技術って、きちっと残っていってる気がしますし、残して
いきたいですよね。これからファッション業界で活躍していこうとするみ
なさん、まず良いものってどんなものなのか、その見分け方を勉強すると
いうよりとにかく一つでも多くみて、一つでも多く触ってください。もう、
本当にそれしかないんですから。とにかく、見て、来て、触っていきまし
ょう。

 

大量生産、大量消費の時代が現在では批判の対象になりつつありますが、
かといってそれを突き詰めてきたのが近代化の歴史であり、それが急速に
無くなる、ということは考えられません。ただ、そこには当てはまらない
スローな、手間のかかるものが、技術があり、それを評価する人がいる。
そんなスローを評価する人の数が増えていくかどうかはわかりませんが、
決して減っては欲しくない、減らないで欲しい、と、真剣に思います。
以前、技術の継承が途切れると、それは本当になくなった手法になって
しまい、その後復活なんてできない、という話をしたことがあります。
そうなるとその技術を評価していた人、必要としていた人も失ってしま
うこととなります。特徴のある、結構他にはないようなお店が、諸事情
により閉店してしまったような時も、それまでのお客さんって、なぜか
他を探して他の店に移る、他の代替商品に替える、というよりはそのま
ま何処かに消えてしまうんですね。そして特徴的だったお店と特徴的だ
った商品は、そのファン共々存在しなくなってしまいます。本当に良い
もの、それは何処にも行かせたくない、というか、伝えて、使い続けて
いきたいです。桜染めのように、その中でも少しずつ新しい技術は出て
くるはずです。そうすれば、ほんの少しずつでも新しいファンが増えて
いってもいいわけで、商品とファンは一心同体、ファンが離れないもの
だけが生き残っていくので、逆に、消費者として客として安穏としてい
ればいいだけでなく、ものを見る、ものを見極める力をつけていかなく
てはなりません。そしてその力を少しずつでもつけていくために、とに
かく、知らないものには触れましょう、さわりましょう。そしてスマホ
で眺めるだけでなく、実際にショップで、着て、見て、ふれていってく
ださい。後継者の問題は確かにありますが、どんな技術もそれを評価す
る人がいなくなった時が絶える時なのですから。

 

 

モーダイタリアから始まった2月第1週のレポートが、やっとここでフ
ィニッシュできそうです。1週間の間にこれだけのブースをまわり、商品
を見て、お話をして、しかも取材の準備をして機材を持って録音から文
章をおこしているわけではないので、結構覚えているだけで大変なはず
なんですが、メモも何もなく、何回にも渡って文章起こしって、大変な
はずがでなぜできるのか、というと、それだけ印象的な訪問、商品、お
話だったからです。3月からも展示会が結構続きます。印象の強い展示会、
出展社が多いといいな、と、思います。

次のレポート、楽しみにしていただければと思います。

 

 

ではまた。

 

HANAZONO

 

 

スタイリスト・デザイナー・衣装制作,MD,パタンナー、EC担当、アパレル販売職の就職はtfac

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

東京服飾専門学校 次回オープンカレッジの日程

3/20に開催予定です。

 

詳しくは下記よりご確認ください。

体験入学申し込み    こちら

https://www.tfac.ac.jp/open_college/

 

【Web学校見学を随時受け付けています】
授業見学のご予約は下記URLから予約フォームでお受けしています。

見学申し込み   こちら

https://www.tfac.ac.jp/学校見学予約カレンダー/

 

♦資料請求・学校見学・WebオープンカレッジがLINEで簡単に

申込ができるようになりました。

お友達追加お願いします♪♪

友だち追加

♡tfac Instagramフォローお願いします♡

@tfac__official

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

~就活室便り~#57 The Rain Song

~就活室便り~#57 The Rain Song

 

みなさんこんにちは。就活室のHANAZONOです。毎朝寒い寒いと
思いながらも少しずつ確実に陽は長くなってきていますね。私が朝
起きる時間が明るくなるのはまだまだ先ですが、それでも現在は電
車に乗っている途中で日が昇ります。季節の移り変わりも早いもん
だなあ、と思っていたら実はもうすぐ春分ですよね。確かに節分の
次の日はもう立春なんですから陽が伸びるのは当たり前と言えば当
たり前なんですけど、季節もうつり始めると早いですよね。そんな
季節に夕日を浴びているこんな建物に行ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その東京ビッグサイトには毎年何回行っているでしょうか。以前は
ここで開催されていた展示会の出展者としてその開催期間にはフル
に通っていました。自社ブースのレイアウト、設営、陳列も行って
いたので展示会の前日からかなり忙しく大変だった思い出がありま
す。企業によっては、はやりのIT系などはモニター、パネル等主要
設備を施工業者に任せ、あとはパンフレットを置くだけ、といった
ような陳列が多く、あまり会場設営で手間取ることもないですが、
ファッション業界はやはり色、柄の統一感、訴えたいものの効果的
な配置、導線を意識しての商品陳列、等、様々な工夫が必要となり
ます。それを今では、ヴィジュアル・マーチャンダイジング(VMD)
と呼んだりしますが、とにかくそんな陳列方法から壁の色、カーペ
ットのカラー、等々様々なことを毎日考えていたな、といまさらな
がらに思い出します。他の展示会に訪問した際にも商品だけではな
く陳列方法もブースのカラー、小物の配置までいろんなことを見な
がら参考にしていました。現在は基本的に展示会に出展する可能性
はないのでそこまでは注意してみていませんが、それでも立派なブ
ースを見るとアバウトの施工費とかは計算してしまいますね。なん
か思ったよりそんなことばかりに意識が行ってしまいます。展示会
は展示会で計算抜きに楽しみたいですね。

 

というわけで、今回ご紹介するのはギフト・ショーです。ギフト・
ショーは今回で101回目、3日間の開催で入場者が22万6千人、出展
社も2800社近く、と、日本では最大級の展示会で、繊維関係の展
示会で最大規模の東京テキスタイルスコープが出展280社、来場は
正式な主催者発表はありませんが、前身のジャパンクリエーション
から来場者がほぼ横ばい、という情報から考えると1万2千人前後と
推測されますので、その規模の巨大さがお分かりいただけるかな。
と、思います。その巨大なギフト・ショーの会場でみなさんにご紹
介したい企業、今後お付き合いができそうな企業を見つけるのは、
砂漠でダイヤモンド、とまでは言いませんが、やはりある程度強運
に恵まれないと結構難しいです。ギフト、ということがテーマにな
っているので、食料品、調理用具、日用品、美容関連、等直接関係
ないジャンルのコーナーも実に数多く、だからってそんなブースで
も陳列にいいところはないか、プロモーションの仕方に見るべきと
ころはないか、新しいジャンルの出展企業はないか、などと考え始
めると、結局全てのブースをもれなく見て歩くことになります。今
回も結局そうして全てのブースを見てまわり、想定していたジャン
ルとは違うコーナーで何件もの出展者の方々と交流してきましたの
でやはり展示会廻りは体力勝負ですね。週末にはだいぶ疲れてしま
いましたけど。

 

東京ビッグサイトで一番大きいのが東ホール、その次が西、この西
ホールはコミケ(コミックマーケット)のエスカレーターでの将棋
倒しで有名になったところです。前はこの2つの施設だけだったの
ですが、最近南ホールがオープンしました。東ホールと西、南ホー
ルとの間にはシャトルバスが走っているほどの広さです。今回は東、
西、南の3ホールを使用した広大な展示会で、ただ、東ホールは改
装のため3分の1程度の面積がクローズとなっています。

 

とは言え東ホールがメイン会場であることは変わりがなく、まず
東ホールから廻りじめました。気になったブースがないことはな
かったのですが、その広大な場所にほんの2、3ブースで、しかも
全て商談中だったのでそこを後にして西、南ホールを目指して移
動しました。

下の写真が南ホールの写真です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな大盛況の巨大展示会の割には出展社もお客さんもがらがら、
なんかよっぽど人気のない展示会に見えます。ここが、そうは言
い切ってはいませんでしたけど中国企業のブースです。1階の3割
ほどは締め切っていて、しかも同じ広さの展示場がもう1フロアあ
るのですが、そちらは完全にクローズド。ホール自体が寂しい雰
囲気に包まれていました。来場者はともかく、この出展社の激減
は、今まで日中間でいろんなもめごとはありましたが、ビジネス
ベースでは何も変わることのなく、というか取引実績は伸び続け
ていたはずですから、政治的な軋轢が背景にあるとしたらかなり
異常と言わざるを得ません。一番考えられるのは補助金の停止で
す。大企業ならまだしも中国でもあまり大きくも有名でもない企
業がわざわざ他国開催の展示会に出展するのって、それはやっぱ
り補助金の後押しがあることは否めませんよね。実際に出展時の
ブース代、小間装飾費、貨物運送費、それと人員渡航費(の一部)
を補助する制度があるようで、要は全部ですよね。中国政府から
そういった補助を停止した旨のアナウンスは一切ありませんから
(元々外国人にはその補助の制度やその内容自体ほとんど知らさ
れていません)、実際にはどうなのか判断はつきかねるところが
ありますが、とにかく、会場の空きスペースでサッカーができる、
と言ったら言い過ぎですが、フットサルができるくらいのスペー
スはあったように思います。

ここから歩いて西ホールへと移動、西ホールは2フロアで展開、
まず1階を見てから4階に上がりました。4階、と言いましたが、
2階は会議室、出展者控室等が壁際に数室設けられ、3階はなく、
その分1階の天井が高くなっており、1階の上のフロアは4階、と
いうことになっています。2つのフロアをエスカレーターがつな
いでおり(最初のころに話した問題のあったエスカレーターです
ね)、そこから撮った写真が次の写真です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1階と4階の構造が少しお判りいただけるかと思います。西ホー
ル展示場はコの字型の展示場になっていて、その真ん中が赤い
カーペットが敷いてあるスペースで、天井まで吹き抜けになっ
ています。そのスペースを利用してコンセプト展示になってい
たりすることがよくあるのですが、今回も新興各社のスペース
となっていました。

今回4階は地域産業振興目的の、県別、地方別ブースが数多く、
ちょっとあんまり当校とは関係ないかな、と、思って見ていた
らこんな実演をしているところに鉢合わせしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで実演されていたのは傘用の生地です。生地に間が空いち
ゃってるのが見えるかな、と思います。普通の生地は経糸を引
き揃えたら緯糸を通し強固な生地を織り上げ、その上に柄を乗
せていきます。ところがこちらでやられているほぐし織りとい
う技法では経糸を引き揃えたらあとはそれがばらばらにならな
いように仮抑えの緯糸で固定し、その段階でプリントをしてし
まいます。そうしてプリントが出来上がった後に正式に織機に
かけ、織り上げる、という、素人考えからするとなにもわざわ
ざそんなに手のかかる工程省いてもいいのに、と、思ってしま
いますが、そうして織り上げた布では、ある程度経糸が織り上
げる際に動くため、柄が少し動く、というか、にじんだ感じに
なるそうです。そのにじんだ感じが、傘となって雨滴が着いた
ときに見えるその柄が絶妙、ということらしいのですが、ちょ
っと雨滴がついたときにきれいに見えるような柄を作るって、
言葉でいうのは簡単でも、って言おうと思ったんですけど言葉
で言っても難しいですよね。そして織り上がった布も見せてい
ただいたのですが、とても一般の人がきれいに縫える密度では
ないです。下がその織り上がる前の拡大写真です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなに細い糸が見えにくいかもしれませんがあの頼りない仮
抑えの緯糸で固定されただけで染色にまわるって、なんかそれ
自体アンビリーバブルな世界です。

そしてその傘を縫い上げるのは今まで見たこともない形の見た
ことのない大きさの、こんなミシンです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなミシン見たことないです、って申し上げたら、もう本当
に絶滅危惧種で、現在数台は在庫を確保されている、というこ
とで、しかもその数台のミシンが各々固有の癖があって、それ
をなだめながら、すかしながら、得意なところを使いながらま
さに会話する如く使いこなしていらっしゃるそうです。お話を
お伺いすれば確かに当然そうだな、と、思うのですが、傘って、
直線のところが1か所もないし、しかも縫い合わせのところは
骨があって立体的になっているとすると、その柄合わせって、
ちょっと普通考えたらまず不可能というか、だから普通は水玉
とか、そういう柄が多いと思いますし、たまにチェック柄とか
もありますが、柄が合わないなんて当たり前ですよね。それが
大きい絵画の柄でもぴっしり合っています。

なんか結構怖いくらいなんですが、ここまで来ると伝統工芸と
いうよりもう文化財というかそんなレベルの気がします。

紹介遅れましたがこちらの会社は株式会社モンブランさん、墨
田区で営業されています。後でホームページを覗くと大体傘1本
2万4千円、という上代が多いようです。高いといえば高いです
が、その代わり20~30年使用可能で、破損の場合、修理も可能
とのこと。20~30年の間に傘に一体いくらかけていろんな傘を
買い替えてるんだろう、と、思うと実はそんなに高いものでは
ないという、実に伝統工芸恐るべし、ですね。

昨年は新卒を一人採用されて、今後ずうっと指導していく、と
のことでした。この技術、一朝一夕に学べるものでは当然あり
ません。長い長い時間がかかるとは思いますが、伝統技術の継
承者として頑張って行って欲しいです。そして来年卒の募集が
あるかどうかはわかりませんが、もし機会があるようでしたら
本校学生の中からでも挑戦する人が出てくれたらと思います。
工場見学をお願いしたら、そういうツアーもあるようです。早
急に検討していきます。

 

このモンブランさんが実演されていたコーナーが、「東京手仕事
プロジェクト」、というコーナーで、江戸職人の匠の技を現代に、
世界に向けては発信していこう、という東京都が主催するプロ
ジェクトです。そこに江戸工芸各社が集まり、作品を陳列して
いらっしゃいました。そのコーナーで、次にご紹介するのが
ふじや染工房さんです。まず画像をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これ、ただきれいなスカーフだな、って見てると大間違いで、
「引き染め」という手法で染められていて、もっとわかりやす
くいえば、手書き、手染めです。基本的には着物の染色法なの
ですが、10m以上の生地を両端木の棒に貼り付けて引っ張り宙
吊りにし、そこに刷毛で柄を描いていく、という手法です。
ふじやさんではその染場は土間で、そこに生地が宙吊りになっ
ており、そこを刷毛で手書きしていく、というのがその手法で、

普通のプリントみたいに何らかの台があって、その上で型を使
って染めていく、というのと全く違います。多色使いのものは
一度塗ったものに何回か染料を重ねていく、という手法で作ら
れていますが、そんなの型を置いてその上をこする、という普
通のプリントでも難しいのにどうやってやるんだ、っていう感
じですよね。いちばん左に少し白地の見えるスカーフがあると
思います。普通のプリントの手法だってほんのちちょっとの力
加減で白地に染料の泡、水滴が飛んでしまいます。そうして飛
んでしまった染料は白地にしみ、汚れのように残り、まず検品
ではねられがちです。そんな難物が出る状態を「しばき」と言
います。かつてプリント企画をしている時に、帝国ホテル内の
某スーパーブランドにサンプル用としてスカーフを買いに行き、
手袋をしたスタッフの方に商品を見せていただきましたが、パ
ッと見ただけで20型以上の型を使ったハンドプリントなので迫
力は十分ですが、よくよく見ると結構しばいてました。それで
も難物扱いしていないのは、それ以上のしばきを抑えるのは物
理的に不可能だということなんだと思います。それがこの手書
き手染めのこの方法でどうしてこんなに綺麗にできるんだろう、
と、思いますよね。もう正直に社長さんにあんな苦労こんな苦
労というようなお話をお伺いしようと質問したのですが、そう
したら簡単に、「ははっ。失敗?しないですから」、とまるでドラ
マのようなセリフを何事もなかったように言われてしまい、な
んかちょっと呆気に取られてしまいました。その自信はどこか
ら来るんだろう、と、思いつつもそれだけの自信がなければで
きない仕事ですよね。またその自信の元になる経験を、本当に
数多く積んできていらっしゃるんだろうし、本当に職人、とい
うよりはやはりアーティストなのかな、って感じがします。プ
ロの画家が自分の画風の勉強はしないでしょうし、それよりは
いろんな刺激でどんどん描き溜めていくことが重要なんだと思
いますが、ふじやさんもそうしてどんどん染め続けて行ってら
っしゃる、ということなんでしょう。下がブースの写真です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在では和装、スカーフ等の衣料用だけでなく、タペストリー、
アートパネル、等の需要もあるようで、写真のようなものも屋
内陳列でかっこいいですよね。実際にヒルトン東京でアートパ
ネルとして採用されています。

 

会社は高田の馬場にあり、本校からはすぐ近く、一度訪問、
見学を考えています。一度、染めている現場を学生に見せたい、
という話をしていましたら、それではまずおひとりでお越しく
ださい、その場合は無料で見学OKですから、というお言葉を
いただきなんか結構乗り気です。来期のカリキュラムと併せて
早急に検討したいと思います。

 

伝統工芸ブースが各地域、各自治体で結構な数の出展があり、
いろいろご紹介できればとは思いますが、漆器、焼き物、塗り、
調理用具、化粧筆、櫛、等の分野のちがうものは遠慮し、その
他一部ブログ掲載不可の団体もありましたのでそちらも諦めま
した。

 

というところで西館をほぼ廻り、本来のアパレル製品ブースが
ある東館に戻ることにしました。さすがに疲れてきたので当然
循環バスで戻ります。

 

、といううちに紙面の残りも少なくなってきたので、紹介でき
てもあと1社くらいでしょうか。せめて画像だけでもご覧いただ
ければと思います。 

KIRIKOMIというメーカーをご紹介します。渋谷西部A館4階に
出店されている、とのことですが、本社は小樽です。今年は特に
寒そうですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じのレース、刺繍使いの商品が多いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じとか。

靴もセットアップできるようになっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京にも渋谷に事務所があるようですが、本社との役割分担、
企画、デザイン、パターン等、どこでどうしているのか、それ
がいまいちよくわからなかったのですが、商品は面白いですよ
ね。このギフトショーの場合、かなりターゲット年齢が高いメ
ーカーが多く、ちょっと一足飛びにその年代に当校学生が行く
のは難しいかなあ、っていう気がしちゃうんですけどこちらな
らまだ可能性はあるんじゃないか、という目で見ていました。
今後研究の余地があるブランドでした。

 

なんだか1件のレポートが長いんですかね、あっという間に紙面
オーバーしてしまいます。あとのメーカーは次回にレポートを
お届けします。

 

なんか日本のものづくりに驚かされっぱなし、というか、逆に
和が一周回って流行の最先端を走っている感じですかね。昔、
フランス人のテキスタイルデザイナーと契約して、エスニック
柄を中心にシリーズ企画でプリント生地を作っていたことがあ
りました。最初はタヒチとか、なんかそこら辺のイメージで本
当に人気のある企画だったんですが、そのうちだんだん場所が
ジャパニーズになっていったようで、最後は唐草模様のモチーフ
とか、和の風呂敷、手ぬぐいみたいな柄ばっかりになってしまっ
て、最終的には終了するしかなかったんですが、なんか和柄って、
結構引力が強いのかもしれないですよね。しかも唐草模様とか
もほとんどの人が知らない世界になってきたので、今、和柄は
インパクト強いのかも知れません、。柄だけでなく、技術、後継
者に伝えたいですよねえ。よく伝統工芸や産地振興のインター
ンシップのご案内を頂くのでその都度学生には紹介するのです
が、なかなか応募者が埋まらず苦慮するのが現状です。最もく
くりが「繊維」というくくりで来るのではなくて「伝統工芸」
で来るので、多少の難しさを伴うのはしょうがないと思います
が。

 

私もこの業界は本当に長くて、とにかくいろんなものを見て歩
いた気になっていたのですが、結構知らないことのほうが多く
て、びっくり、というよりはなんかうれしくなってしまいます。
これからもどんどん歩き続けなくては駄目ですね。

次回はこの続き、ギフトショー後半から始めます。表題のThe
Rain Songは、Led Zeppelin

を代表するバラードで、ライブでは、The Song Remains The
Same(邦題は永遠の歌)とのメドレーで演奏されるとても美
しい曲です。これからは雨の日も高級傘と一緒に楽しんでいき
たいですね。

 

ではまた。

 

HANAZONO

スタイリスト・デザイナー・衣装制作,MD,パタンナー、EC担当、アパレル販売職の就職はtfac

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

東京服飾専門学校 次回オープンカレッジの日程

3/20に開催予定です。

 

詳しくは下記よりご確認ください。

体験入学申し込み    こちら

https://www.tfac.ac.jp/open_college/

 

【Web学校見学を随時受け付けています】
授業見学のご予約は下記URLから予約フォームでお受けしています。

見学申し込み   こちら

https://www.tfac.ac.jp/学校見学予約カレンダー/

 

♦資料請求・学校見学・WebオープンカレッジがLINEで簡単に

申込ができるようになりました。

お友達追加お願いします♪♪

友だち追加

♡tfac Instagramフォローお願いします♡

@tfac__official

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★