「からだの中の鉄」 | ファッション専門学校の東京服飾専門学校

「からだの中の鉄」

モデル科「栄養学」SHIMADA先生の授業を一部ご紹介します

 

 

 

「からだの中の鉄」

 

体中に張り巡らされている毛細血管。

その全長はなんと10万キロ、地球約2周半もの長さになるんです!

 

酸素も栄養も、この血管を巡り巡って各細胞に届けられています。

酸素がないと人は生きていけませんよね。

その酸素を全身に届けているのが血液中の「赤血球」です。

もう少し専門的にいうと、赤血球の中につまっているヘモグロビンが酸素の運び屋さん。

ヘモグロビンの中にある「鉄」に酸素がくっついて運ばれています。

血液の生産工場は骨髄です。

古くなった赤血球はいったん脾臓で壊されますが、そこから取り出された鉄は骨髄内で再度ヘモグロビンの材料になります。

つまり鉄をリサイクルするシステムが身体の中に備わっているんですね✨(すごーい!)

ちなみに、ヘモは鉄を含む赤い色素、グロビンはたんぱく質の一種を指します。

ヘモグロビンは鉄とたんぱく質を材料にできていることになります。

 

からだの中の鉄のほとんどが、血液中(ヘモグロビン)に存在しますが、

もしもの時のために、肝臓や脾臓、筋肉中にも貯蔵されています。

これを貯蔵鉄といいます。

 

皆さんは、お財布の中のお金が減ってきたらどうしますか?

銀行からお金をおろしてきますよね?

では、ヘモグロビンがお財布の鉄、貯蔵鉄が銀行の鉄と考えてみたらどうでしょう。

同じように、ヘモグロビンが減ってきたら、貯蔵鉄から補われる仕組みになっているというわけです。

 

リサイクルと貯蔵鉄、この2段構えのシステムからいって、鉄は生命活動においてものすご~く重要なミネラルなんだなぁと理解できますね🎊🎊🎊

 

事実、からだの中の鉄は、酸素を供給するだけでなく、骨・皮膚・粘膜の代謝、コラーゲンの生合成、免疫機構への影響、知能・情動への影響、エネルギーの産生など、その他数多くの働きを担っています。不足すると全身の健康状態に影響するため、栄養学の授業では、最も時間を割いて講義する内容となります。

 

次回は、鉄不足によっておこる具体的な症状についてお話ししますね✩

 

SHIMADA

 

 

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