~就活室便り~♯68 Viva La Vita | ファッション専門学校の東京服飾専門学校

~就活室便り~♯68 Viva La Vita

~就活室便り~♯68 Viva La Vita

 

 

みなさんこんにちは。就活室のHANAZONOです。昼間は暑くて夜は落雷、
豪雨、雹、なんていうすごい天気が続いたりしてちょっとびっくりします。
ほんとに暑熱順化が進んだのか、昼の暑さにはだいぶ耐えられるようにな
ってきたのですが、雨はいけません。しかも雨音も雷鳴も全く駄目な方が
我が家にはいて、怖いと本当に腰が抜けて動けなくなってしまいます。特
に駄目なのはこの子です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしていつもすましてはいてもいざとなると腰が抜けてほふく前進しかで
きなくなるのはこの子です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この兄弟、捨てられたと思われるところを一緒に保護したのですが、その
まま野良だったら

どうしていたのやら、まあ本人たちは保護されて良かったんでしょうけど
実はよく鳴いてこちらとしては毎日かなりつらいです。毎晩1時、2時、3時
と、1時間に最低は1回、耳元でこちらが起きるまで鳴きます。かわいいとい
えばかわいいんでしょうけどたまには連続しての睡眠時間が取りたくなりま
す。まあ特に豪雨と直接関係のある話ではないんですが。

とにかく暑さに少し慣れてきた、という話をしたかったんですが、先日は
気温が低く、過ごしやすく感じられ、さすがに真夏日もそうは続かないか、
と思ったら30度にはなっていました。昔は30度の日が3日も続いたらもう
大騒ぎだったのが、なんかもうスタンダードが変わってしまって、暑熱の
基準がわからなくなってきましたね。慣れようが何しようが体にダメージ
は蓄積していくのでみなさんも休憩と水分は十分にとっていきましょう。

7月は初旬から暑い日が続いたと思うと中旬には雨がちになって気温が下が
り、少し楽になったと思うのもつかの間、月末にかけては毎日暑かったとい
う、まあ定番の夏だったということなんですが、そんな中、展示会としては
4件訪問してきました。順番にいえばイタリア、フランス、日本を含む国際
展、インド、と結構バラエティーに富んだ展示会で、しかも全ての会場が駅
から結構歩く場所にあり、特に駅からずっと上り坂、しかも日を遮るものが
ないイタリア展と国際展は辛かったですね。交差点の信号待ちで交差点付近
に本当に日影がなく、かなり離れたところの日影が満員になっていたのが印
象的でした。やっぱり直射日光、手ごわいです。気温だけなら本当にだいぶ
耐える自信がつきました。豪雨の季節が終わる8月は、やはり辛いんでしょ
うね。みなさん、気を引き締めて頑張っていきましょう。

今回はそんな国際色豊かな展示会をレポートしていきたいと思います。海外
企業に新卒でお世話になる可能性はほとんどないため、企業紹介よりは全体
レポートが中心になると思います。それではまずイタリア展から。

7月7日から9日、ベルサール渋谷ガーデンで開催されたモーダ・イタリアは、
主催者が回数の発表を2年前にやめたため、正確かどうかと言われると一抹の
不安が、残りますが、今回で68回を数えることになると思います。現在、日
本の繊維製品の輸入率は98%を超え、その6割は中国からの輸入です。ラン
キングでいうとその後はベトナム、バングラディシュ、カンボジアとアジア
諸国が続きますが、イタリアはその中で6位と唯一西欧地域からランキング
しており、その人気の高さがわかります。海外富裕層が服をプレゼントされ
て喜ぶのはイタリア製と日本製だけだそうです。それにしても日本人って、
イタリア好きですよね。料理にしても車にしても、なんかイタリア製という
とちょっと採点が甘いんじゃないかな、と思うところも結構あります。そん
なモーダイタリア、私も初めて訪問したのはもう20年以上前になります。そ
の時は当然バイヤーとして仕入れのための訪問だったのですが、当時でもユ
ーロがドルに比べて高く、値段交渉が大変だった覚えがあります。現在は為
替に関してもう当時と比較できるレベルではないのでバイヤーの皆様、かな
り苦労なされてると思います。それでもそれでも1000社以上の来場があった
ようなのでまだまだイタリア、強そうです。写真をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

約100社ほどの出展となり、結構ブースが間隔なく続きます。次の写真をど
うぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このように通路までずらっと商品が並びます。赤、オレンジ、ピンク系が結
構目につきます。数年前のどこ行ってもグリーン一色、という状況からはか
なり変わってきているようですね。ピンクの写真もどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見えにくいかもしれませんが、プリントだけでなく。刺繍もかなりの割合を
占めます。

今年のヨーロッパの異常な暑さは様々なニュースでご覧になった方も多いと
思います。6月のメンズコレクションの会場を訪れたフォロワーの写真が繊研
新聞に載っていたのですが、そんな異常気象をものともせず、テーラードジ
ャケットどころかライダースまで、トレンドアイテムを着込んだ若者が大挙集
合していました。インタビューでは、実際の気温よりは「男意気」の問題、と
いうことでたとえ40度を超えようともテーラードもライダースもやめられない、
ということでした。そしてコレクションではテーラードは花盛り。モーダイタ
リアでもそんなジャケット関係を数多く見かけました。伊達だとかなんだとか
そういう価値観よりファン付きベストやハンディファンがもてはやされ、短パ
ンかだぼだぼパンツしか穿かなくなった日本と比べて、イタリアからの出展者
の方は白い細身のパンツ、ローファーやデッキシューズでサンダルなんて誰1人
もおらず、その差が傍から見ていても新鮮で魅力的です。やはり、ファッショ
ンって、伊達とか見栄を張るって、重要ですよね。ただ、頑張りすぎは禁物で、
革ジャンが好きで好きでこの季節でも革ジャンを脱がない学生が1人いますが、
話を聞くと全身あせもだらけになりながら耐えているそうです。見栄を張るの
は忍耐の競争をするのとは違いますし、ましては体に不調をきたしても耐え続
ける必要はありません。ほどほどに、ということを大切にしましょう。ほどほ
どに、です。

次の写真をどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと写真が遠いんですが、右の一番手前のブースはちょうどレザー、スエ
ードのジャケット、ブルゾンがメインの商品になっています。いずれにしろレ
ザーを使用するのに一時期のような倫理的問題を考える必要はかなり減ったと
思います。それでも中には自身は完全にヴィーガンで、動物性食材は摂取せず、
動物の権利は人間と同等に認められるべきとし、牧畜、飼育にも反対し、たと
えば熊は人間を襲撃するのはや無負えない行為でそれに対する報復はすべきで
ない、と主張する人々もいるのであまり一概には言えませんがいずれにしろ一
時期よりはその活動は沈静化した感があります。ここではその是非を問うこと
は置きます。ジンギスカンだけでなく最近のラム肉ブームで北海道では羊毛、
羊革の大量廃棄が問題になっていたり、どの問題もコインのように表裏があり、
そのどちらかを見るかで物事は全く変わって見えてしまいます。日本では2024
年からのJIS規格改定によりレザーという言葉は動物由来のリアルレザーにしか
使えなくなり、エコレザーといえば環境に配慮した染色、鞣しをした皮革、と
いう定義になり、その他の合成皮革がレザーと名乗ることが禁止されたばかり
か、スエード、ヌバックといった言葉も本革にしか使用できなくなりました。
逆に消費者保護を考えた場合それくらい分類をはっきりしないと区別できない
くらい現在の合成皮革、人工皮革はよくできています。どちらがどうというよ
りは値段、用途、デザイン、等に合わせて使い分け、ということになるんじゃ
ないでしょうか。今回は春夏用展示会ということでさすがにファー製品は出て
いなかったのですが、来年2月の秋冬展には注目したいと思います。

総合的に見てモーダイタリア、値段もあって当然大人服です。それでも、色、
柄、きれいです。柄物多いです。きちんとお出かけできるスタイルが多いです。
ルーズシルエット主流の日米韓のスタイルと比べるとそのかちっとしたデザイン
は際立っています。「スウェットパンツは自分の生活をコントロールできない敗
北の証」、という名言を残したのはカール・ラガーフェルドですが、イタリア、
やっぱり新鮮でいいと思います。私も昨今のイタリアンシルエットの影響で最近
はなるべく細身のシルエットを選ぶようにしているのですが、でもどうしてもス
トレッチ素材入りのものに逃げてしまいます。自分ではちゃんと体重はコントロ
ールしているつもりではにかなわないですよね。

当然この円安ユーロ高でバイヤーの方々もそんなに安易に発注はできないと思い
ますが、ここにある服が1着あるだけでもお店全体の雰囲気ががらっと変わって
くると思います。バイヤーの方々も、わざわざイタリアからいらっしゃった出展
者の方々も頑張っていってほしいと思いながら展示会場を後にしました。

次にご紹介する展示会は7月22日か24日開催の2つの展示会、Jumble Tokyoと
モードインフランスです。渋谷と恵比寿で同日程で開催され、午前午後と別れ
て行ってきました。まず午前中にお伺いしたのはJumble Tokyoで、ベルサー
ル渋谷ファーストにて開催されました。渋谷から日陰のない246号線を六本木
方面に向かって10分ほど歩いた所にあり、着いた時には全身の水分がほぼ抜け
たような感覚でした。冷房の効いた展示会場は極楽のようなところでしたが、
この時はまだ暑熱順化が万全ではなかったようで、なんか半分思考停止という
か、久々に頭がぼおっとしてあんまり考えが浮かばなかったです。やはり真夏
の直射日光は避けたほうがよさそうですね。みなさんも熱射病対策は十分すぎ
るほど十分にしてください。それでも何枚か写真は撮ってきましたので写真を
ご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

展示会自体は2004年が初回、ということなのでもう20年以上続いていること
になります。アイテムはファッションに限らず各種小物、コスメ、食品に至る
まで様々で、海外からの出展社もかなり多く、国籍にもアイテムにもあまりと
らわれない、というのが展示会の特徴です。Jumbleという英語には「ごちゃま
ぜ」、「混じり合った」という意味があり、そのコンセプトゆえ、ブースの敷居
の壁も極力少なくしている、混じり合ったミックス感とその相互の化学反応と
いうのがこの展示会の特徴です。他の写真もご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな風に服も小物も敷居なく同空間に置かれています。周りを見回してもこ
んな感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特に中央部分は本当に敷居が少ないので韓国と日本、とか国籍なしの一つの売
り場、というような構成になっていて、アイテムも古着、リメイクから当然新
作、インポートと様々、ここにある様々な商品が様々な専門店さんの店頭に並
ぶ可能性があります。それをどこまで、どれくらい、というのはあくまでもバ
イヤーの判断次第、ということで、雰囲気的にも非常に自由な展示会でした。
多分出展者同士が仲良くお話している風景が各所に見られ、少しほのぼのとし
た雰囲気を醸し出していました。私もバイヤー歴が長かったので、展示会では
まず売れるものはどれ?という目で見てしまいます。結局今回見て一番売れそ
うだったのはこの商品でした。写真をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奥のハンガーにかかったシルクをはじめとする薄手シフォン等の製品で、刺繍、
等も一部施され、きれい目カラーと清涼感が特徴でした。インドネシアのメー
カーの製品ということでしたが、結局その出展者がどこにいるのかわからず、
お話は聞けずじまいでした。この展示会の特徴で、写真に写っているのはテー
ブルに置いたアクセサリー関係の方で、後ろの製品とは全く関係なく、初日に
お伺いしたため、そのインドネシアからの出展者の方とは面識が

ないようでした。私も今はもうバイヤーではなく、商品を仕入れる予定は全く
ないので主催者にお願いしてその出展者の方を探してもらうまではしませんで
した。それ以外の製品に関しては、自分で売るのはどうかな、というジャンル
の製品が多かったので、お忙しいところあまり話をお伺いするのもはばかられ、
遠慮した次第です。コンセプトは近くても、9月に行われるTRANOI TOKYO
の方がもうちょっと出展社も商品も雰囲気も大人ですし、商売ベースの話もし
やすいような気がします。今回古着屋さんも数件出展していましたが、1点もの
をもって展示会に陳列して、その1点が100万、200万、というんだったらまだ
わかりますが、数千円から2,3万くらいの1点ものをわざわざ展示会に出して陳
列する意味が少しわからないところがありました。最も現在はそれで利益の出る
商売方法があるのかもしれませんが、もしそういう方法があって、その方法を十
分理解した後にお話をお伺いしたいと思います。そんなわけであまり詳しくお話
をお伺いはせずに会場を離れました。会場を出るまでまだ眩暈というか、少しふ
らふらは続いていましたが、その状態でまた外に出て、直射日光が染みるだけ染
みました。暑熱順化完了まであと一歩、というところでした。

 

その次にお伺いしたフランス展、というお話をしようと思ったらもう紙面は尽き
ていたようです。そちらはまた次回ご報告いたします。ファッション業界では夏
の暑い時期は来春夏商戦の最盛期です。汗だくになりながら年明けの春を考える
って、最初こそ違和感がありましたが業界で1年過ごせばすぐ慣れます。セミナー
で3年先のトレンド情報まで聴いたことがありますが、頭の中が2,3年後のトレン
ドカラーでいっぱいって、本当に良いですよね。みなさんの中からも毎日色柄素材
スタイル、等そんなことで頭がいっぱいになっている方がどんどん増えてくること
を期待しています。寝ても覚めても次のヒットアイテムを考えながら、休みの日で
もどうしても気になって店頭を見てしまう、そんな楽しい人生、手に入れてみてく
ださい。タイトルの「Viva La Vita」はフリーダ・カローの絵、というよりコールド
プレイの曲からとりました。日本語に直すと「美しきかな、わが人生」とかそんな
風になるんでしょうが、そうするとちょっと武者小路実篤風というか、相田みつを
風というか、そんな感じですよね。コールドプレイの中では一番よく聴いた曲です
が、やはりタイトルは原題通り「Viva La Vita」で行きたいですね。イタリア万歳は
今回で終了、次回はフランスとインドのお話の予定です。ご期待ください。

 

ではまた。

 

HANAZONO

 

 

スタイリスト・デザイナー・衣装制作,MD,パタンナー、EC担当、アパレル販売職の就職はtfac

 

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8/18に開催予定です。

 

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