株式会社ファイブフォックス 船曳典久様 矢部愛美様 | ファッション専門学校の東京服飾専門学校

株式会社ファイブフォックス 船曳典久様 矢部愛美様

7月8日、株式会社ファイブフォックスの経営管理本部 人事部採用課長の船曳典久様、当校卒業生で現在はイムズグループ ボナ・ジョルナータ チーフデザイナーを務める矢部愛美様がご来校されました。2、3年生のアパレルデザイン科、工業パタンナー科、テクニカル科を対象にした「進路指導ガイダンス」のゲストとして、デザイナーの仕事についてお話していただきました。(以下、敬称略)

 

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Q.具体的な仕事内容を教えて下さい。

矢部「ブランドデザイナーと打ち合わせし、デザイン画を決定します。パタンナーへ依頼し、サンプルが完成するとモデルが着用しチェックを行います。……と、ここまでがみなさんがよくイメージするデザイナーの仕事ですが、実はこれ以外の業務がたくさんあります。あらゆる書類の作成や商品に関する資料の準備など、事務的な作業や他部署との連携が多いです」

 

Q.仕事のやりがいを感じるのはどんなときですか?

矢部「デザイン画提出の締め切りまでに余裕がないことが多く、時間に迫られ苦しむこともあります。その分、デザインがパッとひらめいた瞬間は本当に気持ちが良い! 自分が手掛けた商品が売れ筋になると素直にうれしいですし、苦労したことが吹き飛びますね」

 

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Q.会社では、どのような人材を求めていますか?

船曳「人に喜びを与えることが好きで、笑顔やあいさつを大事に出来る人です。社内でよく言われている言葉が、『洋服を通じて、人に夢や感動を与えたい』。これを実現するためには、いろんな方面に自分の意志や思いを伝える必要があるので、その場面で実践できるといいですね」

 

終了後にもお時間をいただき、お仕事以外の質問にもお答えいただきました!

 

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Q.お休みの日は何をされていますか? また、ストレス解消法などを教えて下さい。

船曳「休みのたびに、近所を10kmほど走っています。走りながら、仕事などについていろいろ考え事をしていますね。不思議と気持ちが前向きになるんです」

矢部「私はまったく逆で、仕事のことは一切持ち込まないですね。友達とごはんを食べに行ってあれこれ話したり、大好きなアーティストのライブに行ってストレス解消をしています」

 

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Q.就職活動に励む学生にエールをお願いします。

船曳「選考の前にぜひ、『なぜ自分がこの会社を受けたいのか?』ということをしっかり考えてみてください。自分の考えをまとめて書類や面接に挑むと、内定=縁を引き寄せることができるはずです!」

矢部「自分がやりたい仕事、入りたい会社を妥協しないでください! 周りがどんどん内定をもらい、焦る学生もいると思います。『ここでいいや』と思うのではなく、最後まであきらめず納得のいく会社を探してみて下さいね」

 

たくさんの貴重なお話、ありがとうございました!