ファッションモデルになるには?なる方法や仕事内容・適性を紹介 | ファッション専門学校の東京服飾専門学校

ファッションモデルになるには?なる方法や仕事内容・適性を紹介

ファッションモデルになるには?なる方法や仕事内容・適性を紹介

華やかなランウェイや雑誌の表紙で活躍するファッションモデルは、多くの人が憧れる職業のひとつです。

しかし、特殊な職業でもあるため「どうすればファッションモデルになれるのか?」については知らない方も多いのではないでしょうか。

今回は、「ファッションモデルになるには?」というテーマで、ファッションモデルになるための基本的なステップや仕事内容、適性について解説します。

ファッション業界で自分を表現したい方や、ファッションモデルを目指している方にとって役立つ情報をお届けしますので、興味のある方はぜひ最後までご覧ください。

 

 

ファッションモデルとは?

 

服やアクセサリー、靴などのファッションアイテムを身にまとい、それらの商品やブランドの魅力を表現する仕事です。ファッションショーや雑誌、広告、カタログ、オンラインショップなど、多様なメディアや場面で活躍しています。

モデルは単にファッションアイテムを着用するだけでなく、表情やポーズ、ウォーキングによってデザイナーやブランドが伝えたいコンセプトやストーリーを視覚的に表現します。

ファッションモデルは、ランウェイで最新コレクションを披露する「ランウェイモデル」や、雑誌や広告の撮影を担当する「スチールモデル」、特定のブランドや商品のイメージを体現する「専属モデル」などに分類されます。

加えて、国内外で活躍するハイファッションモデルから、特定の地域やブランドに特化したモデルまで、その活動スタイルは多岐にわたります。

ファッションモデルは、見た目の美しさだけでなく、スタイルを引き立てる表現力やプロフェッショナルな姿勢が求められる職業です。

 

 

ファッションモデルになるには?

ファッションモデルになるには?

 

ファッションモデルとして活動するためには、モデル事務所に所属するのが一般的です。モデル事務所は、モデルとクライアントをつなぐ役割を担い、活動の場を広げる重要な存在です。

事務所に所属する方法としては、大きく分けて2つのパターンがあります。一つはスカウトされるパターンです。街中やイベント会場などでモデル事務所のスタッフから声をかけられ、その後面談等を経て所属が決定します。

もう一つは、関連する専門学校や教育機関で学び、基礎を身につけてから事務所が主催するオーディションや募集に応募する方法です。この場合、履歴書や写真を提出し、選考に合格することで所属が決まります。

あらかじめ基礎を身につけておくことで、モデル事務所に所属できる可能性が高まり、その後の活動もしやすくなりますので、これからファッションモデルを目指す方は、教育機関で学ぶことをぜひ視野に入れてみてください。

 

教育機関で学べること

モデル育成を専門とする専門学校や教育機関では、プロのモデルとして活躍するための基礎から応用まで、幅広い知識、スキルを学ぶことができます。

以下は、主に学べる内容の概要です。

 

ポージングと表現力

モデルとして活動するために欠かせないのが、ポージングと表現力です。教育機関では、写真撮影や広告、ランウェイなど、さまざまな場面で必要となるポージングを学びます。また服やアクセサリーの魅力を最大限に引き出し、ブランドのメッセージを体現するための表現力も磨きます。

 

ウォーキングスキル

モデルとして欠かせないウォーキングの基本姿勢や動作を学びます。ファッションショーやランウェイでの美しい歩き方、リズム感、ステージ映えする歩き方を身につけます。

 

ボディメンテナンスと健康管理

モデルに求められる理想的な体型を維持するためのトレーニングやストレッチ、食事管理についての知識も学べることが多いです。体調管理や自己メンテナンスの重要性を学び、仕事に長く携わるための健康的な習慣を身につけられます。

 

ファッションと美容の基礎知識

業界のトレンドや基礎知識、美容やヘアメイクの基本も教育内容に含まれていることが多いです。ヘアメイクやスタイリングの知識、スキルもモデルとして活躍する上で重要です。

 

オーディション対策

実際のモデルオーディションを想定したレッスンが行われ、自己PRの方法や審査員へのアピールの仕方を学びます。審査員に自分の魅力をしっかり伝えるための言葉選びや話し方、立ち居振る舞い、そして表情などが指導されます。

 

 

ファッションモデルの仕事内容

ファッションモデルの仕事内容

 

ファッションモデルの主な仕事は、服やアクセサリー、その他のファッション関連アイテムの魅力を表現し、ブランドや商品を効果的に宣伝することです。

その活動は多岐にわたり、求められるスキルや役割が異なります。

 

ランウェイショー

ファッションモデルの代表的な仕事の一つが、ファッションショーでのランウェイモデルです。最新のコレクションやデザインを身にまとい、観客やバイヤーに商品の魅力を伝えます。ステージ上でのウォーキングやポージングが求められ、ステージ映えする表現力と適切な動きが求められます。

 

広告モデル

ブランドのプロモーション用に撮影される静止画や動画に出演します。それらは雑誌、カタログ、ウェブサイト、ポスターなどで使用されます。カメラマンやスタイリスト、ヘアメイクと協力して撮影を行い、指定されたコンセプトやテーマを表現することが求められます。

 

カタログ・ECモデル

オンラインショップや通販カタログで使用される商品の着用写真を撮影します。洋服やアクセサリーが詳細に見えるよう、さまざまな角度やポーズで商品を効果的にアピールするスキルが必要です。自然な動きや表情で商品を着用する際のイメージを伝えることが求められます。

 

映像モデル

テレビCMやプロモーション動画などの映像メディアに出演する仕事です。動きやセリフが必要になる場合もあり、写真撮影とは異なる演技力や表現力が求められます。服やアクセサリーの魅力を動きを通じて伝えることが重要です。

 

フィッティングモデル

ファッションブランドやデザイナーが新作のサイズやシルエットを確認するために、フィッティングモデルを使用します。製品開発や調整の段階で求められる仕事です。

 

イベント出演

ブランドのプロモーションイベントや展示会に出演する仕事です。来場者との接点も多いため、商品の説明やブランドのイメージを伝える役割を担います。

 

 

ファッションモデルのやりがい

ファッションモデルのやりがい

 

ファッションモデルの仕事は、他の職業では得られない特別なやりがいや魅力があります。

それは、単に商品を見せるだけでなく、自己表現やクリエイティブな活動の一環として多くの人に影響を与えることができる点にあります。

 

自分を表現できる

ファッションモデルは、服やアクセサリーを身にまとい、自分の身体や表情を使ってブランドやデザイナーのコンセプトを表現します。ランウェイや撮影現場では、単なる商品紹介ではなく、自己表現が可能です。自分自身の個性や感性を活かし、新しいスタイルやイメージを形作ることができるのは大きなやりがいです。

 

ファッションの最前線に触れられる

最先端のトレンドや新作デザインにいち早く触れることができるのも魅力です。有名デザイナーのコレクションや注目のブランドのキャンペーンに携わることで、業界の最前線で働いている実感を得られます。

 

自信と達成感を得られる

自分のスタイルを磨き、魅力を最大限に引き出すのは決して簡単なことではなく、たゆまぬ努力が求められますが、ランウェイを歩くときや、撮影を終えたときの達成感は格別です。また、自分の写真が雑誌や広告に掲載されることで、多くの人に自分の仕事を見てもらえる喜びも味わえます。

 

グローバルで活躍するチャンスがある

ファッションモデルは国際的に活躍できる仕事であり、海外でのショーや撮影に参加する機会もあります。多様な文化や価値観に触れながら、世界中で活躍できるチャンスがあります。

 

 

ファッションモデルに向いている人の特徴

ファッションモデルに向いている人の特徴

 

ファッションモデルに向いている人の特徴を紹介します。

 

①表現力がある人

モデルの仕事では、表情やポージングを通じて、個性や感情を的確に表現することが求められます。カメラや観客に対して自然で魅力的な姿を見せることができるかどうかが重要です。そのため、表現力がある人は、モデルとして幅広いジャンルで活躍できる可能性を秘めているでしょう。

 

②プロポーションやスタイルへの意識が高い人

モデルとして活躍するためには、バランスの取れたプロポーションや、健康的な肌を維持するための努力が不可欠です。適度な運動や栄養バランスの良い食生活を心がけ、美しい体型を保つことが求められます。

 

また、体型だけでなく姿勢や歩き方にも細かく気を配り、美しさを追求することが重要です。日々の努力がモデルとしての魅力を高め、仕事の幅を広げることにつながります。

 

③柔軟性があり適応力がある人

撮影現場やファッションショーは、早朝や深夜の仕事、急なスケジュール変更が日常的にあります。そのような状況に柔軟に対応できる適応力やタフな精神力を持つ人はモデルに向いています。また、さまざまなテーマや服装に合わせて自分を変えることができる柔軟な対応力も重要です。

 

④人前に出るのが好きな人

多くの人の注目を浴びるファッションモデルの仕事では、人前に立つことが好きで、自分に自信を持てる人が向いています。特にランウェイでは、堂々とした態度で歩くことが求められるため、自己肯定感の高さや舞台度胸が求められます。

 

 

ファッションモデルを目指すなら「東京服飾専門学校」

ファッションモデルの仕事に興味がある方、目指したい方は、ぜひ東京服飾専門学校のモデル科への進学をご検討ください。

東京服飾専門学校は、東京都豊島区巣鴨にある歴史と実績を誇るファッション分野の専門学校です。1946年の創立以来、ファッション業界に多くの人材を輩出しています。

当校では「セルフプロデュース」をテーマに掲げ、モデルとしての基礎を学ぶだけでなく、タレントや俳優、ダンサーとしても幅広く活躍できるスキルを身につけるためのカリキュラムを提供しています。

ウォーキングやポージング、演技、ダンスレッスンなど、多彩な授業を通じて、プロとして必要な実践的な能力を磨けるのが大きな魅力です。

 

プロカメラマンによるフォトセッション

モデル経験豊富な講師陣が指導する授業では、ウォーキングやポージング、ダンスレッスン、演技実習など、さまざまなスキルを徹底的に磨くことができます。また、毎週行われるプロカメラマンによるフォトセッションを通じて、自分の個性を最大限に引き出すポートフォリオ作成が可能。これは、オーディション時に自信を持って自己PRできるツールとなります。

 

業界との強い連携とバックアップ体制

日本モデルエージェンシー協会の会員校であるため、芸能事務所やエージェンシーとの強いつながりがあり、オーディション参加の機会も多くあります。このバックアップ体制は、プロのモデルを目指す学生にとって大きな魅力でしょう。

授業内容も充実しており、美しいプロポーションづくりや栄養学なども学べ、体型管理や健康的なライフスタイルを実践できます。

 

幅広いキャリアに対応

ダンスや演技を取り入れたレッスンを通じて、表現力や自己プロデュース能力を高め、マルチに活躍できるモデルを育成しています。

 

ファッションモデルだけでなく、タレントや俳優など、幅広いキャリアの可能性を広げる実践的な教育が特徴です。業界で活躍したいと考えている方は、ぜひモデル科の詳細をチェックしてみてください。

 

【東京服飾専門学校】モデル科の詳細はこちら

 

 

ファッションモデルに興味がある方へ

今回は「ファッションモデルになるには」というテーマでお届けしました。服やアクセサリーの魅力を最大限に引き出し、デザインやブランドの世界観を表現するファッションモデルは、魅力的でやりがいのある仕事です。

ファッションモデルになるには、基本的にモデル事務所に所属する必要があり、所属するにはスカウトされるか、オーディションに合格しなければなりません。

専門学校などの教育機関で学び、基礎を身につけることで事務所に所属できる可能性が高まり、その後の活動もしやすくなります。ファッションモデルの道は決して簡単ではありませんが、その分大きなやりがいがあり、達成感も得られます。

ファッション業界で自分を表現したいと考えている方や、プロのモデルを目指したい方、さらには興味を持ち始めた方にとって、この記事が一歩を踏み出すためのきっかけになれば幸いです。