PRESSブログ | ファッション専門学校の東京服飾専門学校 - Part 29

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⭐️企業連携実務講座⭐️

研修ブログ_390

今回は、WEB媒体の取材や撮影です。

9:00 現場集合

9:30 取材開始

・撮影サポート

12:30 取材終了

13:00 解散

 

 

 

今回は撮影中のサポートをメインに行い、

モデルさんの服に乱れがないかチェックをしたそう。

 

本日も1日お疲れ様でした。

次回もお楽しみに!

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

東京服飾専門学校 次回オープンカレッジの日程

9/6に開催予定です。

 

詳しくは下記よりご確認ください。

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衣装デザイナー・米山裕也さんインタビュー 〜in学科別ガイダンス〜  Part2

本学園スタイリスト科を卒業し、現在までNEWS、WEST.、SixTONES、SnowMan、なにわ男子など、数多くのアーティストの衣装デザインを手掛けてきた米山裕也さん。

先日行なわれたtfacオープンカレッジの学科別ガイダンスでは、米山さんがこれまでデザインされてきた衣装にまつわる裏話から、研修生へのアドバイスまで、ここでしか聞けない貴重なお話をしていただきました! 今回はPart2をお送りします。(Part1はこちらをクリック)

 

 

――各グループの衣装について、貴重なお話をありがとうございます。これらの衣装製作には本学園の研修でも参加をさせていただきました。米山さんの現場研修では、どういったお仕事を体験できるのでしょう?

 

研修生には、衣装作りの下準備のような作業を手伝ってもらうことが多いですね。

たとえば、チェーンのフリンジが付いている衣装であれば、それを10cmごとに切ってひとつひとつ縫い付けるという、とても地道な作業があるんです。

チェーンの束を1個作るだけでも長時間かかるので、いつもすごく助かっています。

 

今お話ししてきたアーティストさんは、とても大きな会場でパフォーマンスをします。

一見は大雑把に見える衣装でも、よく見ると繊細なデザインが施されています。

地味なお仕事に感じるかもしれませんが、そういう細かい部分こそ手を抜かずにこだわってやらないと良いものは作れないと思いますし、どれも大事な作業なんです。

 

――研修中、学生に対して米山さんはどういったアドバイスをされていますか?

 

まずは、“共通の理解”を得てもらうことが大事かなと思います。

やっぱり、初めての作業で分からないことも多いはずなので、なるべく見本を作った上で明確な指示を出すようにしていますね。そこで分かりづらいところがあれば質問してもらう、という感じです。

 

でも、やっているうちにだんだんと雑になってくることもあると思います。

そこで「作業結果をこまめに確認する」という方法をとっていますね。先ほどお話したチェーンの作業だとしたら「30本やったら見せてね」とか。

そこで問題が無ければそのまま進行してもらい、もし長さにバラつきが出ているようであれば修正してもらう、というように随時共有することは欠かせません。

 

 

――もしも研修中の作業でミスが発生してしまったときにはどう対応していますか?

 

もちろんミスが無いにこしたことはないのですが、初めての作業ですし失敗が出てしまうのは仕方のないことだと思います。

だからこそ、それを最小限にするために、見本をみせたり、こまめにチェックしたりするんです。また、何より大切なのは「なぜ失敗してしまったのか」という“原因の理解”です。

「このやり方だったから失敗したんだね。だったらこっちのやり方でやってみようか」という相談をして、同じ失敗が起きないよう次に活かしてもらうことが大事だと思います。

 

とにかく向上心を持っていれば大丈夫だと思うので、「こういうことしたらダメなんだな」とか「こういうふうにやれば効率いいかもな」とか、経験を糧により良い結果を求めて仕事して欲しいな、と思います。

研修生に責任を負わせるつもりは全くないので、そこは安心してください(笑)。

 

――最後に、研修に参加する学生に向けてメッセージをお願いします。

 

ひとくちに「デザイナー」と言っても、コンサートや舞台、CMやテーマパークのデザイナーなど様々で、仕事内容もそれぞれで全然違うんです。

その中で「自分はどんな分野が好きなのか」を見極めるためにも、いろいろな現場を体験してみるのが良いと思います。

何ヶ所か行ってみて「ここの現場は自分の好きな感じだな」と思ったら、そのジャンルを続けるのもありですね。

実際に肌で感じてみないと分からない部分が多いと思うので、研修にはたくさん参加してもらいたいですね!

 

 

インタビュー後、米山さんには個別ガイダンスにも同席していただきました。

米山さん、そしてオープンカレッジに参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

 

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衣装デザイナー・米山裕也さんインタビュー 〜in学科別ガイダンス〜  Part1

本学園スタイリスト科を卒業し、現在までNEWS、WEST.、SixTONES、SnowMan、なにわ男子など、数多くのアーティストの衣装デザインを手掛けてきた米山裕也さん。

先日行なわれたtfacオープンカレッジの学科別ガイダンスでは、米山さんがこれまでデザインされてきた衣装にまつわる裏話から、研修生へのアドバイスまで、ここでしか聞けない貴重なお話をしていただきました!

 

 

――まずは、SixTONESさんの5大ドームツアー「SixTONES LIVE TOUR 2025『YOUNG OLD』」の衣装デザインについて、当時の製作背景などをお聞かせください。

 

SixTONESの皆さんと打ち合わせした結果、「今までの衣装にはない色味を使ってみようか」という話になって、紫系のカラーを使うことになったんです。

このときのステージ背景がアルバムタイトル「GOLD」にちなんで金色なので、そこに立ったときに映えるような色味にしたかった、という理由もありますね。

SixTONESさんはメンバーそれぞれが個性的なグループなので、あまり衣装の“型”に縛られないよう工夫しました。「それぞれが着たいものを着よう」というところも加味してデザイン製作がスタートしたんです。

 

――そうだったのですね。SUPER EIGHTさんの「超アリーナツアー 2024 SUPER EIGHT」の中で使われた衣装。こちらはどんな部分を意識されたのでしょう?

 

SUPER EIGHTさんはキャリアも長いので、若いグループ特有のギラギラした感じとは反対に、洗練されたイメージを意識しました。

「ブルー系のスーツを、踊れるようカジュアルな感じにしよう」という打ち合わせから始まって、素材もより大人っぽく見えるものを選んでいったんです。衣装の形についても、奇抜なものより年齢に合ったものを意識して作りました。

ですが、大人っぽく見えつつもステージに立ったときには映えるような配色や生地感が大切になるので、そういった部分も重視しています。

 

――WEST.さんの10周年ツアー「AWARD」における衣装はいかがですか?

 

WEST.さんが10周年ということだったので、そのアニバーサリー感を出すために少しフォーマルな衣装に寄せてデザインしましたね。

さらにステージ映えするよう装飾を加えたりして、カッチリとしすぎないよう少し崩していきました。加えて、メンバーによって丈をロングにしたりショートにしたりと、それぞれで個性が出るようにしています。

「キレイめだけれどもゴージャスさが足された衣装」を意識してデザインさせていただきました。

 

 

――なにわ男子さんの「LIVE TOUR 2024 '+Alpha'」もご担当されてますね。

 

このときは「ウェディング」というコンセプトがあったので、そういったシーンを意識してデザインさせていただきました。

スーツやホワイトで“純白さ”や“美しさ”を表現しつつ、ゴールドを混じえてステージ衣装っぽく寄せていきましたね。

このように明確なテーマがあるときは、それをベースにブラッシュアップさせていく形をとることが多いです。

 

――最後に、Aぇ! groupさんのデビュー記念ツアー「世界で1番AぇLIVE」における衣装についても、お話をうかがえればと思います。

 

このときの衣装は、デザインの中でもとくに“ファー”を重視しています。

「メンバー全員にファーをふんだんに使おう」というところからスタートして、そこからロング丈の方だったりフードが付いている方だったりと、各メンバーにバリエーションを出していったんです。

それから「“ワルさ”を強調して、ボリュームのあるデザインにして欲しい」というオーダーがあったので、ゴールドのチェーンもミックスさせて、ボリューム感+ワイルド感を出してみました。

 

Part2へ続く

 

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研修ブログ_389

今回は、人気タレントが出演するバラエティ番組の収録です。

8:00 スタジオ集合

・搬入〜アイロン掛け〜フィッティング

10:00 収録開始

11:00 昼食

12:00 未使用衣装片付け

14:00 解散

 

 

 

今回はアイロン掛けを行う際、シワがつきやすい素材で

完璧にシワをなくすまで思ったより時間がかかってしまったとのコメントが。

どんな素材でもスムーズに行えるよう沢山練習しましょう!

 

本日も1日お疲れ様でした。

次回もお楽しみに!

 

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衣装デザイナー・米山裕也さんインタビュー Part2

本学園のスタイリスト科を卒業し、これまで数々の有名アーティストや人気アイドルの衣装デザインを手掛けてこられた米山裕也さん。

先日行なわれたオープンカレッジでは、そんな米山さんに、お仕事のあり方や在学時の思い出、ファッション業界を目指す学生たちへのメッセージなど、貴重なお話をたっぷりとしていただきました! 今回はPart2をお送りします。(Part1はこちらをクリック)

 

 

――衣装デザイナーとしてメインに活動されるようになった米山さんですが、デザイナーになって最初に戸惑ったことはなんでしたか?

 

そもそも、最初は衣装の構造自体あまり分かっていなかったんですよ。

それに絵も下手くそで。いざ描いてみてもバランス感がヘンテコだったり(笑)。

でもゆくゆくは、僕のデザイン画を見て打ち合わせを進めていくことになるので、「まずは人に見せられる絵を描かなくちゃ!」ってところから始まったんです。

 

――今や米山さんの素敵なデザイン画は、本学園のパンフレットでもご覧いただけます。“初めて手応えを感じた瞬間”はなんだったのでしょう?

 

やっぱり「自分で考えた衣装を着た演者さんがステージに立っているのを見たとき」ですね。

自分がデザインしたものが形になって、それを着てパフォーマンスしていただく、そしてお客さんにそれを観ていただくっていうのが、本当にすごいことなんだって感じた瞬間でしたね。

“考えたものが実物になっているシーン”を目の当たりにして、心を動かされたのを覚えています。

 

――衣装デザインをする上で変わらずに気をつけていること、心構えなどはありますか?

 

お仕事によって都度異なりますが、「求められているテーマから外れすぎないこと」は、どんなときでも大前提としてある部分ですね。

プロデュースする人、演出する人、パフォーマンスする人……など、そのお仕事に関わっている方々それぞれのイメージに“ハマる”ものを提供できるように心掛けていて、僕がやりたいことを全面に出しすぎた結果、「求められているものと違う」なんてことが起こらないよう気をつけています。

理想としては、「自分がやりたいこと」+「求められるテーマ」がうまく合致して、良いものができるといいなと思ってやっています。



――ときにはアイデアが出ずに悩むこともあるかと思います。そんなとき、米山さんはいつもどうしていますか?

 

「とりあえずいくつか案を持っていって打ち合わせする」のが一番かな、と思います。

「全然アイデアが湧かないなあ」ってときでも、「これやってみたら面白いかな?」という漠然としたイメージは出ると思うんです。

それこそ、ノープランで打ち合わせに臨んでも意味がないので、ざっくりとしたプランだけでも「こういうことを考えているんですけど、どうですか?」とクライアントさんに提案してみるんですよ。

で、そのリアクションからヒントを得て一歩ずつ進んでいく。そういうやり方もありなのかな、と思います。

最終的には、もう捻り出すしかないんですけどね(笑)。

 

――そうしてできたデザインですが、それを作り手側にうまく伝える必要があると思います。その際に心掛けている点はありますか?

 

“自分がこだわっているポイント”をしっかりと伝えて、なるべく作り手側との“ズレ”を無くしていけるよう調整することですかね。

衣装の作り方って、人によってその方法がいろいろあると思うんです。たとえば料理にしてみても、自己流もあればレシピ本通りの作り方もあって、衣装作りもそれと同じなんですよね。

つまり、到達点がちゃんと定まっていれば、その道中は作り手の得意な方法にお任せしていいと思っていて。けれど、「ここは曲げないで欲しいな」というポイントが僕にもあるんです。

そこをしっかりと話し合った上で、ゴールまで持っていってもらうという感じですね。

 

――貴重なお話をありがとうございました。では、最後にこれからファッション業界を目指す皆さんに一言アドバイスをお願いします。

 

ファッション業界はとても広い世界です。「スタイリスト」という仕事ひとつをとっても、雑誌や映画、音楽、それから特定の誰かにつく人……など様々で、それぞれ仕事の内容が違いますし、広い世界のほんの一部なんです。

皆さんには、その世界の中でいろいろなことに挑戦してほしいと思います。

自分が「これだな!」と確信した道を突き進んでいくのも良いですし、仮に途中で別の道にシフトしても良いと思います。いろいろな経験をしてスキルアップしていけば、他分野でもそれが使えてマルチに活躍できるはずですし、そうしていくうちに、最初は狭いと思っていた世界がだんだんと広がっていくはずです。

ぜひ、たくさんのことにチャレンジして頑張っていってください!

 

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