カレッジ・ライフ | ファッション専門学校の東京服飾専門学校 - Part 116

カレッジ・ライフ

スタイリスト大橋さん<OB・OGインタビュー>

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——大橋さんは、TVから雑誌まで、幅広く活躍されてますが、スタイリングの内容は変わりますか?

大橋:はい。かなり違いますね。雑誌の場合は、まず編集者の方と、撮影内容と衣装の方向性の打合せをします。その後、実際に洋服を借りに行って、コーディネートして撮影。最後に衣装の返却となります。一方、テレビの場合は、事前の打合せがないので、担当するタレントさんに似合う洋服を借りて、収録に立ち会う。最後に返却というのは一緒ですね。

 

 

——このお仕事をしていて、楽しいところ、大変なところというと……。

大橋:自分が考えたコーディネートが、タレントさんに喜んでもらえた時とか、雑誌のページなどに作品として形に残ることがうれしいですね。大変なところは、タレントさんや現場スタッフとのコミュニケーション。現場の雰囲気作りというのは、タレントさんやカメラマンだけじゃなくて、ヘアメイクさんや私たちスタイリスト、みんなで作り上げて行くものなんですよ。

 

 

——仕事をする上で、常に心がけていることは?


02大橋:
どんな仕事でも必ず“私のオリジナル”の要素を盛り込むようにしています。例えば、誰に依頼しても同じような結果になるような仕事だったとしても、最終的に「私に頼んで良かった」って思われないと、次の仕事につながらないので。“私のオリジナル”の要素というのは、衣装のリメイクや小物作りなどで、私らしいセンスや人が真似できないような作り方をすることです。

 

 

——“私のオリジナル”を盛り込んで、実際にどのような反響がありましたか?

大橋:モデルの女の子から「また、絶対にスタイリングしてほしいです!」と言われて、次から指名で依頼が来るようになりました。ほかにも製作スタッフから「この撮影の企画を考えた時、スタイリストは大橋さんしか考えられなかった」とか、「大橋さんにお願いすれば、何かおもしろい衣装の提案が出てくるに違いないって思った」と言われた時は、これまでの努力が評価されたんだなって、本当にうれしかったですね。

 

 

——tfac在学中、特に印象に残っている経験は?

03大橋:在学中の研修には積極的に参加していましたね。とにかく現場の経験を積んでいきたいと思っていましたから。それでますますスタイリストという仕事に魅力を感じるようになったんです。当時、学校にさまざまなスタイリストさんからの研修依頼が来ていましたが、私は自分で探した、「(株)ミニーコーポレーション(タレントやアナウンサーなどのTV・CMのスタイリングを担当する事務所)という会社に研修に行きたい」と、先生にお願いをしました。先生も会社の方と会って話をしてくれて……。そこから、長期研修に入ることになり、やがて内定へとつながったんです。そちらで4年間お世話になってから独立したので、研修に行っていなかったら今の自分はなかったと思います。

 

 

——これからファッション業界を目指す人へメッセージをお願いします。

大橋:スタイリストを目指すなら、自分のセンスを磨くことも大切ですが、自分の好きなジャンル以外のファッションについても知識がないとダメだと思います。好きなタレントに好きな洋服を着せる仕事だけじゃなく、苦手なジャンルの衣装でスタイリングを頼まれることも……。どんな依頼が来ても対応できるように、ラフォーレ原宿や渋谷109にどんなブランドがあって、どういう特徴の洋服を扱っているか、なかなか興味の持てないジャンルでも知識だけは身につけるといいと思います。頑張ってください!

 

 

 

04フリースタイリスト 
大橋みずな
さん

2002年度、スタイリスト科卒業。
在校時から、テレビのニュース番組やバラエティ番組のスタイリングを行う事務所に研修として入り、卒業後入社。アナウンサーやタレントのスタイリングを担当する。
2007年、フリーランスとして独立。現在は日本や台湾の著名タレントのスタイリングを手掛けている。

 

tfac Design Award 2013

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tfacデザインアワード コンセプト

多くの学生が自由に発想する魅力あるファッションの中から入選作品を選び、本校の技術スタッフが実際の衣服に仕立ててファッションショーを開催いたします。また、入選を果たした優れた才能をさらにのばし、ファッション業界で活躍する人材育成のサポートとして大賞受賞者はtfac特待生待遇の対象となります。


tfac デザインアワード 2013 作品募集要項

 A4サイズの白い用紙(白画用紙、ケント紙など)に全身のスタイル画を描いてください。マーカー、水彩絵の具、クレヨンなど、画材はなんでもOKです。作品は下記、本校の住所宛で「tfacデザインアワード2013作品係」と書いて郵送いただくか、体験入学参加時にご持参ください。締切りは12月3日(月)必着。受賞作品は本校スタッフがデザイン画をもとに、意図をくみとりながら忠実に製作いたします。なお、受賞作品の発表は、本年度の卒業制作ファッションショーにて行ないます。

 【応募作品規定】

タテA4用紙使用(ケント紙、または画用紙)

人物1体の全身正面スタイル画、着色(平面作品に限る)※必要な場合はバックスタイルの記載

応募提出作品数に規定はありません。何枚でも応募が可能です。

 

2013年テーマ:『カーニバル』

 

【選考・発表】
本校のホームページ上で選考作品を紹介し、実物製作入選作品の発表はホームページ上で発表いたします。※入選者には別途郵送でお知らせいたします。大賞1作品 佳作1作品 tfac賞1作品

 

【大賞受賞者特典】
入学時に特待生待遇として入学金が免除になります。

Special Guest! 『冨永愛さん』講演会

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7月4日、モデル事務所の株式会社ボンイマージュ代表取締役・馬淵哲矢さんを迎えて、特別講演会が行なわれました。さらに、ファッションモデルの冨永愛さんもサプライズ・ゲストとして登場! 歓喜と絶叫に包まれた講演会の様子をレポートします。

 

「本日の講演会ゲストは、モデル事務所の株式会社ボンイマージュの馬淵哲夫さんです」。tfac生による司会進行で登場した馬淵さん。すると「もうひとり…連れてきちゃったんだよね」とニッコリ。続いて登場したのは、なんと! モデルの冨永愛さん!サプライズ・ゲストに、鳴りやまない拍手と大歓声のなか、生徒からの質問に答えていただくスタイルで講演会はスタート。

 

——プロポーション維持のために気を使っていることは?

 

T5冨永愛さん:「朝昼はしっかり食べて、間食はナシ。あとお風呂上りに、裸のままで鏡の前に立っているかな。体の変化がわかるし、エクササイズのポイントもわかるので」

 

——デビューからトップモデルへと、のし上がったのはどんな努力があったんですか?冨永「基本的に負けず嫌いだったからかな。絶対に(海外のファッション業界の人たちを)見返すまで、辞めないって思ってましたね」

 

15年来、彼女を支え続けてきた馬淵さんは「(成功の理由は)すごい闘争心と物怖じしない性格じゃない?」と分析。

さらにお話は日本のハイファッションへ…。

 

T4冨永さん:「日本のファッションは、私たちがちゃんと育てていかなくちゃいけないと思うの。そうしないとハイファッションはこの先、なくなっちゃうかもしれない。たとえばイタリア版VOGUEとか、ちょっとわからない感じの怖さを秘めているような雑誌って、絶対に必要。『こういう写真撮りたいな』とか、そういう選択肢は絶対にあった方がいいと思うのね。私も予想できるものって、絶対に作りたくないから」

熱いファッション業界の話のあとは、冨永さんのプライベートや馬淵さんら事務所のみんなで遊びにいった話などなど、素の表情が垣間見れるトークが満載!

さらに、最後に馬淵さんからの提案で、急遽、会場の学生からの質問コーナーを開催。

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——ショーで冨永さんを拝見したことがあるんですが、登場からすごいオーラを感じて…そのオーラってどうすれば出るんですか?

冨永さん:「オーラってみんなが持っているものだと思うの。パワーだったり、生き様だったり…。その人そのものだと思うんだよね。そのオーラの出し方は人それぞれだと思うけど。ランウェイを歩いてる時の私は、自分の持っているものを最大限に放出している感じ。『冨永愛という生き方』(宙出版)にも書いたけど、ドラゴンボールの“スーパーサイヤ人”状態かな(笑)。」

 

最後に「オーラを発してウォーキングをしてみたら」という馬淵さんのひと言で、冨永さんがファッションショーさながらのウォーキングを特別に披露するサービスも。

「また会おうね!」と会場を後にする冨永さんと馬淵さんにtfac生からさらに大きな歓声が上がり、講演会が終了しました。

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※さらに詳しい当日の様子は、現在配布中の校内報「coeur Vol.9」に掲載。コチラもぜひチェックしてみてください。

海外生活と海外留学

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『ANNE VALERIE HASH 澤田氏 × tfac STAFF 前川先生』 対談

 

 ――海外のアパレル業界で活動しようと思ったきっかけを教えて下さい。

前川: 私は、高校卒業後に語学学習でイギリスへ留学したんです。でも、帰国の直前に交通事故に遭い…。事故の裁判などで滞在が延びてしまったので、だったらイギリスで好きなファッションを勉強してみようと思ったんです。それで大学に入学して、セントマーチンズの大学院まで進みました。大学院の修了後は、海外で活動することしか考えていませんでしたね。ただ、それは自然の流れとしか言いようがないんですよ(笑)。

澤田: 運命的な経緯ですね。僕は、日本のアパレル系の専門学校を卒業後、フランスの服飾専門学校に留学しました。海外で活動しようと思ったのは、自分の技術を評価してくれた人たちがフランスにいたことですね。自分を評価してもらえると、そこで活動したいという気持ちになると思います。

 

——実際に海外でどのような活動をされてきたのでしょうか?

澤田: フランスの学校でオートクチュールを学んだのち、いくつかのアトリエでパタンナーとして働き、2000年にアンバレリーアッシュのアトリエチーフに就任し現在に至っています。
アンバレリーアッシュでは、全パターンの責任者として、デザイナーとともにパリコレクションに携わっています。

前川: 私は、大学生の頃からイギリス財務省でのグループ展やファッションTV主催のショーなどに積極的に出展していました。ほかにも大学院の卒業制作で2010年秋冬コレクションをロンドンファッションウィーク公式スケジュールで発表したり、ロンドン、パリでコレクションの展示発表をして…帰国後、tfacの教員になったんです。

 

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――海外で活動される際に、不安はなかったんですか?

前川: その時々の不安はありますけど、不安がっている時間はなかったですね。語学力にしても、相手にデザインの意図を伝えることで頭がいっぱいで…語学力の不安はすっかり忘れていました。英語を話せることが「目標」ではなく、デザインを伝えるための「ツール」に変わった瞬間に、上達していきましたね。 ――実際に海外で活動された当初、日本とのギャップで苦労した点は? 前川 くちベタだったので、セルフプロデュースにかなり苦労しました。「自分の作品を見てください」と言うだけでは通用しないんですよ。
とくにデザインは、どうにでも解釈できるので。観る人の主観をくすぐったり、操作するようなプレゼンをしないと評価してくれないんです。

澤田: ギャップという程のことはなかったのですが、語学をマスターしたら人格が変わるようになりました(笑)。
僕はフランス語を話すとき、日本語以上に言葉の表現を大切にします。フランスでは常に自分を表現し、常にリアクション出来る態勢にしておく必要があるので、おのずと自分の言葉の表現自体も変わります。

 

——海外のファッション業界で活動することのやりがいや、活動のしやすさとは?

前川: 基本的に自由で、若手の支援に企業が積極的です。
駆け出しの新人にとって、日本よりも活動しやすい環境ですね。あと、消費者の感覚も日本とは違います。
有名ブランドにこだわりがなく、良いと思った物に対して高額のお金を支払う。日本みたいに「これ以上の金額を払うなら、有名ブランドじゃなくちゃイヤだ」という考えが少ないですね。だから、私のような無名のデザイナーのアイテムでも、良いと思ってくれたら多少高くても買ってくれる。

 

——フランスでも支援などはあるんですか?

S2澤田: ありますね。企業が金銭的な援助をして、新人が育つという支援です。
弊社は世界のセレブリティーや海外のセレクトショップでも十分に認知して頂けるブランドに成長しましたが、それでも無名の新人を助けるアソシエーションが支援してくれています。新人に対する社会のオープンな姿勢は、フランスもイギリスと同じですね。

 

——これから海外で活動したいと考えている学生に、学生時代にやっておいた方が良いと思うことを教えて下さい。

澤田: 学生のうちに海外旅行をしてください。私は静岡県の田舎育ちなので、外国人をあまり見た事がありませんでした。だから、フランスに留学したときに、ちょっと身構えてしまって…。同じアジア人でも中国や韓国、台湾の方は、ひょっとしたら僕と同じような環境で育ったかもしれないけど、人種に対する垣根がない人が非常に多いです。
そして、自分がやりたいことはきちんと主張できる。そういう感覚を僕も学生時代から持っておきたかったですね。
トイレに行きたくても言えない自分が、ちょっとコンプレックスでした。

前川: 夢や希望に向かって突き進んでほしいですね。
若いときは、どの方向に進むかを悩むと思うんです。でも、本当に大切なのは、夢にかける情熱やスピード感、好奇心なんです。どこに進んだとしても、その結果は最終的に自分の役に立つはずです。だから、自分が信じた道を進んでほしいですね。

澤田: 前川先生のおっしゃるとおりですね。その進む方向として、やはり海外に出てほしい。卒業後に帰るつもりでも、永住するつもりでも。海外で身につく感覚は、日本では今のところ身につかないと思います。ぜひ海外で1年でも暮らしてみてください。たとえば、携帯の契約や、日本では些細なことでも、1つ1つが未知へのチャレンジで、その時は小さな経験でも、その積み重ねが必ず大きな知識に変わる時が来ます。そのような経験をぜひtfacの生徒皆さんにもぜひ味わって欲しいと思います。



S1澤田 匠さん
ANNE VALERIE HASH チーフアトリエラー

パリ在住。ANNE VALERIE HASH全パターン、アトリエ責任者としてパリコレクションに携わる。ショーバックステージのディレクターも兼務。

 









M1前川裕介
先生
tfac アパレルデザイン科担当

2010年セントラルセントマーチンズ修士課程修了。

英国財務省グループ展、ファッションTV主催のショーなどに多数出展し精力的に活動。 2010年秋冬ロンドンコレクション、パリコレクションでの展示発表。

デザイン アワード ファッションショー2012&授賞式

tfac Design Award 2012
Fashion Show 

 

 

受賞作品は1年間、tfac校内で展示しています。

 

モデル科対談:『モデルという仕事の魅力。夢に向かって一歩を踏み出すまで』

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STAFF:津曲先生/小島先生/寺山先生
生徒参加者:佐藤さん/小林さん(モデルコース)

——日頃から先生方は「モデルの仕事は楽しい」とおっしゃっていますが、特にやり甲斐を感じるのはどういったところでしょうか?

 

寺山先生:共演者の俳優、カメラマン、演出家、雑誌編集者、ブランドのデザイナーなど、世界で活躍される著名な方々の人と出会えるのは、やっぱりモデルならではですよね。プロとしては、「会えてうれしい!」だけではなく、一流の現場にいることで、今の自分のレベルもわかります。「少し甘えていたな」とか、「もう少し努力しなければ」とか。「自分磨き」のモチベーションがすごく上がるんですよね。モデルは“自分磨きをした結果を評価してもらう仕事”ですし、ショーのお客様や読者の方からダイレクトに反応がいただけるのが、嬉しくもあり、やり甲斐だと思います。

 

津曲先生:そうですね。仕事をすればするほど、モデルとして、人間としてステップアップしていけますよね。

 

小島先生:少し現実的なお話になってしまいますが、1回目の仕事は事務所やマネージャーが取ってきてくださるんですね。でも、2回目からは自分の実力。2回目以降もリピートしてお仕事をいただくためには1回目で自分が頑張らなくてはいけない。リピートしていただければ、「評価されたんだ!」という自分の自信にもなりますし、仕事もどんどん広がっていきますよね。

 

 

——モデルに憧れる人は多いですが、それと同時に「私なんかなれるのかな?」ですとか、「家族に反対されるかも…」と不安に思う人も多いと思うのですが?

 

寺山先生:実は私の父親は最初、反対していました。モデル業界は芸能界に近いので、テレビなどの情報から良い印象があまり無かったようです。

 

津曲先生:やっぱり心配はされますよね、芸能界というと。でも、モデルは自己管理がしっかりできていないと続かない仕事なので、華やかに見えるかもしれないけど、自分自身のコントロールができる真面目な子が多いですよね。

それに、親としては、自分の子供が「やりたいと思うこと」「好きなこと」をやらせてあげたいと思うんじゃないでしょうか。だから、自分が一生懸命楽しんでやってれば、周りも分かってもらえると思いますよ。

 

小島先生:祖母が昔の人のわりには考え方が進んでいて、私が生まれてから家中の畳を全部取ってフローリングにして「正座してはいけない」と言われたんです。私は嫌だったんですけど、いろいろな習い事をさせられて(笑)。今にして思えば、私がモデルになるというのは、祖母の願いだったような気がします。もしかしたら、親御さんの方が「自分の子供がモデルになってくれたら…」と密かに願っているかもしれないですよね。

 

寺山先生:あとは、モデルになると決めて頑張る姿や日常生活を、親はしっかり見ているんですよ。そこで真剣に取り組んでいれば、「環境的にも大丈夫だな」と理解してもらえると思いますね。

 

小島先生:そして、出演したテレビや雑誌が親も気になってきて…。

 

津曲先生:そうそう! 掲載された雑誌のスクラップを作ってくれたりするのは、父親ですよね(笑)。

 

 

——学生のおふたりはご両親の反応はいかがでしたか?

 

佐藤さん:私も「モデルになりたい」と親に言ったら、すごく反対されて…。他の目標を探したんですけど、やっぱりやりたいことはモデルしかないと思ったんです。だから、もう一度、自分の意志をしっかりと伝えたら理解してくれて。今では祖父母も一緒になって応援してくれています。

 

小林さん:モデルは憧れの存在で、モデルになれるとは思っていませんでしたね。でも、やりたいことがモデルだったんです。だから、なれるかどうかよりも、なるための努力をまずしてみたいと思いました。いざ、tfacのモデルコースに進学して、プロモデルの先生の「モデルになるための授業」で基礎を身につけて、今の事務所のオーディションを受けたら…デビューが決まったんです!「100%なれない」って思っていたけれど、諦めずに一歩を踏み出して努力すれば、夢は実現するんだって実感しています。

 

 

——モデルコースで学ぶことの意義や有利な点はどんなところでしょうか?

 

小島先生:私たちの新人時代は、モデルコースのようなバックアップが無くて、スカウトされて突然仕事場に放り込まれてしまうのがあたり前でした。ですから、先輩モデルのポーズや現場スタッフへの受け答えを必死に真似したり、本当に大変でした。ですが、モデルコースは基礎がしっかり出来て、現場に出る前に自信もつけることができるから、すごく恵まれていると思います。

 

津曲先生:モデル事務所に入っても、その事務所がどういう系列の事務所かは、業界にいないとわからないんですよね。ウエディングのショーや雑誌メインの事務所とか。しかも、街でスカウトされて、登録料だけ取られてしまうということもありますし…。でも、モデルコースで勉強している学生なら、学校サイドでその事務所についてしっかり調べてあげることもできます。

 

小島先生:卒業後、モデルになってからもサポートしてくれるのもモデルコースの強みだと思います。モデルはずっと同じ事務所にいるケースばかりではなく、ステップアップなどで事務所が変わることも多いんです。たとえば、「今はファッションショーの仕事が多いけれど、これからは雑誌の仕事をしたい」など、モデルになってからステップアップと言うか、希望が出て来ることがあるんですよ。そういう時に、その子の現状を私たちの経験や業界を知っているからこそ理解してあげられて、アドバイスもできる。いきなり事務所に入ってしまったモデルだと、そこでつまずいてしまうこともありますから。

 

 

——長くサポートしてくれるプロのモデルがいると心強いですね。

 

津曲先生:私たちの新人時代は、通販のモデル、雑誌のモデル、ショーのモデルと、それぞれ分かれていたんですけど、今は、みんながいろいろなことを一緒にやるようになっているんですよ。あと、昔なら下着モデルは絶対にやらないとか。でも、世界的に考えれば下着のモデルなんて普通にこなしていますし。

私の事務所に土屋アンナさんがいたんですけど、彼女は「アッカンベー」みたいなポーズをしたり、日本のモデルの常識的なことを変えた部分もあるんですよ。それに下着も平気で、外国人モデルの感覚のようでした。今はモデル事務所がタレント事務所になっていたりと、境目が無くなってる部分があります。そういう時流も長年のプロでないとなかなかわからない、業界の歴史や知識という部分も伝えていきたいですね。

 

 

——最後に、モデルコースで学んで、実際にモデルとして活躍している2人から、モデル志望の方にメッセージをお願いします。

 

佐藤さん:プロの先生方になんでも相談できるのは、メリットだと実感してます。そして、想い描いている将来像以上の自分に、モデルコースで学んだ一年後にはなっていると思います。「なりたい」と思っているなら、ぜひチャレンジしてください!

 

小林さん:モデルコースに進学しても、まだまだいろいろ迷うことがあると思います。メイクやヘアなど今まで知らなかった世界がどんどん開けてくるので。もしかしたら、服も作りたいと思うかもしれないし。私も悩んだ時期がありました。でも悩んでいいと思うんです。モデルだけじゃなく、この学校は自分を変える力をつけてくれると思うので、夢に向かって頑張ってほしいと思います。

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2津曲 久美子 先生

モデルコース ウォーキング指導担当 

準ミスユニバース日本代表(69年)。「全日本国民的美少女コンテスト」の受賞者を対象としたウォーキング指導にあたる(上戸彩ほか多数!)。土屋アンナのウォーキング指導の実績もあり。TBSドラマ「土俵ガール!」にて主演した佐々木希のウォーキングの指導など、多岐にわたる活躍が評判。新人モデルの育成に励んでいる。

 






1小島 エミ
先生

モデルコース ウォーキング指導担当 
芦田淳・ニナリッチ・ランバン・君島一郎等の オートクチュール および、プレタポルテ ショー にモデルとして出演、評判を得る。『東レ エクセーヌプラザ青山 店』等をプロデュースするなど多岐にわたり活躍中。『 日産 ミスフェアレディ』等のウォーキング指導も定評がある。

 







4寺山 由記
先生

モデルコース ウォーキング指導担当  
ジバンシーのモデルにてパリコレ出演。ミスインターナショナル、「東京モーターショー」(ジャガーほか)等のイベント出演者にウォーキングのコーチ、およびモデルとしてのレッスン指導にあたる。ファッションメーカー販売促進イベントでは、フロアーショーの構成、演出、およびモデルとして出演すると同時にプレゼンテーションも。

 







52011年モデル科学生:小林宏薫さん

株式会社エム・プログレス所属決定

 












32011年モデル科学生:佐藤愛美さん

株式会社デフィ所属決定

 

佐藤愛美さん デフィ所属モデル

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(MANAMI SATO)
2012年モデルコース卒業


『デフィ』専属モデル

株式会社デフィ ホームページ

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