東京衣裳株式会社 北谷奈々さん

先日開催された体験入学のゲストに、本校スタイリスト科の卒業生で、現在は東京衣裳株式会社にお務めで、ドラマや映画の衣装を担当されている北谷奈々さんにお越しいただきました!

 

 

テレビや映画の衣装に携わっている東京衣装さんですが、北谷さんは現在どんなお仕事をされているのですか?

「フジテレビに系のドラマや映画を担当しています。監督さんと打ち合わせをした後は、台本を読みながら、それぞれのキャラクターに合わせて衣装を探したり作ったりします。撮影もつきっきりなので、連ドラだと3〜4ヶ月くらいはその作品に携わっていますね」

 

昨年担当された『グッド・ドクター』では、tfacで衣装製作の研修をご依頼いただきましたよね!

「監督の思い描いているものが無いとなったら作るしかないので。今回は子供達の着るパジャマを用意しなくてはならなかったんですが、全員同じものっていうのが売っていなくて……なので作るしかないんですが、20着くらい作らなくてはいけなくて、1人では難しかったので、後輩たちの力をお借りすることになりました。私はスタイリスト科出身なので、作るのはあまり得意ではなくて(笑)。造形系の学生にお手伝いをしていただいたのですが、私より全然できてましたね! 教えることが特に無いくらいで、とっても助かりました」

 

東京衣装さんのような会社に所属することと、フリーのスタイリストにつくことの違いって何ですか?

「会社の場合は自分が会社員になるので、お給料が安定していることや休日に働くとそれが休日出勤の扱いになりますよね。フリーのスタイリストさんは仕事をしたいと思えば上限はないので、そのが1番大きく違いますかね。

 また、フリーのスタイリストにつくとなると、その人とずっと組むことになりますが、東京衣装では映画やドラマを撮影するとなった場合は、その都度2~3人のチームで担当することが多いんです。ドラマや映画度とにチームが変わるので、色んな人と一緒に仕事できるというのも特徴ですし、魅力の一つかなと思っています」

 

 

tfacに入学を決めた理由は何でしたか?

「研修制度が充実していることが1番ですかね。数も多いですし、研修先も興味のあるところばっかりだったので。それと、一人一人をしっかり見てくれるという安心感もありました」

 

学生時代に学んだことで、今も役立っているなと思うことはありあますか?

「一つ一つがすごく身になる授業でしたね。アイロンのかけ方やタグの付け方といった、本当に基礎から教えて頂けたので、現場に出たときに困らなかったです。スタイリングの授業では、ファッションの歴史なども勉強しましたね。今、時代劇のドラマの仕事などでは、そういった知識が活かせているので、勉強したことが役に立っているなと日々実感していますね」

 

最後にメッセージをお願いします。

「私は最初、服が好きだという気持ちだけでこの仕事がしたいって思ったんです。でも仕事をしていく中で、服って難しいなと思うこともあって。自分のセンスに自信が持てないときもあるんですけど、そんなとき大事なのは好きって気持ちなのかなって思うんです。好きなことが仕事に出来ていることは、すごく幸せなことなんです! 気持ちさえあれば、辛いことも乗り越えられるはずです。研修にたくさん行って、色んな仕事を見て、自分の将来を決めてもらえればいいかなと思います」