米山裕也さんの特別講演1 | ファッション専門学校の東京服飾専門学校

米山裕也さんの特別講演1

有名アーティストやアイドルグループの

衣装を手掛けるデザイナー&スタイリストとして

活躍している米山裕也さんは

本校スタイリスト科の卒業生!

 

1年基礎科の『就職ガイダンス』の授業として、

米山さんにご来校いただき特別授業を担当していただきました。

  

 

今回の授業では、tfac生たちから事前に募集した質問に、

米山さんにお答えいただく形で進行。

 

質問と回答の一部をご紹介しますね。

まずは『学校生活編』から!

 

Qファッションの道を選んだ理由を教えてください

 

僕は高校の頃から「洋服の仕事に就きたい!」と

思って進路を決めたわけではなくて、

「興味がある分野だったら、服飾系かな?」と思って

ファッションの分野に進むことを決めたんです。

tfacを選んだのは、学校見学に来たときに

先生と学生の話している雰囲気がすごくよくて

「この学校ならやっていけそうだな」

と思って入学を決めました。

 

Q学生時代に力を入れていたことはなんですか?

 

週に2回ぐらい現場研修に参加していたので、

「力を入れていた」と言えるとしたら

研修かな。

 

あとはよく学校の友達と遊んでいたことでしょうか(笑)。

 

Q学生のうちにやっておいた方が良いことはなんですか?

 

デザイナーやスタイリストの仕事に限らないのですが、

どんな仕事もチームで行うんですよね。

衣装製作も、まずはデザイナーがいて、パタンナーがいて、

縫製がいて、衣装が完成するんですね。

 

自分の頭の中で思い描いているデザインがあるけど、

それをどうやって相手に伝えて共有するのか?

絵を描くのか、資料を集めて見せるのか、それとも

言葉で説明するのか。

そういう「プレゼンテーション能力」は

もっと磨いておけばよかったかな、と思いましたね。

 

恥ずかしがらずに「自分はこういうのがいいと思うんです」

と堂々と言えるようになっておくといいと思います。

 

Q就活に向けて1年生のときから心がけていたことはありますか?

 

正直、僕が1年生のときは、あまり考えてなかったですね。

さっきお話したように、学校の研修にいっぱい行っていたら

研修先の会社の方から声をかけていただいたので、

週2回、ずっと同じ事務所に

研修で行っていたことがすべてだったかもしれません。

 

むしろ1年生のときから、先を見据えることが

できるというのは凄いことだと思いますよ。

 

業界について調べて、どんな技術や知識を身に着けた方がいいか、

目指す業界や職種によっても違うと思いますけど、

それを調べて考えることは決して無駄にはならないと思いますよ。