OBOG | ファッション専門学校の東京服飾専門学校 - Part 43

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スタイリスト 持田洋輔さん

7月26日、当校の卒業生でスタイリストの持田洋輔さんが体験入学のゲストとしてご来校されました。

 

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Q:お仕事の楽しさ、魅力は何ですか?

メンズとレディースでは、スタイリングで求められることが少し違うんです。メンズは知識、レディースはパッと見たときの印象が求められるので、それぞれ違いやスタイルの作り方を考えながらスタイリングするのは楽しいですね。

やっぱりファッションが好きでこの仕事をしているので、ショーや展示会を見に行けて、皆さんよりも半歩先の流行を知れたり、新作の洋服……今だと、今年の秋冬のコレクションを見れるっていうのが魅力です。

 

Q:やりがいを感じる時はどのような時ですか?

“出来上がった瞬間”ですね。

雑誌が出来上がって、編集さん、タレントさん、カメラマンさんやヘアメイクさん達スタッフと「良かったね」って話すときにやりがいを感じますね。後、 SNSなんかで自分が担当したページについてのコメントを見たときは嬉しいですね。最近だと「この衣装集めたスタイリストさん神!」っていうコメントを発見して(笑)凄く嬉しかったですね。

 

Q:大変なことは何ですか?

リサーチです。クライアントから、「こういうイメージで」って依頼をされた後、自分の足で街に出て服を探すんですけど、夏は暑くて汗だくになりながらリサーチするので、本当に大変なんですよね。

 

Q: 仕事をする上で、日頃心がけている事や注意している事などありますか?

時間を守ることです。

遅刻すると、衣装を持っているのはスタイリストなので撮影が始まらないんですよ。だから絶対に遅刻はしないように気を付けています。撮影が始まってからも、アイロンが間に合わないとか、衣装のトラブルなんかで撮影時間が押したりしないように注意しています。

 

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Q:学校で学んだことで卒業後も役に立っている事があれば、教えて下さい。

やっぱり「スタイリング」の授業ですね。アイロンやスチーマー、底張りといった、スタイリストとして大切なことを教えてもらえます。それと「マテリアル」の授業は、当時は少し難しくて苦手意識がありましたが、今になってとても役に立っています。特にレディースには多いのですが、アイロンをかけると溶けてしまったり、千切れてしまう生地があるんですよ。そうならない為にも、素材についての知識があるのは、スタイリストにとっては大事なことだと思いますね。 後、「ヘアメイク」の授業はそれまでやったことが無かったメイクが新鮮で、とても面白かったです!

 

Q:学生時代に研修には行きましたか?

1年生の夏休み頃から研修に行きだしたんですけど、まだ何も知らない状況でいきなり「ここにタレントさんが来るからいってきて!」って言われて、もの凄くテンパったことがありましたね(笑)研修はやっぱり大変だけど、学ぶことはもの凄く多いですよね。様々な職種の方々と関われるので、色んな話を聞いて勉強することができました。

 

Q:本校に入学を決めた理由はなんでしたか? 今もこの学校に入って良かったと思うのはどんなことですか?

学校見学をしたときに授業風景を見せて頂いて、先生と生徒の距離が近くて、仲良く楽しそうな雰囲気がいいなと思ってこの学校に決めました。入学してから、先輩後輩や学科に関係なく関われて、アパレル業界に携わる友達がたくさんできたことは本当に良かったと思いますね。

 

Q:これからファッションの世界を目指す皆さんに、メッセージをお願いします。

ファッションの世界は楽しいです! 僕は元々全然違う職種の仕事をしていたんですが、やっぱりアパレルの仕事がしたくて仕事をやめて、この学校に入学したんです。アシスタント時代は辛いこともありましたが、辞めたいと思ったことは一度も無くて、スタイリストという道を選んで本当に良かったと思っています。やらないで後悔するより、やって後悔した方がいいと思います。少しでもやりたい気持ちがあるなら挑戦してみて下さい!

 

 

 

<Guest profile>

■フリースタイリスト

持田 洋輔さん

2011年3月、本校のスタイリスト科を卒業し、Men’s Jokerやアーティスト、ブランドのカタログなど多くのスタイリングを手がけるスタイリスト田村和之に師事。2015年2月に独立し、現在はSTREET JACKを中心に美的の連載ページ、イベント、WEB関連のスタイリングを担当。また、本校スタイリスト科1年生の授業を担当

スタイリスト 山下友子さん/東光商事㈱ デザイナー 小澤宏太さん

7月18日、当校の卒業生でスタイリストの山下友子さんと、東光商事株式会社デザイナーの小澤宏太さんが、体験入学のゲストとしてご来校されました。(以下、敬称略)

 

現在のお仕事の内容を教えて下さい。

山下「女性お笑い芸人さんのスタイリングを担当しています。レギュラー番組の収録がメインですね。朝、テレビ局に入って、本人とどういうスタイルでいくかを話します。アシスタント時代は、映画やドラマ、アーティスト撮影など、様々な仕事をしていましたね。」

小澤「スポーツウェアをメインに、ヤングからアダルトまで幅広い世代のブランドデザインをしています。会社にはパタンナーがいないので、外部発注のための仕様書も自分で書きます。入社後1週間程でブランドを任されたので、プレッシャーもありましたが、とてもやりがいのある仕事で、毎日がとても刺激的です」

 

学校で学んだことで、役に立っていることはなんですか?

山下「スタイリングの授業で、洋服の名称を勉強したことです。特にアシスタント時代は、スタイリストさんの指示が大事なので、とても役に立ちました」

小澤「ショップ&ギャラリーで、自分たちで1からブランドを作り上げたことですね。学生の頃から、デザインや生地を考えて服を作り、それをお客さまに買っていただくという経験は、なかなか出来ることではないと思います」

 

この学校に入学を決めた理由はなんですか?

山下「在学中に、たくさんの現場研修に行けることです。また、少人数制もこの学校に入学を決めたポイントになりました」

小澤「少人数制です。他の学校も見学をしましたが、先生と接する機会が多く、しっかり学べるのはtfacだったので、入学を決めました」

 

入学の決め手となった“研修制度”ですが、山下さんはどんな研修に行ったんですか?

山下「1年生の時から、行ける研修には片っ端から行っていましたね。TV、映画、雑誌…ありとあらゆるジャンルに挑戦しました。早くからたくさんの研修に行っていたので、2年生になった頃には、自分が行きたいジャンルが決まっていたので、そのジャンルに強いスタイリストさんのところに、2年生の夏頃から行き始めていました」

 

小澤さんは、授業で企業へのプレゼンをしていますよね。内容を詳しく教えてください!

小澤「株式会社オリゾンティさんとの産学協同プロジェクトです。2016年春夏アイテムのデザインを考えて、デザイナーさんにプレゼンしました。生地のことを考えたり、トレンドを取り入れたり。今まで見たことがなかったようなジャンルのものもリサーチすることで、自分の幅が凄く広がったと思います」

 

その経験は、就職活動でもプラスになったのではないですか?

小澤「就職活動では一番プラスになったのではないかと思いますね。面接では、大学生や、4年制の専門学校の人と一緒になりましたけど、負ける気がしなかったんです。僕は縫製はあまり得意ではないので、生地の性質などの素材学を勉強して、その分誰にも負けない知識を身につけました。同期に素材について聞かれることもあるんですよ。この学校に通った2年間はすごく濃密で、学びたいことは全て学べました。」

 

tfacはたくさんのイベントがありますが、印象に残っているものは?

山下「私は夏の体験入学のスタッフをやったんですが、他の学科の友達もできて、凄くいい夏休みの思い出になりました」

小澤「卒業制作ファッションショーですね。1から作り上げることは大変でしたが、完成したときはとても感動しましたね。中学校、高校でもたくさん遊んで思い出をたくさん作ったと思っていましたが、比じゃなかったですね。本当の青春ってこういうものなんだなって感じました」

 

この学校に入ってよかったと思うことはなんですか?

山下「他の学科や、先生方との付き合いが多いこと。卒業したのは何年も前のことなのに、今でも当時の先生方や友達と繋がりがあるんです。特にアシスタント時代は辛いことも多かったんですけど、悩みを共有できる友人がいたことは、心の支えになりましたね」

小澤「イベントが多くて、他の学科の友人がたくさんできたことです。僕はデザイナー科卒業ですが、他の科の友達とよく遊びに行くんですよ」

 

最後に、ファッション業界への就職を目指す皆さんにメッセージをお願いします!

山下「私はこの学校に入る前はミシンもろくに使えなかったんです。そんな私が、一握りしかなれないようなスタイリストになれるのか不安だったんですけど、何事もやる気が大事だと思うので、やってみようという気持ちを持ち続けて、これからも頑張って下さい!」

小澤「僕もミシンは使えなかったし、絵も描けない状況で入学しましたが、今では現場に出て、デザイナーになれて、僕が選んだ道は間違ってなかったなって思いますし、これからも一生デザイナーであり続けたいと思っています。それくらい魅力のある仕事です。頑張れば自分の理想の職に就けると思うので、頑張って下さい」 

 

〈Gesut profile〉

■フリースタイリスト

山下 友子さん

 

本校卒業後、研修を経て多数の人気芸人さんやアーティストのスタイリングを手掛けるわたなべひろしさんのもとで活動をし、4年前に独立。現在はハリセンボンさんのスタイリストとして活躍する他、若手俳優さんなどのスタイリングも担当。

 

■東光商事㈱

デザイナー

小澤宏太さん

本校を2016年3月に卒業。現在はODMや自社ブランドのデザイナーとして幅広くデザインを手がける。入社3ヶ月で、スポーツウェアブランドを1つ任され進行。会社では109系のブランドや、シャネル、ルイヴィトン、ラルフローレンなどの生地やWEGOなどヤング向けのブランドも手がけている。

 

有限会社ichi 宮之原也寸寛さん

7月8日、有限会社ichi銀座店にお勤めの宮之原也寸寛さまがご来校されました。元薩摩切子の職人でもあり、当校の卒業生でもある先輩の興味深いお話に、学生はみな興味津々で聞き入っていました!

 

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現在のお仕事内容を詳しく教えて下さい!

「主にレザー製品ですが、他にもリング等のシルバー製品の注文〜納品までを担当しています。ichiは大半がオーダー制。まずお客様の要望をお聞きして、イラストを描いて作っていきます。特に結婚指輪は、お客様にとって一生に一度の大切なものなので、2〜3時間話し合うこともありますね。これまでに一度だけ、『想像していたのと違った』って言われてしまったことがありました。僕もショックだったけど、完成を心待ちにして下さっていたお客様の期待に応えられなかったのは悔しかったですね……オーダー通りのものを作るのはとても難しいことですが、同じ位面白さも感じています」

 

宮之原さんが服飾業界に就職したいと思ったのはいつ頃ですか? そのきっかけはなんですか?

「僕はこの学校に入るまで、鹿児島県にある薩摩切子の工房で働いていたんです。そこで、制服を作ることになって……制服といってもTシャツ1枚だったのですが、そこで服を作る楽しさに目覚めたんです。僕が本当にやりたいのは服を作ることなんだなって気づきました」

 

学生の頃にやっておいた方がいいことはなんですか?

「CADですね。実は今、横浜店の制服を製作しているんです。僕が服飾の学校のパタンナー科を出ているっていうことで、社長が任せて下さったんです。でも、Tシャツを1枚渡されて「この裾をこれくらい長くして、ここはもう少しゆとりをもたせて……」って言われたんですけど、どうやったらいいのか分からなくて……僕はCADや、パソコンを使うのがあまり得意では無かったんですが、学生時代には、苦手なことこそしっかりやっておくべきだなと感じましたね」

 

学生時代の思い出はなんですか?

「リーダーをやったということもあり、卒業制作ファッションショーが一番思い出に残っています。すごく忙しくて大変だったけど、全部自分たちで作るっていう喜びは大きかったですね。今でも全部鮮明に思い出せるんです。実は昨年もショーを観に行ったんです。卒業しても、気になってしまうんですよね(笑)」

 

宮之原さんは学生時代”おしゃれ学生”に選ばれていますよね! 普段のファッションのこだわりポイントはなんですか?

「仕事では、作業をするので服が結構汚れてしまうんですけど、“汚れても良い服”っていうのは僕の中では存在しないので、汚れるって分かっていても、いい服を着て仕事しています。お客さんの前に出る仕事で、どうでもいい服って着られないですよね。そこだけはこだわっています」

 

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tfacのいいところはどんなところだと思いますか?

「仲が良く、一体感があるところだと思います。そんな学校で生活したからこそ、コミュニケーション能力が身についたんだと思いますね」

 

休日の過ごし方を教えて下さい!

「休みの日も、どこか外に出るようにしています。店のディスプレイを担当しているので、他のお店を見て勉強しています。季節が違うと内装ががらっと変わったりするので、こまめにチェックしていますね」

 

趣味はどんなことですか?

「僕は仕事が趣味なんです! 仕事をして、息抜きに趣味を楽しむって人も多いと思いますけど、僕は好きなことを仕事にしたかったんです。友達には、好きなことを仕事にできていいなってよく言われます」

 

講演会終了後に、本日の感想をお伺いしました。

「ここに来るまでは、少し不安だったんですけど、皆結構真剣に聞いてくれていましたね。僕の話が、少しでも皆のためになってくれたら嬉しいです」

 

服飾業界への就職を目指す学生へメッセージをお願いします。

「好きなことはとことん追求する! そして、とにかく断らない! 出来るか出来ないかはさておき、なんでもやってみることが大事だと思います。もし、出来なかったら誰かに助けを求めたっていいんです。簡単に無理って言わないようにして下さい。色んなことをやっていれば、チャンスが巡ってくることもありますからね!」

 

株式会社クリエイティブ・ギルド 戸井田美咲さん

 

7月1日、当校の卒業生で現在は株式会社クリエイティブ・ギルドにお勤めの戸井田美咲さんがご来校されました。2、3年生のアパレル技能科、アパレル造形科を対象にした「進路指導ガイダンス」のゲストとして、衣装制作の仕事についてお話していただきました。(以下、敬称略)

 
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学生の頃はどんな研修に行っていましたか?

「ギルドの研修の他にも女性アイドルグループや声優さんの舞台衣装制作の研修にも行きました。舞台衣装の他に、一点ものの洋服を作っている会社に研修に行ったんですが、舞台衣装製作はスピードや、早着替えのしやすさを求められているのに対して、そこでは長く着れる服作りというのを追求していたので、全く違うことが勉強できたのでとても良い経験になりました」

 

たくさんの研修に行かれたんですね。その中でもクリエイティブ・ギルドさんに決めた理由はなんだったんですか?

「ギルドの研修に初めて行った時に、衣装制作が終わった後、舞台を観せて頂いたんです。そこで自分が携わった衣装が実際に舞台で使われているのを観て、やっぱり舞台っていいなって感動してギルドに入りたいと思うようになりました」

 

そもそも舞台衣装に興味を持ったのはいつ頃ですか?

「舞台衣装に興味を持ったのは高校生になる頃で、高校も家政に力を入れているところを選んだんです。でも、それよりもずっと前から、物作りは好きで人形の服や小物を作っていました。もともとコンサートによく行っていたので、そこから舞台衣装に興味を持ち始めて……この学校に入ろうと思ったのも、舞台衣装の研修がたくさんあったからなんです」

 

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今はどんなお仕事をされているんですか?

「アーティストさん、タレントさんの衣装制作のお手伝いをしています。直近ではアイドルのツアーがあるので、これから忙しくなりますね。学生の頃に思っていたよりもハードなので、体調管理はしっかりしないといけないですね」

 

お仕事をする上で、心がけていること、気をつけていることはありますか?

「この仕事はスピードが命だと思うんです。締め切りに間に合わなかったら、その衣装を着る方が舞台に出られない訳ですから。いつもどうしたら効率がいいかっていうのを考えながら作業するようにしています」

 

学生の頃にやっておいた方が良いことはなんですか?

「とにかく、研修にたくさん行くことですね。選べる幅を広げておくことは、就活でも有利になります。研修先では自分から積極的に行動することが大事です。分からないことはどんどん質問してください。そうすると、この子はやる気があるんだなって思われるので。どんどん自分を売り込んで下さい!」

 

学生の皆さんにメッセージをお願いします!

「今やれることを全力でやる。チャンスをもらったら、最後までやりきる。自分がやりたいのなら、とことん突き詰めるべきだと思いますね」

株式会社ファイブフォックス 船曳典久様 矢部愛美様

7月8日、株式会社ファイブフォックスの経営管理本部 人事部採用課長の船曳典久様、当校卒業生で現在はイムズグループ ボナ・ジョルナータ チーフデザイナーを務める矢部愛美様がご来校されました。2、3年生のアパレルデザイン科、工業パタンナー科、テクニカル科を対象にした「進路指導ガイダンス」のゲストとして、デザイナーの仕事についてお話していただきました。(以下、敬称略)

 

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Q.具体的な仕事内容を教えて下さい。

矢部「ブランドデザイナーと打ち合わせし、デザイン画を決定します。パタンナーへ依頼し、サンプルが完成するとモデルが着用しチェックを行います。……と、ここまでがみなさんがよくイメージするデザイナーの仕事ですが、実はこれ以外の業務がたくさんあります。あらゆる書類の作成や商品に関する資料の準備など、事務的な作業や他部署との連携が多いです」

 

Q.仕事のやりがいを感じるのはどんなときですか?

矢部「デザイン画提出の締め切りまでに余裕がないことが多く、時間に迫られ苦しむこともあります。その分、デザインがパッとひらめいた瞬間は本当に気持ちが良い! 自分が手掛けた商品が売れ筋になると素直にうれしいですし、苦労したことが吹き飛びますね」

 

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Q.会社では、どのような人材を求めていますか?

船曳「人に喜びを与えることが好きで、笑顔やあいさつを大事に出来る人です。社内でよく言われている言葉が、『洋服を通じて、人に夢や感動を与えたい』。これを実現するためには、いろんな方面に自分の意志や思いを伝える必要があるので、その場面で実践できるといいですね」

 

終了後にもお時間をいただき、お仕事以外の質問にもお答えいただきました!

 

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Q.お休みの日は何をされていますか? また、ストレス解消法などを教えて下さい。

船曳「休みのたびに、近所を10kmほど走っています。走りながら、仕事などについていろいろ考え事をしていますね。不思議と気持ちが前向きになるんです」

矢部「私はまったく逆で、仕事のことは一切持ち込まないですね。友達とごはんを食べに行ってあれこれ話したり、大好きなアーティストのライブに行ってストレス解消をしています」

 

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Q.就職活動に励む学生にエールをお願いします。

船曳「選考の前にぜひ、『なぜ自分がこの会社を受けたいのか?』ということをしっかり考えてみてください。自分の考えをまとめて書類や面接に挑むと、内定=縁を引き寄せることができるはずです!」

矢部「自分がやりたい仕事、入りたい会社を妥協しないでください! 周りがどんどん内定をもらい、焦る学生もいると思います。『ここでいいや』と思うのではなく、最後まであきらめず納得のいく会社を探してみて下さいね」

 

たくさんの貴重なお話、ありがとうございました!

(株)上野商会 竹下様/佐藤さん/室井さん

6月7日、上野商会 管理本部管理部人事課 課長 竹下昌克様と、本校の卒業生で現在はAVIREX渋谷店に勤務する室井さんと、RAWLIFE銀座店に勤務する佐藤さんがご来校されました。

竹下様がなんと! インタビュアーとして、卒業生の二人に色んな質問をしてくださいました!

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竹下「就活で一番の難関といえばやっぱり“面接”だと思いますが、練習や事前の準備はしましたか?」

室井「いきなり本番は怖かったので、放課後に就職の先生を捕まえて練習しました」

佐藤「私は他社も受けていたので面接は何回かやっていました。自分の言いたいことを、文章まるまる暗記していくと、緊張した時に頭が真っ白になってしまうので、ポイントだけを頭に入れておいて、それを臨機応変に喋る方がいいと思います」

 

竹下「他のアパレル企業の人事さんとお話することがありますが、ほとんどの企業がエントリーシートに写真をつけさせるんですよ。当社で見るポイントとしては、自社ブランドを着た時にどれくらい似合うか、ハマるかどうか。お客さんのお手本になれるような人なのかっていうところですね。ここでの写真がすごく良ければ、面接官はすごく期待するので、気合いを入れて欲しいですね。東京服飾専門学校さんは、学校でプロのカメラマンさんに写真を撮ってもらえるんですよね。だから、他の学校に比べると、写真の背景も含めて見栄えが段違い。他の学校さんはそこまでしてくれないので、就職のサポートが凄いと思いますね。だからといって学校任せにするのでは駄目ですよ。自発的な行動が必要です」

 

この他にも、就職活動について様々なアドバイスを頂きました。

 

 ☆おまけのコーナー☆

説明会の後、今日の感想をお聞きしました!

 

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学生の反応など、雰囲気はいかがだったでしょうか?

竹下「就職活動をやっていかなきゃいけないんだぞってことをヒシヒシと感じて頂いたのではないでしょうか。今回は卒業生2人に経験を語ってもらったということもあり、積極的な傾聴をしてくれた印象です。以前お伺いした時も感じたので、tfac学生の特長なんだと思います」

 

学生時代にやっておいたほうが良いことは?

「ずばり、自分が働きたい企業の店舗でアルバイトをすること。買いに行くだけではわからない部分が就職する前から見ることができるのは、アパレル業界の良いところですね。自分自身が一番行きたい企業の店舗で働くのが理想ですが、募集していなければアパレル店員という枠組みで探してみるのもひとつの手段だと思います。その流れを若いうちから学んでみてはいかがでしょうか」

 

就職活動に励む学生たちにメッセージをお願いします。

「就活は結局のところ、“縁”と“運”。この二つをどれだけ勝ち取れるかということですが、一生懸命頑張ることだと思います。必死にやれば、おのずと結果はついてきますよ!」

 

卒業生のお二人に、サイトだけでは分からないお店のことや、休日のことなどを聞いてみました。

 

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接客の仕事をやっていてよかったと思うことはなんですか?

室井「自分が薦めた洋服を買ってもらうっていうのが接客のやりがいだと思うし、やっていてよかったなって思いますね」

佐藤「新規のお客様を接客して、その方が2回目に来て下さった時は嬉しいですね。一度お褒めの電話を頂いたことがあるんです。最初クレームかなってドキドキしたんですけど『接客がすごく良かった。今度買いに行きます』っていう電話で。その時は買っていかれなかったんですけど、後日行きますってわざわざ連絡してくださって…凄く嬉しかったですね」

 

学校生活の思い出はなんですか?

室井「濃く残っているのはやっぱりショーですね。私たちはリーダーだったので特に。ショーでは本当にたくさんの人と関わることができて、よい経験になりました」

 

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今の目標は?

佐藤「まずは売り上げ1番になりたいです。そして副店長になって、バイヤーになって…着実にステップを踏んで、上を目指していきたいです」

室井「最終的には、世の中に服を広めていけるような広告関係の仕事をやりたいです」

 

ファッション業界を目指す皆さんへメッセージをお願いします!

室井「ファッション業界にはたくさん職種がありますが、何になりたいんだとしても、接客無くして他の仕事はできないと思います。現場で仕事して経験を積むっていうのが一番大切だと思うので」

佐藤「洋服っていうのは皆さん毎日着るものなので、自分が気に入ったものを着たいじゃないですか。だから、テイストとか色んなお店を見て、自分が好きだなって思ったら、まず販売員からスタートして、夢を叶えていって欲しいなって思いますね」

スタイリスト 持田洋輔さん/株式会社クリエイティブ・ギルド 前田早紀子さん

 

6月5日、当校の卒業生でスタイリストの持田洋輔さんと、株式会社クリエイティブ・ギルドの前田早紀子さんが、体験入学のゲストとしてご来校されました。

 

 

 

色々な雑誌を手がけていますが、どんなスタイリングを難しいと感じますか?

持田「『Street jack』(KKベストセラーズ)という雑誌で“低身長の男子をいかに高身長に見せるか”という企画をやったんですが、ストライプのパンツで縦長に見せるようにしたりとか…更にトレンドアイテムを取り入れてみたりと…考えるのは大変でしたね。

 

服だけでなく、モノを集めることも?

持田「はい。例えば『Fine Boys』(日之出出版)では“黒い靴特集”を担当した時はだいたい100足くらいは借りましたね。実際に使うのはひとつのカテゴリーで8点くらいなんですけど、だいたいその倍くらいは集めました。この時は集めるのだけで1週間くらいかかりましたね。自分でブランドをリサーチして、歩いて回りました」

 

「美的」(小学館)でも、ご担当されてますよね?

持田「はい。某アイドルグループの連載ページを担当させて頂いています。毎月タレントさんが志している“美容”をテーマに、それに合わせてスタイリングしていくという企画です。例えば“洗顔”というテーマでやったことも。その時は清潔感をイメージしたさわやかなサマーニットを借りましたね。次は“睡眠”がテーマなので、今丁度そのパジャマをリサーチしているところです」

 

 

 

同じアーティストさんのステージの場合、前回と同じ衣装を使うことはあるのですか?

前田「前回のステージで使った衣装の上に、どんどん装飾を重ねて、リメイクしたりすることはあります。でも、どの衣装をまた使うことになるのか、というのは衣装の打ち合わせの段階で、本人たちが着てみてからはじめて決めることなんですね。だから、最初からリメイクすることを前提に作っているわけではないんですよ」

 

衣装制作の魅力はなんですか?

前田「作った衣装を実際にご本人たちが着て、コンサートを見たファンの皆さんが『この衣装カワイイ!』と言って下さるのがすごく嬉しいですね。『この衣装のここが素敵!』って言ってもらえると、そんなところまで見てくれているんだ…やってよかったなぁって思います。その飾り私がやったんだよ〜って心のなかで思ってます」

 

 

最後に、ファッション業界を目指す学生たちにメッセージを頂きました!

 

持田「今、厳しいと言われているファッション業界ですが、“やりたい”という気持ちがあるなら、是非挑戦して欲しいですね。自分は、元々違う職に就いていたんですが、やっぱりファッションの仕事がしたくて23歳のときにこの学校に入りました。確かにアシスタント時代は、師匠も厳しい人だったし、好きな服に苦しめられるような辛いこともありました…でも、今振り返ってみると、それはいい思い出になったと思うし、とても勉強になりました。やらないで後悔するよりも、やって後悔した方が絶対にいいと思うので、この業界を目指している皆さんには頑張って欲しいなと思いますね」

 

前田「衣装制作の世界は非常に厳しいんですけど、学生時代に研修に行って、実際に衣装に触れてみたり、その現場が自分に合うのを確認してみてほしいなと思います。やってみたいっていう強い気持ちがあれば、誰にでも出来るチャンスはある仕事だと思います。自分は、学生時代あまりできる方ではなかったんですけど、とにかくやりたいっていう強い気持ちだけで、研修に行かせていただいて、会社に入れていただいたので・・まずは、自分のやる気、気持ちが一番大事だと思います。皆さん頑張って下さい!」

 

 

〈Guest profile〉

 

■フリースタイリスト

持田 洋輔(もちだ ようすけ)さん

2011年3月、本校のスタイリスト科を卒業し、Men’s Jokerやアーティスト、ブランドのカタログなど多くのスタイリングを手がけるスタイリスト田村和之に師事。2015年2月に独立し、現在はSTREET JACKを中心に美的の連載ページ、イベント、WEB関連のスタイリングを担当するなどご活躍され、また本校スタイリスト科1年生の「スタイリング」授業もご担当。

 

 

■株式会社クリエイティブ・ギルド

衣装製作所属

前田 早紀子(まえだ さきこ)さん

2015年3月にテクニカル科を卒業後

学生時代の研修を経て念願の株式会社クリエイティブ・ギルドに入社。

現在は一流芸能人の舞台からアイドルグループのコンサート衣装、人気テレビ番組に出演するタレント衣装に至るまで、幅広くエンターテインメント全般の衣装製作および衣装装飾を手がけている会社で従事する。