OBOG | ファッション専門学校の東京服飾専門学校 - Part 8

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スタイリスト 橋本依津美さん

本学園スタイリスト科を卒業し、Takayuki Sekiyaさんに師事。

その後に独立し、現在はテレビや雑誌、MVなどでスタイリングを担当されています。

 

 

 

―橋本さんがスタイリストになろうと思ったきっかけを教えてください。

 

幼い頃からオシャレが大好きで、
中学生の頃にはもう「ファッション業界で仕事したい!」と決めていましたね。

ヘアメイクのお仕事に憧れていた時期もありましたが、
洋服についてもっと知りたい、学びたい気持ちが強くあることに気づきました。

そこで、より洋服に携われるスタイリストへの道を選んだんです。

 

 

ースタイリストの魅力を教えてください。

 

撮影現場が毎回変わるので、いつも新鮮な気持ちでお仕事できることです。

先日も、人生で初めて名古屋に行きました!

 

 

―行ったことのない場所にも仕事で行けるのは魅力的ですよね。

 反対に、大変だと感じる瞬間を教えてください。

 

2つ以上のお仕事が重なったときです。

別々の衣装を同時に用意する必要があるので、もう必死ですね。
頭をフル回転させてアイテムを探します!

 

 

―お仕事をするうえで心掛けていることはなんですか?

 

第一に“挨拶を忘れない”こと。それから“早めに現場に到着する”ことです。

遅くとも出発する2時間前には起床するようにしていますね。

 

 

 

―tfacで学んだことで、現在もお仕事に活きていることはなんですか?

 

おもに「スタイリスト実習」という授業で学んだ、
靴の底張り(靴底の補強)やアイロンがけなどの基礎的なスキル全般です。

アシスタント時代から現在まで、変わらずに役立っている技術ですね。


―最後に、ファッション業界を目指す皆さんにメッセージをお願いします。

この仕事は、“続けること”がなにより大事だと思っています。
その中で多くの素敵な人たちに出会い、良い刺激をたくさん受けるはずです。

いつか、皆さんがファッション業界に来てくれるのを楽しみにしています!
頑張ってください!

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

東京服飾専門学校 次回オープンカレッジの日程

5/11に開催予定です。

 

詳しくは下記よりご確認ください。

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卒業生インタビュー🎵 デザイナーコースMUGURUMA先輩

  • 2025年05月02日
  • Category

「always out of stock 」企画・デザイン担当 六車健さん

本学園アパレル造形科デザイナーコースを卒業し、DIESEL JAPANに入社。

玉川高島屋店舗にて販売、メンズMD、メンズVMDを担当し、
その後にフラッグシップショップ「SOMETHING & ASSOCIATES c/o OFF-WHITE TOKYO」の店長を務められました。

現在は「always out of stock」で企画・デザイン業務を担当されています。




―六車さんは「DIESEL」や「OFF-WHITE」で販売員として経験を積んだ後、
 現在の企画・デザインの仕事に就いていますよね。

 

はい。とくに「OFF-WHITE」に関しては、
日本での立ち上げにも参加するなど貴重な経験をさせていただいたのですが、
tfacでデザインを学んで卒業したからこそ、
今の企画・デザインの仕事はずっとしてみたかったんです。

 

 

―tfacで学んだデザインのスキルとは、具体的にどのようなものですか?

 

 一つ挙げるとすれば、“デザイン画の描き方”についてですね。

デザイナーさんによって描き方は十人十色ですが、
僕は“描きすぎないこと”を大切にしています。

詳しさよりも「どう端的に伝えるか」に重きを置いていますね。
在学中、ある先生がそれを教えてくださり、今でもその方法を大事にしています。

 

 

―デザイン画を提案する際に心掛けていることは?

 

やはり先方とのコミュニケーションですね。

デザイン画だけでは伝わらないこともあるので、
それをいかに分かりやすく説明できるかが試されます。

コロナ禍が明けて面と向かって話せるようになってから、
コミュニケーションの大切さに改めて気づきました。

自分の思い描いたデザインを形にするためには、
相手と直接やり取りすることがなにより重要です。

 

 

 

―そんな六車さんがtfacに入学を決めた理由を教えてください。

 

理由はただひとつ「先生を独り占めしたいから」です(笑)。

昔から、聞きたいことはなんでも質問しにいくタイプだったので、
先生方との距離が近いtfacに強く惹かれました。

先生が常に近くにいる環境は僕の理想でしたね。

 

 

最後に、ファッション業界を目指す皆さんにメッセージをお願いします。

ファッションの世界というのは、かなり”ガッツ”が必要な業界です。

なかには下積みが長い職業もあり、辛いこともたくさん経験することと思いますが、
へこたれずに頑張り続ければ必ず報われる世界でもあります。

まずは、それぞれの目標に向かって諦めずに突き進んでください!

 

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卒業生インタビュー🎵 スタイリスト科ITO先輩

スタイリスト 伊藤文香さん

2018年に本学園スタイリスト科を卒業後、スタイリスト徳永貴士さんに師事。
2023年に独立し、現在は俳優や広告のスタイリングを担当されています。

 

 

 

―伊藤さんがスタイリストになろうと思ったきっかけはなんですか?

 

小学生時代に遡りますが、当時はまだスタイリストという職業を知らなくて、
モデルさんはみんな自分で洋服を準備していると、本気で思っていたんです(笑)。

そんな中、雑誌を読んでいたら「スタイリスト」という文字が目に入って、
そこで初めてその職業を調べました。小学5年生の頃ですね。

「かっこいい!」と思い、スタイリストになりたいと感じるようになりました。
それからずっとその夢を追い続け、現在に至ります。

 

 

―テレビや広告など、スタイリストとして幅広く活躍されていらっしゃいますが、最近はどのようなお仕事がありましたか?

 

某バラエティ番組ではアーティストの方をスタイリングしたり、
アニメの舞台挨拶では若手の男性声優さんをスタイリングしたりしました。

それから化粧品の広告にも携わったりなど、お仕事の内容はさまざまですね。

 

 

―伊藤さんにとって、スタイリストの魅力とはなんでしょう?

 

自分のやった仕事がはっきりとした形で見えることです。

テレビや雑誌の表紙……。
それらが成果として世に出た瞬間、自分のことを誇らしく思いますね。

 

 

―ご自身のお名前がクレジットされるのも嬉しいですよね。

 

そうですね!
テレビ番組ですとエンドロールで名前が出たりするので嬉しいですよね。

ですが、CMの場合はかなりルールが厳しくて。
SNSにも実績をアップできなかったりするんです。

自分の仕事が世間に公表できないのは、ちょっと悔しいですね(笑)。

 

 

 

―では、スタイリストの大変なところとはなんでしょう?

 

やはり、一番は「体調管理」だと思います。

早朝から仕事が始まるときもあれば、深夜に仕事が入るときもあります。
ここ最近に携わったスポーツ番組もスタートが夜中の2時でした。

寝る時間が不規則になりがちなのは、スタイリストの辛いところですね。

 

 

―在学中のお話を聞かせてもらえますか?

tfacで学んだことで、現在も活きていることはなんでしょう?

 

tfac独自の「研修制度」ですね。

在学時から研修でいろいろな現場に行かせていただき、多くのことを学びました。

当時から現役のスタイリストについてまわっていたので、
卒業後もすぐにそのノウハウを実践することができましたね。

研修を通して培った経験は、現在でも変わらず役に立っています。

 

 

―小学生時代から追い続けた夢を叶えるなんてとても素敵ですね!

では最後に、ファッション業界を目指す皆さんにメッセージをお願いします。

 

ファッション業界は、皆さんが思っているより華やかな世界であると信じています。

辛いこともたくさん経験するかと思いますが、
同じくらい楽しさを感じられる業界でもあります。

ですので、皆さんには諦めずに目標を追い続けてほしいですね!

 

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株式会社PBG 土屋享平さん

2021年に本学園アパレル造形科を卒業し、株式会社PBGに入社。

現在は、自社ブランドやOEMブランドの商品企画・生産管理業務などを担当されています。

 

 

―現在のお仕事内容とそのやりがいを教えてください。

 

現在は、商品の生産管理に加えて一部商品の企画やデザインも担当しています。

やりがいを感じるのは、自分がデザインした商品の売れ行きが良かったとき。

それから、街中で自社商品を着ている人を見かけたときです。
やっぱり嬉しい気持ちになりますね!

 

 

―生産管理や企画デザインをするうえで気を付けていることはなんですか?

 

“スタートダッシュを確実に成功させること”ですね。

最初のデザイン段階で素材なども一緒に決めていくのですが、
そこでつまずくと、ズルズルと締まりのない進行が続いてしまうんです。
何事も最初が肝心ですね。

 

それから、“品質表示のチェック”も大切です。

生産管理ならではの仕事ですが、洋服につける品質表示タグも僕が設定しているんです。
洋服においてとくに大事な部分なので、より注意して作業していますね。

 

 

―責任の大きい業務を担っているのですね! では、そんなお仕事の魅力とは?

 

自分が好きなことを仕事にできているという事実と、
学生時代に学んだ知識やスキルを今でも仕事に活かせている部分ですね。

 

 

―現在もお仕事に活きていると感じる、tfacで習得したスキルとはなんですか?

 

まずはパターンについてですね。
洋服を作る上での設計図ともいえるパターンですが、
在学中にその仕組みをしっかりと学んだおかげで、
洋服を図面の角度から観察できるようになりました。

それから洋服の素材についてです。
「素材学」という授業で学んだ素材についての知識は、
現在もかなり役に立っています。

 

 

 

―そんな土屋さんがtfacに入学を決めた理由を教えてください。

 

高校生だった当時、いろいろな学校の体験入学に参加しましたが、
tfacの雰囲気が一番自分に合っていると感じたんです!

僕が都会出身ではないこともあって、
そのアットホームな校風がより魅力的に感じましたね。

 

 

―では最後に、ファッション業界を目指す皆さんにメッセージをお願いします。

僕自身、学生時代のことを振り返ってみても「もっと勉強しておけば良かったな」と思うことばかりです。
なので、皆さんにはこれからの時間をより大切に過ごしてほしいですね。

自分が普段見ていない部分にこそ、新しい知識が詰まっています。
いろいろな物事を幅広く吸収していけば、きっと今後に活きてくるはずです。

頑張ってください!

 

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スタイリスト 中北健太さん

本学園スタイリスト科を卒業後、スタイリスト菊池陽之介氏に師事。

その後独立し、現在はファッション誌を中心に、WEB媒体、俳優、アーティストのスタイリングを担当し、幅広くご活躍中です。

 

 

―お仕事をするうえでの中北さんのスタイルを教えてください。

 

スタイリストの中には、出演タレントさんに合った衣装をピンポイントで用意する方もいらっしゃいますが、
僕はその逆です。衣装を多めに持参して、実際に選ぶのは現場で。というスタイルですね。

出演者ご本人とコミュニケーションを取ることでファッションの好みや気分も聞き出せるので、
スタイリングの際はその場の流れを一番大切にしていますね。

 

 

―現場の雰囲気もスタイリングに活かしているのですね! そもそもなぜスタイリストを目指したのですか?

 

僕がスタイリストを志したのは、その自由度の高さに惹かれたからです。

アパレル販売員ですと、“お店にあるアイテムの中からお客様にご提案する”かと思います。
一方でスタイリストは、“自分で集めたアイテムを使ってご提案する”という違いがあります。

それぞれお仕事のやりがいは異なるかと思いますが、
より自分主体で動けるスタイリストに魅力を感じたんです。

 

 

―自由度が高い反面、大変な部分もあるのでは?

 

一般的な会社員のように業務時間が固定されていないところは自由ですが、辛い部分でもありますね。

朝早くから夜遅くまで拘束されることも多いです。
終電で帰れないこともありますし、寝られない日も珍しくありません。

スタイリストの大変なところですね。

 

 

―tfacで学んだことで、お仕事に活かせていることはありますか?

 

やはり在学中に参加した研修の数々ですね。

実際に現場に行かないと分からないことは多いので、
お仕事の空気を感じられる良い機会だったと思います。

 

 

―最後に、ファッション業界を目指す皆さんにメッセージをお願いします。

 

何事も続けることが大切です。

どんなに自分の好きなことでも苦しい瞬間は絶対に訪れます。
それを乗り越えた先にはきっと新しい景色が見えているはずです。

皆さん、夢に向かってがんばってください!

 

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