バイヤーになるには | ファッション専門学校の東京服飾専門学校

How to achieve Buyer.

バイヤーは、国内外限らず流行の先をよみ売れる商品を買い付ける。または独自の視点で、他ではなかなか手に入りにくいものを独自のルートを構築して仕入れるなどのお仕事になります。
一から商品を作るブランドビジネスとは異なり、お店を利用されるお客様のニーズを汲み取ってお店作りをする重要なポジションになります。
服、バッグ、シューズなどのようにカテゴリーごとに担当者が分かれていて買い付けを行う場合や、小さなブランド・ショップでは、1人が買い付け商品全部を担当する場合があります。買い付けは、春夏、秋冬などのシーズン毎に行われます。年に2回から4回の買い付けが一般的でしょう。
一部のアパレル企業では、商品以外の仕入れを担当する部署をバイヤーとしていたり、最近の店舗ではそれぞれのお店において販売計画を立て、それぞれが仕入れを行うようになりつつあり、各店の責任者がバイヤーと呼ばれる場合もあります。
バイヤーになるには

収入や将来性

経験が必要な職業であるため、ある程度安定した収入が見込めます。
平均年収は、400〜500万円程度といわれています。

向いている人

商品を買いつけるうえで一番大切なのは、バイヤー自身に良いものを見抜くセンスがあるかどうかです。洋服を選ぶのであれば、それが本当にオシャレなのかどうかを自分の美意識で考えなければいけません。また、計算をしたときに利益が出せる見込みがなければ、どんなに良い商品でも買いつけることはできません。バイヤーには、良い商品を選ぶセンスだけではなく、商品を確実に売るための分析力・計算力が必要です。

進むべき進路

衣服、ファッションアイテムを扱うバイヤーであれば何よりも「ファッション大好き」「おしゃれ大好き」かと思います。ファッション業界での仕事を目指しての学校選びであれば服飾専門学校で学ぶことが良いかと思います。
大学や他の進路からでも目指すことはできますので、自分の興味あることを追求出来る学校、学科が望ましいですね。

必要なスキル

バイヤーは販売員出身の人も多くいます。販売員は店頭で何が売れるのかをよく熟知しており、ブランドについても転職者よりも分かっています。また、販売員出身者は憧れのバイヤー職に就くとモチベーションも高く、良いバイヤーになる事も多いようです。

必要なスキル学べる学科コース

広く商品知識やブランドについてを学べる学科やコース、またはお客様のニーズを理解するための販売職への就職が有利な学科コースが一番適していると思います。とくに技術として、何か技能を習得することは無いように思いますが関係する職種へのインターンシップや研修、アルバイトなどを得るチャンスも重要だと思います。

役立つ資格やオススメの資格

店舗運営に関する知識を身につけていることは大前提。加えて、ファッションのトレンドや顧客のニーズを常にインプットしておかなければいけません。そのため、バイヤーとして活躍する前に、店舗スタッフとしての経験が求められるケースがほとんど。店舗スタッフとして入社し、ゆくゆくはバイヤーへ、というキャリアプランが一般的です。